KNT首都圏、2カ月ぶりに店舗営業再開へ 安全対策を講じて6月1日から
2020年5月28日(木) 配信
近畿日本ツーリスト首都圏(KNT首都圏、田ヶ原聡社長)は6月1日(月)から、新型コロナウイルス感染症拡大で臨時休業していた53店舗の営業を、約2カ月ぶりに再開すると発表した。KNT-CTホールディングス(KNT-CT)のガイドラインに沿った安全対策を講じるとともに、店舗内のテレビ電話システムを活用し、安心・安全な店舗体制の構築に努める。
KNT-CTでは、日本旅行業協会(JATA)と全国旅行業協会(ANTA)が発表した「旅行業における新型コロナウイルス対応ガイドライン」に基づき、同社独自のガイドラインを策定。KNT首都圏などグループ各社は、ガイドラインに沿った感染症予防対策を行う。
店舗では、従業員がマスクとフェイスシールドの着用(またはアクリル板や透明ビニールシートの設置)により飛沫接触の防止をはかるほか、事前来店予約を推奨し、三密を回避するなどの対策を実施する。
また、店舗に設置されたテレビ電話を通じて、経験10年以上のベテランスタッフがオンライン接客するシステム「旅のコンシェルジュ」も活用。同システムは現在、49店舗で利用できるほか、自宅から旅の相談ができる「旅のコンシェルジュ」の導入も予定している。
なお、全国の近畿日本ツーリストの店舗も、順次営業を再開する予定。
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