国際観光施設協会「ホテル旅館のための安全・安心読本2020」を出版
2020年7月27日(月) 配信

国際観光施設協会(鈴木裕会長)はこのほど、「ホテル旅館のための安全・安心読本2020」を出版した。
自然災害への対応や、情報セキュリティ対策などをまとめている。エコ小活動や新ユニバーサルデザイン客室研究、IT ワゴン研究、観光施設の耐震研究、海事観光活動、観光施設のフェーズフリー研究など多岐にわたる研究活動を展開する同協会の技術委員会。2016年からは、こうした「観光施設メディアラボ」の連載企画としてオータパブリケーションズ社の「週刊ホテルレストラン誌」誌面で掲載してきた。
今回の冊子は同内容を見直し、A4判、92㌻にまとめたもので①施設の耐震性向上②施設の防火対策③建築設備・FFE設備の安全性④内外装材の安全確保と維持保全⑤日常の災害対策――の5章で構成する。
1つのテーマを見開き2 ページ分の分量で、図や写真も多用し、まとめている。また、執筆者の名前や顔写真などを掲載し、読者が質疑・問い合わせなどを自身で行えるようにした。冊子は、1500円(税込・送料別)で、申し込みはFAXかメールで受け付けている。
鈴木会長は巻頭言で、「日本で観光技術を手掛ける協会として、観光施設の安全・安心を扱うことは必須条件。今回、当協会がさまざまな業種の会員に業務内容で扱われる安全・安心のための技術について記事を冊子にまとめたので、お役に立てれば」とのコメントを掲載している。
問い合わせ=tel03(3263)4844。