キリシタン文化を巡る、日帰り路線バスの旅へ
2018年5月15日(火) 配信
九州産交ツーリズム(小高直弘社長、熊本県熊本市)はこのほど、天草行の快速バスと崎津集落の見学をセットにした「ロバの旅(路線バスの旅)」の企画販売を始めた。天草市の崎津集落を含む「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が、ユネスコ諮問機関から世界文化遺産に登録するように勧告されたことを受け、造成した。
ツアーは熊本市内を出発し、快速バスに乗って本渡へ。本渡からは「あまくさぐるっと周遊バス」に乗り換える。崎津集落をはじめ、天草のキリシタン文化を今に伝える天草コレジヨ館と天草ロザリオ館、大江教会の3つの関連資産を、バスガイドが案内する。料金は大人4千円(入場料は別途必要)で、個人で巡るより1500円近く安くなるように設定した。1人でも参加できる。