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インバウンドガイド協会、スキルマップを策定 ガイド育成や品質向上に

2020年10月14日
編集部:長谷川 貴人

2020年10月14日(水)配信

ガイドに求められる素養は、5つの領域と計25個のスキルセット

 インバウンドガイド協会(久保成人会長、東京都文京区)は10月13日(火)、ガイドに求められる素養を定義した「ガイドスキルマップ」を策定した。ガイド人材の育成やサービス品質の向上を目的とし、人材育成や評価に対する指針として活用できる規格基準を示した。

 同協会は、ガイドに求められる素養について、使用言語や案内する場所を問わず、共通している点が数多くあると主張。ガイドなどのインタビューや国内外のガイド制度の調査を通じて、優れたガイドに共通して見られる行動特性を分析した。

 規格基準は心構え、基礎能力、コミュニケーション力、技能、知識の5つの領域、計25個のスキルセット(職能群)で構成する。そのうえで、各スキルセットを客観的に評価できるように、「行動基準(基礎項目・応用項目)」を定めた。

 スキルマップは同協会のウェブサイトが無料で公開している。英語・中国語版も近日公開予定。

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