移動しやすい東京目指し、「my!東京MaaS」始動
2020年4月9日(木) 配信
東京地下鉄(山村明義社長、東京都台東区。東京メトロ)はこのほど、東京での大都市型MaaSの取り組み「my!東京MaaS」を始動した。
鉄道やシェアサイクル、タクシー、コミュニティバス、航空などの多様なモビリティやサービスと連携し、「パーソナライズド」と「リアルタイム」をキーワードに、「移動しやすい東京」を目指す。併せて、積極的に目的地サービスとの連携をはかり「新たな移動価値の創出」に取り組む。
2020年7月には、東京メトロアプリをリニューアルし、マルチモーダルな経路検索機能を実装する。これにより、鉄道に加え、シェアサイクルやタクシー、コミュニティバスを含む経路検索ができるようになる。
20年度下期以降は、「移動のしやすさの追求(エレベータールート検索)」「健康応援」「ビジネス加速」「東京を楽しむ」などの取組みを推進し、東京の移動に新たな価値を共創する。
「東京を楽しむ」では、沿線地域・地元産業と連携し、MaaSの機能を活用した特設サイトを開設。魅力発信やデジタルクーポンの提供に取り組むとともに、東京都交通局や 「HELLO CYCLING」を提供するOpenStree、台東区循環バス「めぐりん」と経路検索で連携し、回遊性を高める。