東京レストランバス 「東京観光の新たなシンボルへ」 ウィラー
2018年10月3日(水) 配信
ウィラー(村瀨茂高社長)は10月5日(金)から、東京レストランバスの通年運行を始める。東京でレストランバスを定期的に走らせるのは初の試み。レストランバスは2016年に始まり、北海道から沖縄まで全国各地を巡ってきた。これまでのノウハウを生かし、満を持して東京での通年運行に着手する。
レストランバスは1階がキッチンで、2階に25人が着席できる対面式の座席とテーブルがある。2階天井は開閉式の透明な屋根。東京の観光名所を車窓や開かれた天井から眺めつつ、シェフが1階で腕を振った料理を楽しめる。通年化したことで、四季折々のメニューや街の風景などを、柔軟にコースに組み込めるようになった。
「今回が完成形ではなく、どんどん生まれ変わる。東京観光の新たなシンボルに仕上げていきたい」。運行を担うウィラーエクスプレスの平山幸司代表は、10月3日に開いた発表会で意気込みを語った。
発着地点は東京ミッドタウン日比谷に設定し、ランチとディナーの2コースを用意した。コースは約2~3時間をかけて回るため、じっくり料理と景色を堪能できる。
「こだわったのは料理」(平山代表)だという。2コースともにローカロリーフレンチを出す。全国の病院や福祉施設などでフードサービスを行うLEOCが提供する。ランチで1300㌔㌍、ディナーで1600㌔㌍にまで抑えた。
夜はテーブルがLEDライトに照らされ、きらびやかで華やかな雰囲気を演出する。平山代表は「特別な日にも利用してもらえる」と話した。
※……料理や予約ウェブサイトなどは下記の記事内にまとめてあります。