国際観光日本レストラン協会、例年通り総会開く なだ万社長が新理事就任
2021年2月22日(月)配信
国際観光日本レストラン協会(安田眞一会長、159会員)は2月18日(木)、東京ビッグサイト(東京都江東区)で2021年度総会を開いた。昨年は書面で行ったが、今年は例年通りの開催。昨年辞任した理事の後任として、なだ万社長の巻木通浩氏が新たに就任し、協会の発展のため尽力するとあいさつした。
安田会長は「業界を取り巻く環境は大変厳しいものがある」と昨年度の現状を振り返った。そのうえで、「昨日から新型コロナのワクチン接種が始まり、東京オリンピック・パラリンピック開催の機運が高まるのではないか」と言及。「6月末まで『Go Toトラベル』が再開する話もある。非常に期待するところである」と語った。
協会は引き続き、食を通じた社会貢献、食文化と伝統の保持、豊かな食文化の実現など飲食店の発展のために取り組む。さらに、コロナ禍による会員店舗の運営のため、国や行政などの経営支援や補助金、融資などの情報を適時に提供する。
21年度は、昨年度コロナ禍により中止を余儀なくされた経営者研修をはじめ、すべての事業を実施する予定だ。
総会後、京懐石みのきち新宿住友ビル店(新宿区)で研修会を行った。