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近ツー、アバターで接客対応 オンライン旅行相談始める

2021年11月4日
編集部:長谷川 貴人

2021年11月4日(木)配信

「旅のアバターコンシェルジュ」サイトイメージ

 近畿日本ツーリスト(髙浦雅彦社長、東京都新宿区)は11月1日(月)、アバターによるオンライン接客サービス「旅のアバターコンシェルジュ」の提供を始めた。店頭で提供している対面による旅行の相談や予約のサービスを、利用者が自身のパソコンやスマートフォンを通して受けられる。

 同サービスは事前予約制で、旅行先や旅行商品、旅全般に関わる専門知識を持った同社スタッフが「アバター」を介して接客案内を行うもの。同社店舗に設置されたテレビ電話窓口を通して提供している「旅のコンシェルジュ」と異なり、店舗に行かずに旅行の相談ができる。これにより、多様化するお客のニーズや相談に、より的確に対応できるようにする。

 旅に関する情報取得と行動決定がデジタルデバイスに集約化されている昨今を踏まえて実現。同社が今まで培ってきた接客スキルを生かし、ヒューマンタッチなオンライン接客による一気通貫の顧客サポートを目指す。

 今回の同サービスはその第1段階であり、2022年春には旅マエ・旅ナカ・旅アトを通した旅のサポートサービスの提供を予定している。

 今後の展開として、アバターを趣味嗜好にあったスペシャリストアバターや、KNTメンバーズクラブ会員のみが会えるアバターなど順次増やしていく予定だ。

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