青島神社の喫煙所、加熱式たばこ専用に一新(宮崎県・青島)
2021年6月25日(金) 配信
宮崎県・青島の青島神社は6月25日(金)、境内に設置していた喫煙所を、加熱式たばこ専用エリアに一新した。「煙のない社会」の実現を目指す、フィリップ モリス ジャパン(PMJ、シェリー・ゴー社長、東京都千代田区)の協力のもと、同エリアを新設した。
PMJは今回の整備を通じて、境内での火災リスクの低減に寄与しながら、紙巻たばこによる望まない受動喫煙を減らして、よりクリーンで安全な環境の中で参拝できるよう支援した。
改修にあたって、周囲の景観との調和や地産地消の考え方に基づき、素材に宮崎県産の「飫肥杉(おびすぎ)」を採用。飫肥杉材は強靭で耐久性、弾力性、粘着性に優れ、海に囲まれた青島神社の環境でも、より永く上質な環境を保つことが可能な素材だという。
また、同専用エリアには、同じく宮崎県の都城市出身の松山勝氏がデザインを手掛けたキービジュアルや、地域の観光スポットを紹介した暖簾が掲示されている。
青島神社は、古事記にも登場する海幸彦、山幸彦の神話の舞台でもあり、物語に登場する神が祀られている。昔から神聖なる土地として地元に愛されてきた、宮崎県屈指の観光スポット。青島全島が熱帯・亜熱帯植物の群生地として国の特別天然記念物に指定され、同じく国の天然記念物に指定された「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇岩の景色が広がっている。