エアビー、千葉市でイベント民泊のホストを募る研修会開く
2020年2月28日(金)配信
エアビーアンドビージャパンは2月20日(木)、千葉県千葉市でイベントホームステイ(イベント民泊)のホストを募集する研修会を開いた。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会期間に、同市内にある自宅の提供に興味がある人を対象にしたもの。東京オリパラのイベントホームステイに向けた同社の研修会の開催は今回が初めて。
イベントホームステイとは、自治体の要請に基づき、一般でも旅館業法に基づく営業許可なく宿泊サービスを提供できる制度。千葉市は東京オリパラの競技期間のほか、市内の大規模イベントである4月の「ニコニコ超会議」、5月の「幕張ビーチ花火フェスタ」期間に同制度を適用した宿泊受け入れを実施できる。
研修会では参加者に向けて、トリップシード社長の小柳秀吉氏が実務研修を、エアビーアンドビージャパン執行役員の長田英知氏が内容説明を行った。ホストとしての心得や準備しておくべき事項のほか、集客に活用するWebサイトの利用方法など実際の事例と合わせて紹介した。さらに、千葉県警による国際テロの未然防止に向けた説明も行った。
ゲストには、昨年初めて訪日外国人の宿泊を受け入れた、千葉市在住の神長家の父・KENJIさんと、離れて暮らす息子・TAKASHIさんが出席。2人は参加者に向けて、民泊の受入に挑戦した理由や感想、今後民泊でやりたいことなどを語った。
TAKASHIさんは、民泊の受入をきっかけに「親子のコミュニケーションが増えた。親は子に、子は親に対して一緒に民泊をしないかと誘ってみては」と呼び掛けた。
□次回の千葉市の開催について
千葉市は2月29日(土)と3月8日(日)の午後1:00からも、同研修会を実施する。場所は千葉市中央コミュニティセンター10階会議室(千葉市中央区)。参加費無料、各回定員40人まで(予約優先)。詳細は以下のサイトから。