冬の着地型体験「飛騨みんなの博覧会」 25日から受付開始
2018年12月21日(金) 配信
岐阜県飛騨市はこのたび、2019年1月15日(火)~2月24日(日)まで開催する「飛騨みんなの博覧会2018冬」の公式ガイドブック完成を発表した。着地型体験観光イベントで、18年12月25日(月)から申し込み受付を開始する。
□「飛騨みんなの博覧会」(通称:飛騨みんぱく)とは?
長良川おんぱくなどで知られる温泉博覧会(おんぱく)の手法を飛騨市版にカスタマイズした、飛騨の魅力を飛騨で体験する着地型体験観光イベント。2016年から始めて、今回で4回目の開催になる。
飛騨市を愛してやまない「濃い」メンバーが提供する体験プログラムは、伝統的な和紙作りや寒干し大根の料理教室、テレマークスキー体験など、飛騨の冬の魅力を体験できる10の厳選プログラムを用意する。
受付開始:2018年12月25日(火) 午前10:00~
受付方法:公式Webサイト、もしくは各プログラム(公式Webサイト参照)に電話
開催期間:2019年1月15日(火)~2月24日(日)
※会場、時間、参加費などは各プログラムにより異なる
WEBサイト:以下のページリンクから
□オススメプログラム
山中和紙最年少職人と過ごす、和紙の村
挑戦!楮たくりから紙すきまで。山中和紙のすべて
山中和紙の歴史を受け継ぐ数少ない職人と和紙の村での一日を過ごしませんか?
雪国ならではの製法で作られる、約800年前から伝わる河合の山中和紙。原料の楮(こうぞ)やトロロアオイもすべて自家製で、余計なものは入れずに漉かれている。素朴で丈夫な和紙が出来ていく過程を、一日かけてじっくり体験できる。自分で漉いた紙は土産として持ち帰り可能。
昼食には、トマト農家でもある案内人が絶品トマトカレーを振る舞う。
案内人:長尾隆司
河合町で夏はトマトの生産、冬は山中和紙の製造を行う長尾農園を経営。飛騨の豊かな自然や伝統を未来に繋いでいけるよう農業、和紙作りに取り組んでいる。
天然フリーズドライ!?究極のスローフード
天空の里から出張!寒干し大根お料理会
寒干し大根の可能性、教えます。
標高1千㍍の天空の里、山之村の厳しい寒さの中で寒干し大根は作られる。軒先に干された大根は、夜に水分が凍り、昼の暖かさで融けて抜ける、それをいく日も繰り返すことで、天然のフリーズドライ、大根本来の甘みがたっぷり凝縮された寒干し大根になるのだ。
現代人に不足気味の食物繊維やカルシウムも豊富で、乾物なので災害時の保存食としても重宝する。“どうやって食べたらいいのかな…?”そんな声に応えて、今回は簡単で美味しい調理法を山之村のお母さんらが伝授する。地元のジビエを使った豪華なすき焼きから、濃厚グラタンやマリネサラダなど、究極のスローフードを体験できる。
案内人:すずしろグループ
岐阜県飛騨市神岡町の山之村地域で伝統保存食、寒干し大根の製造販売を行っているグループ。たっぷりの愛情を込めて作っている。
笑いながら転ぶ!ゲレンデで一番目立つスキー
テレマークスキー体験 ヘンなスキー入門!
北欧発祥で現在のスキーの原型~テレマークスキー体験イベント
スキージャンプの着地姿勢でおなじみの膝カックンのターンの基本を学ぶ。歩く、登る、滑るを一本のスキーで可能になる。
レンタル付きなのでスキーウエアがあれば気軽に参加できる。ただしボーゲン(=スキー板をV字形に開き、速度を落としながら回転すること)が出来て、リフトに乗れる人が対象。
テレマークスキー歴25年のガイドが、楽しく滑るコツを伝授。体験イベントを通して、テレマーカーの仲間入りに!
案内人:ワンダーガイド 大田利正
飛騨古川ユースホステルオーナー。スキーがやりたくて飛騨に移住して37年。テレマークスキーの楽しさを知ってもらいたいと、宿泊者を対象に講習会を開催している。今回地元の人にも門を開放した。