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KNT九州、ワーケーションの休暇時間にパーソナルモビリティを 実証実験始める

2020年10月15日
編集部:入江千恵子

2020年10月15日(木) 配信

COMSイメージ

 近畿日本ツーリスト九州(KNT九州、野崎佳政社長、福岡県福岡市)は10月16日(金)から、ワーケーションの休暇時間において、1人乗り移動機器「パーソナルモビリティ」を活用した検証ツアーを実施する。ツーリズム(休暇、旅行的要素)の提供及びそのニーズと事業性ついて精査する。

 実証実験は「海も山も糸島の自然を大満喫! パーソナルモビリティ周遊ツアー」と題し、スマートデザインアソシエーション(須賀大介社長、福岡県福岡市)と共同で実施する。

 「TOYOTAi-ROAD」(トヨタ)または「COMS」(トヨタ車体製)を貸し出し、福岡市西部のJR今宿駅を起点に、交通手段が限られる玄海国定公園や糸島半島地区など周辺エリアの移動に役立ててもらう。

 利用者は仕事以外の行動範囲が広がることで、新たな魅力の発見や地元の人との触れ合いにもつながり、地域活性化も期待できる。

 料金は「TOYOTAi-ROAD」が1.5時間2900円~、「COMS」が1.5時間1700円~で、ワーケーションで滞在している人のほか観光客や地元の人も利用できる。

 同実証実験は、10月5日に交通運輸事業社などで発足した「よかみちみらいプロジェクト」と連携している。また、環境省の公募事業「令和2年度 国立・国定公園への誘客の推進と収束までの間の地域の雇用の維持・確保事業費等補助金及び国立・国定公園、温泉地でのワーケーションの推進事業費等補助金」にも採択されている。

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