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実践女子大学、KNT首都圏と「ユニバーサルツーリズムを学ぶ」

2018年6月25日
営業部:後藤 文昭

2018年6月25日(月) 配信

3学部を横断し、1~4年生まで126人が受講した

実践女子大学(城島栄一郎学長)と近畿日本ツーリスト首都圏の連携講座「ユニバーサルツーリズムを学ぶ」の集大成として、学生がチームごとに企画した「高齢者や障害者も楽しめる渋谷観光ツアー 」の最終プレゼンテーションが6月22日(金)に行われた。同講座は、実践女子大学が4月に開講した「オリンピックと観光産業」の授業の一部。

 ツアーは1チーム5人に分かれ、「歴史」や「パラリンピック」などを切り口に、それぞれ渋谷のさまざまな場所のバリアフリーを調べて企画。最優秀賞には、「ちょっぴり刺激的な大人の遠足IN渋谷」をテーマに代々木公園やNHKスタジオパークなどを巡るツアー「#渋友」が選ばれた。

 ポイントはVR体験を組み込んだこと。企画した学生は授業でクラブツーリズムが視覚障害者向けに行っている「夢の自動車運転体験ツアー」について学び、「普段はできない激しい運動なども、VRを活用すればできる」と考えツアーに取り入れた。KNT-CTホールディングス地域交流部の渕山知弘課長も「VRを取り入れた点はポイントが高い。障害者向けに地方ではさまざまなプログラムがつくられている」とし、評価した。

 授業を担当した文学部国文学科、オリンピック・パラリンピック連携事業推進室の深澤晶久教授は、 「短い時間の中で、アクセシブル・ツーリズム本質を理解し、取り組んでくれた。女子大生らしいアイデァも出て、自分も新たな発見があった」と総評した。

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