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若年層の取り込み注力 さがみ湖リゾートがバレンタイン企画 

2018年2月7日
編集部:謝 谷楓

2018年2月7日(水) 配信

さがみ湖リゾートプレジャーフォレストでは、若年層の取り込みに力を入れている。バレンタイン企画「カップル挑戦スタンプラリー」もその1つ。写真は電飾イベント「相模湖イルミリオン」のイメージ

さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト(神奈川県相模原市)では、若年層の取り込みに力を入れている。3月13日(火)まで行うバレンタインイベントでは、若年層カップルをターゲットに据え、スタンプラリーを実施。参加することで、同施設のフリーパスやグループスキー場(イエティ、富士山2合目)の入場券が当たる抽選に参加できる内容となっている。

富士急行レジャー・サービス事業 営業収益の推移(同社決算資料をもとに本紙が作成)

 さがみ湖リゾートプレジャーフォレストは、富士急行が2007年に三井物産から買収した「旧さがみ湖ピクニックランド」を前身とするテーマパーク。富士急行では、キャンプ場を整備するなど多様な年齢層の誘客に力を入れてきた。これまで、億単位の設備投資を行っており、2017には若年層の取り込みを強化すべく、大型アスレッチック=鳥肌コロシアム「マッスルモンスター」をオープンした。今回のイベントを通じ、さらなる知名度アップをはかる。

富士急行レジャー・サービス事業 営業利益の推移(同社決算資料をもとに本紙が作成、クリックで拡大)

 富士山が世界遺産に指定されて以降、さがみ湖リゾートプレジャーフォレストでの目玉アトラクションのオープンが増加している。レジャー・サービス事業は、同社の売上高の約半分を占める主力事業。富士急ハイランドと並ぶ稼ぎ頭として期待されている。

 なお、さがみ湖リゾートはテーマパークのほか、バーベキューやキャンプ、温泉も楽しめる複合型リゾートとなっている。

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