物産館と足湯オープン 霧島市 日当山西郷どん村
2019年2月10日(日) 配信
西郷隆盛が日当山温泉滞在時の宿とした龍宝家の屋敷を再現した「西郷(せご)どんの宿」などを備えた、鹿児島県霧島市の観光施設「日当山西郷どん村」に1月23日、地元特産品の販売所やレストランなどを備えた物産館や、源泉を使った足湯が誕生した。
販売所では、黒酢製品やさつま揚げ、霧島茶といった地元特産品をはじめ、農畜産物や工芸品など、さまざまな商品を販売する。霧島ガストロノミー推進協議会が認定するブランド「ゲンセン霧島」の商品も取りそろえる。
レストランは全46席。午前11時から午後3時までは、さつま揚げやきびなご、がね天など、地元食材をふんだんに使ったランチビュッフェを楽しむことができる。同3時から同6時まではカフェとして利用できる。
料金はランチビュッフェが大人1100円、小学生以下600円、4歳未満無料。500円で肉または魚料理の追加もできる。カフェタイムのドリンクバーは1人250円。
足湯は、敷地内の泉源から引いた温泉を利用。全長は約13㍍あり、一度に18人程度が座ることができる。車イス2台分のスペースも備える。
同施設には日本庭園や西郷が馬をつないだとされるイヌマキの木もある。「西郷どんの宿」では、西郷や坂本龍馬をイメージした衣装を着て写真撮影も楽しめる。
「日当山西郷どん村」の営業時間は午前9時から午後6時まで。入場無料。場所はJR日当山駅から徒歩約6分。大型バス3台、普通車70台分の駐車場を完備。