日南海岸南郷プリンスホテル、埼玉西武ライオンズをコンセプトとしたホテルに一新

ホテル・旅館, 九州・沖縄地方

2019年11月27日
営業部：後藤文昭

2019年11月27日（水）配信

　プリンスホテル（小山正彦代表取締役社長）はこのほど、運営する「日南海岸南郷プリンスホテル」（宮崎県日南市）を埼玉西武ライオンズをコンセプトとしたホテルに一新すると発表した。

　埼玉西武ライオンズの選手やメットライフドームを身近に感じられる、「国内外のライオンズファンが集う場所」として運営する。同改修には、西武ライオンズ（居郷肇社長、埼玉県所沢市）が協力する。

　ホテル7階を「ライオンズフロア」とし、客室もライオンズ一色の内装に改装。同客室には、春季キャンプ期間中、ライオンズの選手が宿泊する予定だという。客室の宿泊開始は2020年2月22（土）からで、現在宿泊予約を受け付けている。

□改装内容

ロビーの改装

　会見パネルを設置し、ヒーローインタビューを再現したSNS（交流サイト）映えする写真を撮ることができる。ディスプレーコーナーには、選手が実際に使用していた野球用具を展示する。

1 階廊下の改装

　ロビーから、エレベーターへと続く廊下に、「球団の軌跡・歴史の厚み」を表現する、軌跡・歴史年表を設置。壁面ガラスは、ライオンズカラーに装飾される。

7階エレベーターホールの改装

　正面壁面にメットライフドームのパネルを設置し、球場にたどり着いたかのような熱気と臨場感を演出する。また、選手が使用していた実物のベンチを設置し、フォトスポット化することにで、ホテルにいながら球場にいるかのような感覚を味わうことができる。

7階廊下<ビクトリーロード>

　7 階の廊下は、ホームベースーマウンド(プレート)～２塁ベースまで実寸で模したデザインになる。球団の歴史の厚みや勝利時の熱気あるシーンをグラフィカルに表現したライオンズ仕様のフロアとなり、歴代のユニフォームカラーのモチーフで廊下を彩る。

客室の改装

　全84 室の客室のうち、7 階の1 フロア（ツインルーム11 部屋、

ダブルルーム1 部屋）を改装。壁紙、絨毯、カーテンや寝具、テレビなどの改装に加え、「埼玉西武ライオンズ」をコンセプトに、勝利時の熱気を表現した壁紙や等身大パネル、「レオ人形」、などさまざまな装飾を部屋のアクセントに施す。なお、内容は客室によって異なる。

客室装飾の例：

① 選手等身大パネルの設置
② 「レオ人形」のセッティング
③ メインドアシリンダーキーのライオンズデザイン化
④ 若獅子ボイス目覚まし時計の設置
⑤ 各種写真の掲示

1 階「レストラン」

　1 階レストランでは、キャンプ時に選手から人気を集めているメニューなどをランチ、ディナーで提供する。

中2 階「バーカウンター」改装

　バーとして使用していた中2 階には、スポーツバーのような雰囲気で気軽にファン同士が交流できるよう、「L’s Library（仮称）」を新設する。またテレビを設置し、埼玉西武ライオンズの試合映像を放映し、遠く南郷からチームにエールを送る。さらに、埼玉西武ライオンズにまつわる歴代の写真集や関係書籍を自由に閲覧できる空間も設ける。

正面玄関

　正面玄関は、プリンスホテルと埼玉西武ライオンズを感じられるよう、互いのロゴ看板を大きく設置。併せて、売店のガラスやロールカーテンに、ライオンズ選手のラッピングを施す。