国交省、ポケGOと連携 歴まち・小田原にポケストップを置く
2021年11月16日(火) 配信
国土交通省は11月15日(月)から、スマートフォン向けアプリ「Pokémon GO」(Niantic)と連携し、新たなポケストップの設置による歴史的建造物の紹介を始めた。
ポケストップは神奈川県・小田原市歴史まちづくり計画の重点区域の、板橋・南町・かまぼこ通り周辺の地区などに置かれ、「建造物の説明」や「歴まち情報サイト」へ誘導して紹介する。対象となる建造物は25カ所。
歴まち認定都市は、地域固有の風情や情緒を維持向上するために歴史まちづくりに取り組んでおり、歴史まちづくり法に基づく歴史的風致維持向上計画について、国の認定を受けた都市。11月現在、全国で86の都市が認定を受けている。このうち、2期計画が認定されているのは27都市。
小田原市は2011年5月に歴史的風致維持向上計画を策定し、今年3月末に第2期計画の策定・認定を受けた。第2期計画では、歴代の小田原城主にゆかりのある3神社や、二宮金次郎が生まれ育った栢山地区、現在の魚市場のある早川地区を新たに追加した。
今後は「全国の歴まち認定都市にも取り組みを広げていき、歴史まちづくりを盛り上げていく」(国交省)予定だ。