「SMALL WORLDS 」、独自の新型コロナウイルス感染症対策を発表 施設開業は6月11日を予定
2020年5月16日(土) 配信
SMALL WORLDS(近藤正拡社長、東京都港区)は5月14日(木)、世界最大級の屋内型ミニチュア・テーマパーク「SMALL WORLDS TOKYO」内での独自の新型コロナウイルス感染症対策を発表した。併せて、延期中の同館の開業を緊急事態宣言の解除を前提に、6月11日(木)予定とした。
新型コロナウイルス感染症対策「Fight Back COVID-19」は、「密集」、「密閉」、「密接」、「入れない」、「うつらない」、「うつさない」の6つの視点で策定された。同感染症対策を実施した屋内型施設のプロトタイプとして、世界中に発信する。
「密集」の視点では、来場者が2㍍の間隔を保持しながら楽しめるよう、時間別に入場者数を制限する。館内滞在の時間も当面のあいだ2時間限定とする。来場者に対してはセンサーを用いたサーモグラフィーでの体温検査や、エントランスでの連絡先登録などを実施。連絡先は14日間保管し、万が一の場合、入場者全員との連絡を可能にする。
館内要所には、ウイルスや菌を不活性化する「噴霧器」を配置し、定期的に強力な換気を行う。人が集まりやすいフォトスポットでは、2㍍の立ち位置が分かるようホロライトで間隔を照射する。展示レイアウトも、来場者同士が真正面に向かい合わないようにしている。
また、手すりごとに非接触型アルコール消毒器および除菌ペーパー、エリアごとに手袋とごみ箱を設置。鑑賞マナーについてスタッフが注意喚起を行うとともに、ミニチュア展示内のサイネージやニュース映像でもエチケットに関するサインを掲示する。