ユーザー情報を掲載 「みんなのツーリングマップル」がオープン
2019年8月20日(火) 配信
昭文社(黒田茂夫社長、東京都千代田区)はこのほど、「ツーリングマップル」の公式ウェブサイトとメインコンテンツの1つ「みんなのツーリングマップル」をオープンした。
同社の積み上げてきた取材や、著者ライダー陣のツーリングにまつわるノウハウと地図情報を活用し、ユーザーの幅広いニーズに応える。
とくに、メインコンテンツとして最初に公開したのが「みんなのツーリングマップル」と題したユーザーからの投稿で構成させるクチコミ地図となっている。
同サイトは、ツーリングマップル本誌のライダー目線に立った、旅人に有効な情報に加え「ウェブを用いて広く情報を集め、即効性の高い発信ができれば、ユーザーのツーリングライフの充実につながる」との考えからオープンしたもの。また、同社の長年の課題であった「すべての人に100%満足してもらえる内容を提供すること」についても同サイトで解決をはかる狙いもある。
今春に売り出したツーリングマップル2019年版では、読者からの投稿画像をTwitter(交流サイト)で募集し、初めてユーザーと作るページを創った。さらに、ユーザーと同社が共に創る(共創)を進めたのが、今回のウェブ企画となる。
□サイトの特長と内容
ユーザーは、投稿用地図の任意の場所に、Twitterを介してクチコミを投稿できる。
旅先で出会ったステキな景色や、美味しいごはん、穴場の温泉など、さまざなな自分の感動やオススメを、他のユーザーに伝えることができる。また、ツーリングマップル本誌の情報から変化している情報、通れなくなった道、危険な道なども指摘できる。
投稿が集まった地図は、「次回のツーリング先の周辺に、何かいい情報はないだろうか」という時や「ツーリングした先で、寄り道を探したい」というような場面で、とても有用となる。Twitterへアクセスして、投稿者へ「いいね」を押すなどして交流することもできる。
掲載した情報は、必要に応じてツーリングマップル本誌にもフィードバックされるので、例えばユーザーの投稿を本誌に採用することも検討している。
近年、旅の情報をSNSから入手する人が増えているが、ハッシュタグの検索では欲しい情報を得られない。「みんなのツーリングマップル」では、場所から情報を得られることが、これまでに類例のない利点だ。
また、投稿にはTwitterを使うので、新たなアプリをインストールしたり、新しいSNSアカウントを管理する必要がない。今後、InstagramやFacebookなど経由の投稿も検討・予定している。これまでのつぶやきにワンアクション入れるだけでできる手軽さも、同企画ならではのメリットとなっている。
□今後の展開について
編集部では「みんなのツーリングマップル」を使った各種キャンペーンやプレゼント企画なども、多数検討している。なお、「ツーリングマップルWEB」は、「みんなのツーリングマップル」以外にも、今後ツーリングに役立つ情報や、読んで面白いコラムなど、幅広く展開していく予定だ。