全国から約90人の女将が参加 鹿児島で盛大に女将サミット開く
2018年7月4日(水) 配信
全国旅館おかみの集い-第29回 全国女将サミット2018鹿児島-(事務局=旅行新聞新社)が7月4日(水)、城山ホテル鹿児島(鹿児島県鹿児島市)で開かれた。前日の台風で交通機関の乱れもあったが、全国から旅館の女将が約90人参加。年に一度の再会に花を咲かせる場面が多く見られた。
今回は、大河ドラマ「西郷どん」の舞台であり、明治維新150年で盛り上がる鹿児島の地で開催。有村青子氏(指宿シーサイドホテル女将)、下竹原成美氏(指宿白水館女将)の2人の運営委員長のもと、鹿児島らしさ溢れる会となった。
下竹原委員長は開催にあたり、「一人ひとりと握手をしたいほど」と謝意を述べた。また、有村運営委員長は、「これからは女性の力で観光を盛り上げていきましょう」と呼び掛けた。特別委員の旅行新聞新社・石井貞德社長は「宿泊業界はさまざまな問題があるが、温泉ブランド・女将ブランドの確立を応援したい」とあいさつした。
全体会議では、「西郷どん」の原作者で作家の林真理子さんが基調講演に立ち、 「奥さん3人を中心に書いたら男性作家とは違う西郷隆盛像を描けると思った」などと作品の裏話などを語り、会場を沸かせた。