売上高34%減の904億円 大幅減収も黒字確保 アパグループ20年11月期連結決算
2021年3月2日(火) 配信
アパグループ(元谷外志雄代表、東京都港区)がこのほど発表した2020年11月期連結決算によると、グループ連結売上高は前期比34・1%減の904億3200万円、経常利益は同97・0%減の10億900万円と、大幅な減収減益となった。営業利益は同94・3%減の20億4400万円、当期純利益は同95・5%減の9億4900万円。
新型コロナウイルス禍により20年2月以降は訪日外国人客が激減したことに加え、4月には緊急事態宣言が発令されたことで、稼働率、宿泊単価共に大幅に低下したことが原因。
大幅な減収となったものの、業務の見直しや同社サイトへの誘導を進めるなどコスト削減に努めることで、同社は「厳しい経営環境のなかでも黒字を確保することができた」と振り返る。
21年11月期も、ホテルの開発は計画通りに進め、24棟5007室の開業を予定している。