リクルートライフスタイルと富士吉田市が包括連携協定結ぶ 観光促進や地域創造をはかる
2019年3月13日(水) 配信
リクルートライフスタイル(淺野健社長、東京都千代田区)と山梨県富士吉田市(堀内茂市長)は3月12日(火)、包括連携協定を締結した。「富士吉田市観光基本計画」に基づき、観光振興による地域創造や、訪日外国人を含む観光誘客と地域特有の観光資源の活用を推進する。
リクルートライフスタイルが運営する「じゃらんリサーチセンター(JRC)」と富士吉田市は2017年、時代に適合カタチで同市の観光資源を効果的に活用し、地域の人々と連携・協働した観光施策により地域の活性化をはかるため、「富士吉田市観光基本計画」を策定した。18年5月からは、着地型旅行商品の新規造成促進をスタートした。併せて、カードや電子マネー、QRポイントが使える決済サービスを活用したキャッシュレス化を推進。JRCが富士吉田市内の100事業者に、1事業者1台を原則としてipad/Airペイのカードリーダーの無料貸し出しを行った。
同日、富士吉田市役所で協定の締結式を行った。リクルートライフスタイル執行役員・旅行領域担当の宮本賢一郎氏は「富士吉田市には、地域らしい体験プログラムやアクティビティーコンテンツの充実が必要だと感じている。日本に訪れている多くの外国人の満足度を検証し、富士吉田市らしい体験やアクティビティーの造成をさらに加速させることが必要」とし、「JRCを通じて、未来に向けて自走する富士吉田市を創るお手伝いをしていきたい」と語った。
堀内茂市長は、「JRCとの連携をさらに深め、本市の持つ独自の観光資源を磨き上げるなど、魅力ある地域として来訪する方々に楽しんでいただける取り組みを進めていきたい」と力を込めた。