1位は別府温泉、「家族旅行に人気な温泉地」
2018年1月5日(金) 配信
大分県・別府温泉が、「2018年家族旅行に人気の温泉地ランキング」(楽天トラベル調べ)で1位となった。名物の「地獄巡り」のほか、大分マリーンパレス水族館や別府ラクテンチなど、家族連れで楽しめる施設の豊富さが、高評価につながった。
「プレミアムフロイデー」や「ゆけ、シンフロ部」など、大分県ではユニークなPR戦略を打ち出し、観光資源である温泉を国内外に向け発信している。その成果は、広告費に換算すると35億円超と非常に高い。別府温泉も負けじと昨年、温泉を題材にしたテーマパークをオープン(期間限定イベント)するなど、メディアやSNS(交流サイト)をにぎやかしている。
8つの温泉地の総称とされる別府温泉は、3千を超える源泉を持ち、8の泉質を有する。名物は、循環バスなどに乗っての「地獄巡り」。血の池地獄や海地獄、鬼石坊主地獄、龍巻地獄など、エリアごとに異なる表情をみせる泉源(地獄)を観覧できるほか、地獄によっては足湯にも浸かることができる。
駐車場などの受入体制が整っているため、「地獄巡り」ついでに水族館に寄るといった柔軟に楽しめることが、ファミリー層からの支持につながっているようだ。