ANTA、学校総合補償を提供 教員負担減で修旅需要の獲得支援
2022年4月12日(火) 配信
全国旅行業協会(ANTA、二階俊博会長)と損害保険ジャパン(白川儀一社長、東京都新宿区)は4月旅行開始分から、「学校旅行総合補償制度」を提供している。学校と旅行会社それぞれが申し込んでいた保険内容をまとめた。
学校が学校旅行総合保険に加入し、旅行会社が旅行特別補償保険などに入っていたが、ANTA会員による同制度へ申し込みで、両保険の補償内容をまかない、申込書提出や保険料の振り込みなど教員の負担を軽減することで、会員による修学旅行需要の獲得を支援する。
同制度は学校旅行固有のニーズ「保護者の駆け付け費」や「緊急時に支出する職員派遣費用」、「学校が賠償責任を問われた場合に支払う補償金」などを補償。さらに、旅行会社が旅行中にケガをした参加者に特別補償制度で支払う見舞金や、事故時に旅行会社の役職員が駆けつける費用などもカバーしている。