8月14日、「シーバス・ゼロ」を就航
2020年8月16日(日) 配信
ポートサービス(齊藤昌哉社長、神奈川県横浜市)は8月14日(金)、「シーバス・ゼロ」を就航した。
昨年9月に発生した台風15号の被害で沈没した「シーバス3号」に代わる新造船。船舶では日本初搭載の自動ドア付きバリアフリートイレや、観光案内を多言語表示する大型サイネージモニターを設置。航路をGPSで測位し、自動で航路上のポイントを多言語で案内できる放送システムも導入した。
後部デッキの屋根は開閉が可能で、晴天時には、フルオープンのデッキシートができるほか、星空の下での音楽イベントの開催なども可能だ。
8月7日(金)には、同船のお披露目が行われた。井上茂常務は、横浜市中央卸売市場などの新航路も計画中であると説明し、「より観光客の皆様のお役に立てる新航路を開発したい。新型コロナウイルス感染症収束後には、シーバス・ゼロを横浜の観光を盛り上げる象徴にしていく」と力を込めた。