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最優秀賞はscheme verge 「京急アクセラレータープログラム」第3期

2020年11月5日
編集部:馬場遥

2020年11月5日(木) 配信

京急アクセラレータープログラム デモデイ(成果発表)のようす

 京浜急行電鉄(原田一之社長、神奈川県横浜市)は11月5日(木)、スタートアップ企業と新時代の事業創出を目指す「京急アクセラレータープログラム」第3期で、参加企業10社の中から最優秀賞を発表した。選出されたscheme verge(嶂南達貴CEO)は、京急社員が選ぶ「京急オーディエンス賞」とのダブル受賞となった。

 2者は、三浦半島における観光型MaaS「三浦Cocoon」を地域の観光事業者や自治体、サポート企業など60団体で結成した「Cocoon Family」として開始。

 みさきまぐろきっぷなど、既存の観光コンテンツや取り組みとの相乗効果が受賞につながった。

 同社は、「観光をフックにした新たな経済効果や、観光型MaaSのプラットフォームとしてさまざまな可能性を期待できる」と高く評価した。

 そのほか、COUNTERWORKS(三瓶直樹代表)、Carstay(宮下晃樹代表)、JX通信社(米重克洋代表)、シナスタジア(有年亮博CEO)らが優秀賞を受賞した。

 今後、参加企業10社とは、実証実験や議論の結果を踏まえて本格的な連携を検討していく。

 同社は「ウィズコロナ、アフターコロナ時代の、新たなモビリティとライフスタイルを生み出すイノベーションの創出を目指していく」と意気込む。

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