観光教育に関するモデル授業実践校を募集、観光庁
2018年8月23日(木) 配信
観光庁は9月13日(木)まで、国内初となる観光教育に関するモデル授業実践校を募集している。同庁は、子供たちが観光産業に興味関心を持てるよう「観光教育」に取り組んでいる。すでにモデル授業案を作り上げた。今年度は実践校で授業案の効果検証や観光教育の普及促進をはかる考え。人材不足が叫ばれるなか、小・中・高等学校から未来の観光産業の担い手を育てていく。
昨年度は観光教育に関する調査授業を行った。現地視察や文献調査、聞き取りなどで、国内外の先進事例(国内10、海外3)を集め、整理・分析。専門家の意見も取り入れ授業案を構築した。
授業案は導入、展開、応用の3つのモデルをそれぞれ用意している。地域理解や観光産業への興味から、外国語の学習などを経て、より踏み込んだ観光産業の労働経験や就業意欲の向上へと段階的に学べるようにした。
今回は、選定数を2校程度とする。応募者のモデル授業計画内容などを、有識者らの意見も踏まえて審査し、実践校を選ぶ。選定基準は①先進性②適格性③具体性④実効性⑤継続性――の5つ。実施期間は今年9月ごろから来年2月末まで。
観光教育に関するモデル授業の実践校を募集します! | 2018年 | トピックス | 報道... 28 shareshttp://www.mlit.go.jp/kankocho/topics06_000165.html
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