「変なホテル 関西空港」11月1日オープン 初の試みで天然温泉施設併設
2019年10月24日(木) 配信
エイチ・アイ・エス(HIS)グループの「変なホテル」が11月1日(金)、大阪にオープンする。関西地区では4軒目、全国で15拠点となる。変なホテルとして初めて、天然温泉施設を併設。関西国際空港から近く、空港までの無料送迎バスを出すなど、空港利用者らの取り込みを狙う。
今回の「変なホテル 関西空港」は関空から電車で1駅、車で15分に位置する。客室や天然温泉、レストランから大阪湾を一望でき、関空を離発着する航空機も見ることができるという。
海をイメージしたフロントには、チェックインに対応する恐竜ロボットを2体配置する。 清掃業務を効率化するため、ロボット掃除機「ルンバi7+」も試験的に導入する。
全客室は98室。もっとも多いタイプの「ロボホンルーム ベイフロント/ツイン」はオーシャンビューで、広さが18・1平方㍍、料金は1万1000円(1室)から。約80㌅の巨大プロジェクターがある「シアタールーム」なども用意した。
新たな試みとして取り入れた温浴施設は、「アクアイグニス 関西空港 泉州温泉」と名付けた。天然温泉の泉質は、「美人の湯」といわれる弱アルカリ単純温泉となる。大阪湾を一望の絶景露天風呂や内風呂のほか、ミストサウナがある。
一方、和食レストランの「青庵(セイアン) kyomachibori(キョウマチボリ) rikyu(リキュウ)」は、ミシュラン1つ星の「京町堀 莉玖(リキュウ)」が監修した。窓側のテーブル席からは大阪湾を眺めることができる。
朝食は和食ブッフェ、昼食は御膳や丼、にゅう麺などを提供し、夕食はさらにアラカルトもある。会席コースも用意し、団体客の宴会などにも対応する。
このほか、軽食や飲料を提供するカフェスペースや、ボディ・フットマッサージなどのリラクゼーションメニュー、 人気シェフの焼菓子が購入できる土産ショップもある。
□変なホテル 関西空港 概要
開業日:2019年11月1日
所在地:大阪府泉佐野市りんくう往来北1番地の23
アクセス:
JR関西空港線・南海電鉄「りんくうタウン駅」より徒歩約10分、 阪神高速4号湾岸線泉佐野南ランプ出口より5分
関西国際空港から電車で1駅・車で15分
駐車場:普通車40台、 身障者用1台、 大型車2台
無料送迎バス:ホテル~関西国際空港間