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ロケーションジャパン大賞 「埼玉県×映画『翔んで埼玉』」がグランプリ

2020年2月21日
営業部:後藤 文昭

2020年2月21日(金) 配信

監督や原作者も登壇

 第10回ロケーションジャパン大賞の表彰式が2月20日(木)東京都内で行われ、「埼玉県×映画『翔んで埼玉』」がグランプリに選ばれた。おきて破りの自虐ネタを逆手に取り、地元企業との商品プロモーションや、知事選啓発事業とのコラボレーションなどを展開し、郷土愛の醸成につなげたことが評価された。

 埼玉県産業労働部雇用労働局の勝村直久局長は、「県民が楽しんでいるのがこの映画の良さ。埼玉県に来るのに通行手形はいらないので、ぜひお越しください」と来県を呼び掛けた。

 監督の武内英樹氏は、「埼玉は何もないというテーマで作ったので、ひたすら何もない所を探すロケハンだった」と制作時のエピソードを披露。原作者の魔夜峰央氏は「この作品は、他の県では成立しない。埼玉県民のおおらかさと心の広さ、自分の県を悪く言われても笑ってくれる鷹揚さに救われた作品」語った。

 同賞は、ロケ地情報誌「ロケーションジャパン」(地域活性プランニング)が主催するもので、①支持率②撮影サポート③行楽度④地域の変化――4つの指標と約6千人の一般投票を基に審査された。今年は、2018年12月1日~19年11月30日に公開、放送された40作品63地域がノミネートされた。 

 授賞式には福田雄一氏や犬童一心氏ら各賞を受賞した映画監督らも多く駆け付け、会場に花を添えた。

 また表彰式終了後に行われたレセプションパーティーには、17地域から「鯖ンバ(福井県小浜市)など41のグルメが提供された。「十勝帯広は豚丼が有名。ジューシーで柔らかく、おいしいので、豚丼を食べにお越しいただければ嬉しいです」(北海道帯広市)、「冬は甘みが増す深谷ねぎと煮ぼうとうを食べに、ぜひ深谷にお越しください」など食の魅力をPRした。

埼玉県のブースには深谷ねぎや十万石まんじゅうなどが並んだ

 第10回ロケーションジャパン大賞準グランプリ以下の受賞は次の各作品と地域。

準グランプリ:連続テレビ小説『なつぞら』×北海道十勝エリア

【特別賞支持率部門】:ドラマ「今日から俺は!!」×栃木県足利市

【特別賞撮影サポート部門映画「七つの会議」×神奈川県綾瀬市

【特別賞行楽度部門】:映画「引っ越し大名!」×兵庫県姫路市

【特別賞地域の変化部門】:映画「デイアンドナイト」×秋田県鹿角市

【審査員賞】:映画「ハルカの陶」×岡山県備前市

【監督賞】:映画「キングダム「佐藤信介監督

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