JTBグループ、環境負荷の削減で サステナビリティを加速
2022年1月26日(水) 配信
JTBグループは3月12日(土)に迎える創業110周年を機に、サステナビリティへの取り組みを加速させ、「心豊かで持続可能な社会の実現」を目指す。サステナブルな経営を推進するにあたり、各部署を横断し連携した取り組みを行う「サステナビリティ委員会」を設置し、サステナビリティ戦略を策定。優先的に取り組む3つの重要課題を特定した。
重要課題は、「心豊かなくらし」「人々をとりまく環境」「パートナーシップ」の3つ。ツーリズム業界における環境負荷などのマイナスのインパクトを重要な課題と認識し、JTBならではの3R活動(Responsible Business・Responsible Tourism ・Responsible Value Chains)を実施していく。すべての活動は、「サステナビリティ委員会」で進捗管理を行い、透明性のある情報開示を行うとした。
具体的には、環境負荷削減の貢献として、地域と一体となった「JTB地球いきいきプロジェクト」の継続をはじめ、「CO2ゼロ旅行プログラム」や「CO2ゼロMICE」などのソリューションを拡大していく。
さらに、ツーリズム業界全体における環境負荷の削減として、スコープ3におけるCO2排出状況の把握を2021年度中に行い、22年度中にJTBグループ全体での削減目標を設定する。また、グローバル基準に基づいた持続可能な社会への取り組みを進める。
なお、重要課題ごとの取り組みを分かりやすく理解してもらうため、このほどJTBコーポレートサイトのサステナビリティページを刷新した。