地域に忍び込む テーマは知られざる日本
2017年12月6日(水) 配信
ツアーの企画・運営を行うWALKJAPANのポール・クリスティ代表が、外国人向けツアーは知られざる日本を紹介し、一緒に地元社会に忍び込むことをテーマにすべきと提案した。
知られざる日本を探索・堪能するためには、行程バランスに気を配ることが重要になると主張。ツアー設定を少人数とし、歴史や文化などテーマに多様性をもたせることなど、外国人ツアーの要点を12月5日(火)、国際観光施設協会(鈴木裕会長)の講演会で解説した。
ツアーガイドは、参加者のよりよい思い出作りとリピーターを作り出す仕事。同氏は、彼らがツアーの要だとし、ツアー資格の所持だけではなく、外交的であることや、情報源を持っていることなど、必要な資質が多岐にわたると強調した。参加者には、ブランド大使になってもらい、会社のツアーを宣伝してもらう必要があると語った。また、近年セルフガイドツアーが急増していることも紹介し、2019年に開催されるラグビーワールドカップを境に、FIT(個人旅行者)がさらに増加すると予想した。