「今年の一皿」は「鶏むね肉料理」、健康志向を反映
2017年12月4日(月) 配信
ぐるなび総研は12月4日(月)、2017年「今年の一皿」を発表した。大賞は「鶏むね肉料理」。ヘルシーで、疲労回復に効果的な食材が、今年の世相を反映する一皿として選ばれた。
アスリートが、体づくりの一環として食べるものというイメージの強かった鶏むね肉。疲労そのものを取り除く効果を持つアミノ酸「イミダゾールジペプチド」を豊富に含むことから、健康への関心の高い現役世代や高齢者からの支持を集めている。
残業時間をめぐる問題など、働き方改善に対する関心が高かった今年。疲労回復を促す「鶏むね肉料理」は、仕事効率化や生産性向上を実現する要素の1つともいえる。美味しさやお洒落など、流行にとらわれない「健康」に着目した、堅実な食材(料理)が大賞に輝いた格好だ。
ほかのノミネートワードは、「強炭酸ドリンク」(準大賞)、「チーズタッカルビ」(急上昇ワード賞)、「日本茶スイーツ」、「フォトジェニックサンドイッチ」、「Neo日本酒」だった。