西日本新聞旅行の株式70%を日本旅行に譲渡 九州エリアの活性化へ
2019年6月14日(金) 配信
日本旅行(堀坂明弘社長、東京都中央区)と西日本新聞社(柴田建哉社長、福岡県福岡市)は6月6日(木)に、包括的業務提携を結んだ。
西日本新聞社の100%子会社「西日本新聞旅行」(野口喜久子社長、福岡県福岡市、社員11人)の株式70%を日本旅行に譲渡し、九州エリアの活性化と、他地域との相互交流拡大に取り組む。
具体的には、西日本新聞社や、グループ会社が主催する展覧会や公演、観光シンポジウムなどに加え、国際的なスポーツイベントなどを、日本旅行のネットワークを生かして全国、世界中から誘客・交流をはかる。
また、西日本旅客鉄道(JR西日本)グループの日本旅行は、おとなび・ジパング商品部と連携し、京阪神エリアの歴史や文化を体感できる高品質な商品を開発。西日本新聞購読者へのサービスを高めていく。
さらに、西日本新聞旅行の実績のあるバスツアーコンテンツなどを活用しながら、日本旅行の顧客を九州域内に送客することも視野に入れている。