水に入るミュージアムと花と一体化する庭園 7月2日からチームラボTOKYOに新エリアがオープン
2021年7月1日(木) 配信
チームラボプラネッツ TOKYO DMM(東京都江東区)に7月2日(金)、「Garden Area」がオープンする。新しく1万3000株を超えるランの花や本物の苔を使用した庭園作品が加わり、「水に入るミュージアムと花と一体化する庭園」となる。チームラボの猪子寿之代表は、「都会の中で、何か新しい庭園体験を創りたかった」と両作品への思いを語った。
Floating Flower Gardenは本物の着生ランを使用したアート作品で、鑑賞者が近づくと花が上昇を始め、ゆっくりと道を形成する。この道を奥に進んでいくと、後方の花がゆっくりと下降し、自身が花と一体化する没入体験が楽しめる。種類ごとに、パートナーの昆虫の行動に合わせて香りの強くなる時間が異なるため、朝、昼、夜と刻々と空間の香りが移り変わっていくのも特徴だ。
呼応する小宇宙の苔庭は、広い苔庭に銀の卵形体オブジェが無数に置かれた作品で、日中と日没後で作品の表情が変化するところがポイントだ。日中は、オブジェを軽く押して音を鳴らし、この音がほかのオブジェに呼応するようすを楽しむ。一方、日没後に光る同オブジェを軽く押すと、ほかのオブジェも音を出しながら色が変化していくようすを見ることができる。