商船三井客船のクルーズ客船「にっぽん丸」、海保の大型旅客船災害想定救助訓練に協力
2019年8月23日(金) 配信
商船三井客船(山口直彦社長)はこのほど、海上保安庁第三管区海上保安本部が中心となり行われた大型旅客船災害想定救助訓練に協力した。横浜港で同社のクルーズ客船「にっぽん丸」(全長166.6㍍、2万2472㌧)を使い、災害時さながらの訓練が行われた。
来年の東京五輪・パラリンピック開催を見据え、訓練は「東京港を航行中の船内で、体調不良を訴える乗客が多数発生した」との想定で実施された。東京消防庁や横浜市消防局、神奈川県警なども参加し、停泊中の「にっぽん丸」に消防庁の消防艇「おおえど」が接舷し、隊員が移乗して乗客を救出する訓練などを行い、手順などを確認した。
□「にっぽん丸」の概要
総トン数:2万2472㌧
全長:全長166.6㍍
旅客定員:最大524人(ツインベース 398人)
客室:202室
乗組員数:230人
全幅:24.0㍍
喫水:6.6㍍