新会長に山西健一郎氏 (日本観光振興協会)
2018年6月15日(金) 配信
日本観光振興協会(山口範雄会長)はこのほど、2018年度の通常総会を東京都内で開いた。任期満了に伴う役員改選の結果、元三菱電機社長の山西健一郎氏が会長に就任した。「観光はさまざまな分野に寄与できる。皆様と一緒に協力して、事業を推進していく」と抱負を述べた。今年度は引き続き、観光立国に向けた産業連携・国民運動を展開していく。またインバウンドの急増を受け、関連する催しごとでのリスクを保障する保険事業も新たに始める。
70団体が認定を受けた日本版DMOへは、人材育成面で支援を行う。日本政府観光局(JNTO)、日本旅行業協会(JATA)と共催するツーリズムEXPOジャパンを通じた、双方向交流の促進も継続することとなった。ニューツーリズム事業の牽引役も引き受ける。
新任となる役員(副会長・理事)は次の各氏。
植木義晴(日本航空会長)▽上田清司(埼玉県知事・全国知事会会長)▽安富正文(東京地下鉄会長)▽泉雅文(四国旅客鉄道会長)▽藤井秀則(東海旅客鉄道常勤監査役)▽和田林道宜(近畿日本鉄道社長)