「冬の比叡山プレミアムナイトバスツアー」 JR大津駅・JR京都駅発着

2024年11月15日(金) 配信

京都の夜景(イメージ)

 江若交通(安積正彦代表、滋賀県大津市)と京都バス(吉本直樹社長、京都府京都市)はこのほど、比叡山・びわ湖DMOの協力のもと、標高800㍍の比叡山から京都・大阪・滋賀の夜景を満喫する「冬の比叡山プレミアムナイトバスツアー」を売り出した。

 同企画は、官民一体で推進する「ナイトタイムエコノミー」の一環として開催するもの。

 ツアーでは、日本天台山総本山の1つである三井寺を参拝し、天台宗総本山・比叡山延暦寺の根本中堂(国宝)の夜間特別拝観を、僧侶の案内付きで楽しめる。

 ディナーは、峰道レストラン&展望台で、「峰道特撰御膳」を提供。

 比叡山ドライブウェイ中腹の「登仙台」からは、京都・大阪・滋賀の夜景を堪能する。

 JR大津駅発着の開催日は、12月14(土)、15日(日)。1人当たり大人1万円、子供5000円。JR京都駅発着は12月21(土)、22日(日)開催。1人当たり大人1万1000円、子供6000円。

日本ケアフィット共育機構、サービス介助士25周年シンポジウム開催 有人対応の価値探る 

2024年11月15日(金) 配信

シンポジウムのようす

 日本ケアフィット共育機構(畑中稔代表理事)は11月1日(金)、同機構の東京共育センター(千代田区)でサービス介助士25周年特別記念シンポジウムを開いた。DXの普及であらゆる産業の無人化や省人化が推進され、有人サービスの希少性が高まるなか、AIやロボットでは対応できないサービス介助士だからこそ提供できる持続可能な付加価値を探った。

 高齢者や障害のある人など多様な人が暮らすなか、同機構は1999年11月から、誰もが積極的に参加・貢献していくことができる社会の実現に向けて、おもてなしと安全な介助技術のプロフェッショナルであるサービス介助士の認定を行っている。

 シンポジウムの冒頭、オリエンタルランドCS推進部バリアフリープロデューサーの野口浩一氏が「東京ディズニーリゾートのユニバーサルデザイン」をテーマに、講演を行った。

野口浩一氏

 野口氏は、83年の東京ディズニーランド開園前に招いた多くの地域住民が見慣れない景色を眺めながら歩いたため、段差に躓いて転んだことを語った。このため、「すべての人が下を向いてなくても躓かないパークを目指した安全対策がバリアフリーの始まりだった」と振り返った。

 その後、西部開拓時代などテーマ性を追求したエリアへのエレベーター設置は、テーマ性を最優先したため、公共施設にあるような設備と比較すると、使いづらいさや分かりづらさは否めかった」と説明した。

 開園後、一部アトラクションの並ぶ場所が狭く一緒に列に並ぶことができないため、車いすを利用する障害のある方を列には並ばせず優先的に案内していた。

 そうしたなか、優先入場に対し疑問を抱くゲストやキャストが増え社内関係者で検討を繰り返し。「各施設の並ぶ場所の改修工事(拡幅)を実施するなどして、優先入場は2001年に廃止された。以降、列に並べるゲストは並び、長時間待つことが困難な障害のある方は負担のないように、別の場所で時間を費やしてもらい、症状によってはすぐ案内している」とした。

 併せて、すべての人が平等公平にパークを楽しめよう、ユニバーサルデザイにも取り組み始めた。具体的には、視覚障害のある方(全盲)はキャラクターの体型、背丈、着ている服などが分からないことから、キャラクターのシルエットを細かく表現したキャラクタースケールモデルを制作した。

 さらに、車いす使用者にもショーを楽しんでもらうため、東京ディズニーシーでは、視覚的なフラストレーションを払拭するため、水域沿いの一部の手すりが倒れるように工事を行った。

 野口氏は「いくつもの最新の設備を導入しても、最後は人が操作する。つまりは「人間力」が最も大切であり、障害のある方に安心して楽しんでいただくためにも、サービス介助士資格取得は、とても大切な手段である」とまとめた。

 次に日本航空(JAL)客室本部客室品質企画部人財品質グループの北彩乃氏が登壇。テーマは「誰もが旅を楽しめる社会の実現に向けて、心に寄り添う客室乗務員の取り組みについて」。

北彩乃氏

 北氏は、JALが2021年度、客室乗務員独自の社内資格「JALアクセシビリティアシスタント」を創設したことを紹介。同資格は、誰もが安心し、旅を楽しむことのできる機内環境の提供を目指し、創設された。制約の多い機内環境に特化したサポート方法を理解し、実技講習を経て、与えられる。客室乗務員全員が取得を目指しているという。

 また、訪日客が増加していることを受けて、英語での介助も行えるよう取り組んできた。

 しかし、障害のある方などが必要とする介助は、それぞれ違うため、知識を持ったうえで、お客一人ひとりに心で寄り添うことが欠かせないという。

 そのうえで、北氏は「気づき力とお客さまに寄り添う気持ちの双方を持つことで、障害のある方に飛行機での旅をお選びいただくことが出来る」と人によるサポートの意義を語った。

 最後に淑徳大学経営学部観光経営学科准教授の白井昭彦氏「共生社会実現に向けてユニバーサルデザインと心のバリアフリーを考える」をテーマに登壇した。

白井昭彦氏

 白井氏は、東京都によって行われた都民の生活実態と意識報告書で外出中に困っている障害のある方を見かけて、手助けしなかった人は11年が15・4%、21年は16・9%だったことを紹介。そのうえで、「声を掛けられる人材育成に力を入れている」と述べた。

 さらに、アメリカの国立研究所のデータを用いたうえで、「講義では内容の5%ほどしか定着しない」とし、「(白井)ゼミでは75%を体得する体験学習を通じて、90%を身に着けることができる人へのレクチャーを実践している」と話した。白井氏は「お客さまに対する期待以上の接客や、必要なことを先回りして察知することがリピーターにつながる」として、サービス介助士の資格を取得する価値を示した。

 パネルディスカッションでは、野口氏と白井氏、JALカスタマー・エクスペリエンス本部CX推進部企画推進グループの徳永すみれ氏が登壇。ファシリテーターは、日本ケアフィット共育機構共育室室長の冨樫正義氏が務めた。

富樫正義氏

 障害のある人へのサポート方法を学ぶことや、人による介助の意義について意見を交わした。

 その後の懇親会では、同機構によって運営されているケアフィットファームワイナリー(山梨県甲州市)で製造されたナチュラルワインとオードブルが振る舞われた。同ワイナリーは、あらゆる人たちが、共に働き、学べる場を創造することを目的として設置されている。また、コミュニケーションワークも行われ、参加者は交流を深めた。

ベルトラ、ブラックフライデーCP開催 最大2500円オフ数量限定クーポン配布 11月22日(金)~12月1日(日)まで

2024年11月15日(金) 配信

 現地体験型アクティビティ専門予約サイト「ベルトラ」を運営するベルトラ(二木渉社長)は11月22日(金)~12月1日(日)まで、10日間限定のブラックフライデーキャンペーンを実施する。特設ページでは、国内外のツアー・アクティビティが最大2500円オフになるクーポンを、数量限定で配布する。

 また、期間中は、ベルトラ会員やベルトラ公式アカウントを友達登録しているユーザーへ、特別クーポンを配布する。

 クーポン獲得・利用期間は、11月22日(金)午前10時~12月1日(日)午後11時59分まで。11月22日(金)以降に催行されるツアー・アクティビティが対象。

 なお、モニターツアー対象商品や、販売開始前、予約受付期間外の商品は対象外となる。

JTB、国際標準「GSTC」ツアーオペレーター認証を取得

2024年11月15日(金)配信

JTBの西松千鶴子執行役員(CSuO)、ビューローベリタスのMarvin Ngエリアマネージャー

 JTBは11月1日(金)、グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)が認定した第三者国際認証機関の1つ、ビューローベリタス(BV、本社=フランス)により、国内ツアーにおいてGSTCツアーオペレーター認証を取得した。

 GSTCとは、持続可能な旅行と観光の国際標準を策定・管理する国際非営利団体。今回のJTBは、①持続可能な経営②社会経済の持続可能性③文化の持続可能性④環境の持続可能性――の4本柱で構成するGSTCの「観光産業界向けクライテリア」(ツアーオペレーター向け)の認証を取得した。

 評価基準を基に、GSTC認定を受けた第三者認証機関から認証を取得することで、持続可能な観光の管理システムを保持し、持続可能な責任ある運営が行われていると保証するものとなる。

 JTBグループは、今回の認証取得をきっかけに、サステナブルツーリズムの普及・拡大に向けた取り組みの強化や課題解決により、さらなる発展につながるようなツーリズムが産業界や地域全体に広がって行くようリードしていくとした。

「JTA琉球寒緋桜スタンプラリーキャンペーン」を実施 1月15日から

2024年11月15日(金) 配信

航空券や特産品が当たるスタンプラリー企画

 日本トランスオーシャン航空(JTA、野口望社長、沖縄県那覇市)は2025年1月15日(水)から、沖縄県の各自治体と連携して「JTA琉球寒緋桜スタンプラリーキャンペーン」を実施する。県内では1~2月にかけて見ごろを迎える、琉球寒緋桜の名所が数多くあり、スタンプラリーではその名所を巡ってスタンプを集めると、航空券や特産品などの景品が抽選で当たる。

 琉球寒緋桜はソメイヨシノよりも濃いピンク色が特徴の桜。県内各地で開花に合わせて日本一早い桜祭りが開催される。

 今回は25年1月15日~2月28日の期間に沖縄県内発着のJALグループ便を利用したうえで、1月15日~3月9日の期間に対象の各名所でデジタルスタンプを3つ以上集めた人が対象。対象の名所は「もとぶ八重岳桜の森公園」(本部町)と「名護城公園」(名護市)「世界遺産今帰仁城跡」(今帰仁村)、「八重瀬岳」(八重瀬町)、「久米島だるま山公園」(久米島町)の5つ。応募期間は1月15日~3月15日まで。

JTB、NDC活用の旅行商品 シンガポール航空と協業で

2024年11月15日(金) 配信

 JTB(山北栄二郎社長、東京都品川区)はこのほど、シンガポール航空とNDCを活用した代金訴求型の新商品発売に向けた協業を始めた。第1弾として、シンガポール航空のNDCを利用した海外募集型企画旅行「ルックJTBMySTYLEシンガポール」を11月18日(月)に売り出す。

 NDCとは、国際航空運送協会(IATA)が推奨する航空券流通の新規格。シンガポール航空は、多様化する顧客ニーズに柔軟に対応できる航空券流通の実現に向け、日本市場で2020年12月にNDCプログラム「KrisConnect」を開始した。従来型と比べて、安価な運賃や細かな座席の指定・付帯サービスの手配、航空券購入に伴う手数料の削減などのメリットを提供している。

 「ルックJTBMySTYLEシンガポール」の設定日は、2025年1月15日(水)~5月31日(土)。

 両社は今後、顧客のニーズに合った、質の高い旅行商品やサービスを継続的に提供し、代金でもニーズに応えることで海外旅行に対する満足度向上や海外旅行市場でさらなる需要喚起を目指す。また、「ルックJTBMySTYLEシンガポール」以外のコースも、シンガポール航空のNDCを活用する商品を追加発売する予定。

群馬・四万温泉で自動運転実証実験を実施 日本モビリティ

2024年11月15日(金) 配信

奥四万湖を自動運転で周回する電動バス

 日本モビリティ(小峰千紘社長、群馬県前橋市)は、地域交通の持続性確保・移動サービスの向上を目的に、群馬県・中之条町の四万温泉で自動運転サービスの実証実験を行っている。

 本実証実験は、総務省地域デジタル基盤活用推進事業(自動運転レベル4検証タイプ)の一貫で、実証実験を行うなか遠隔監視システムで用いる通信環境の調査・分析を行う。なお、本実証実験は搭乗型自動運転レベル2での運行となるため、運転手が乗車し、非常時には手動に切り替えて運行する。

 実験期間は2024年11月11日~12月3日、水曜運休。一般の人も乗車できる。乗車無料。実施場所までの移動にかかる費用や予約にかかる通信費用は自己負担となる。

 運行区間はAルートがくれない専用駐車場―四万川ダム大型駐車場(往路・復路)、Bルートが奥四万湖周回。走行ルート中に途中下車はできない。

四万温泉から四万川ダムまで自動運転で往復する車両

 車両はAルートがヴェルファイア(定員4人)、Bルートが電動バスのeCOM-10(定員9人)となる。バスの所有者は国立大学法人群馬大学。

 乗車情報は事前予約制で、当日試乗を希望の場合は空席がある場合のみ試乗可能。

 予約方法は、予約受付期間中に予約フォームまたはQRコードから予約する。予約は乗車希望日の2日前まで受付し予約枠が埋まり次第受付を終了する。予約の変更、キャンセルは問い合わせフォームから連絡できる。

 なお、乗車の際は参加同意書と試乗アンケ―トの提出が必須。天候や道路状況により手動運転となる可能性がある。12歳未満は保護者の同乗、18歳未満は保護者の同意書が必要。

 問い合わせ=日本モビリティ ☎050(3131)1080(平日午前9時~午後6時)。

こもろ観光局が「秋のおもてなし」を実施中 大手門のライトアップなど

2024年11月15日(金) 配信

大手門のライトアップ

 こもろ観光局(富岡正樹理事長、長野県小諸市)はこのほど、小諸駅に隣接した国重要文化財「小諸城・大手門」のある、大手門公園を拠点に「駅前公園まるごと秋のおもてなし」を始めた。ライトアップやベンチの設置などで、市民も観光客も小諸での1日を楽しんでもらおうと企画した。期間は12月1日(日)までの予定。

 夜の大手門を彩る「秋灯り」は大手門のライトアップをはじめ、園内に150基ほど「小諸かるた」をモチーフにした絵灯篭を並べ、幻想的な雰囲気を演出している。

 また、昼夜問わずのんびりと大手門を眺められるように、ボックスベンチ「門前テラス」を設置。園内の「まちタネ広場」には、可動式の遊具と植栽ベンチを用意し、親子で楽しめる「わんぱく広場」を設けた。園内7カ所には「フォトスポットスタンド」も設置している。

 園内の旧小諸本陣主屋にあるイタリアンレストラン「小諸本陣主屋」と大手門に隣接するそばカフェ「クローブカフェ」では、収穫の秋を味わう特別メニューを展開している。

 このほか、駅前情報ひろばから出発するツアーとして、北国街道・小諸宿の町並みの歴史を紐解くツアーと町屋・空き店舗を生かした個性的なお店などまちづくりを知るツアー、昭和レトロのスナック街など夜のスポットを巡るツアーを用意。ツアーでは「EV3輪カート」も利用できる。

道の駅まえばし赤城、11月23日(土)から20万球のイルミネーション

2024年11月14日(木) 配信

2023年度イルミネーション

 道の駅まえばし赤城(群馬県前橋市)は、11月23日(土)午後5時から、「MAEBASHI AKAGI ILLUMINATION2024」開始を記念した点灯式を行う。昨年より規模を拡大し20万球のひかり輝く空間を演出する。

 さらに、フォトスポットを新設し、シンボルとなる6㍍のツリーで前橋の夜を彩る名所を目指す。

 イルミネーションは、2025年2月28日(金)まで。点灯時間は16時30分~22時。時期により変更する可能性あり。

11月23日(土)~12月25日(水)、アクアワールドクリスマス開催 アクアワールド茨城県大洗水族館

2024年11月14日(木) 配信

アクアワールド茨城県大洗水族館は11月23日~12月25日に、クリスマスイベントを開催する

 アクアワールド茨城県大洗水族館(アクアワールド・大洗、茨城県・大洗町)では、水族館の生き物たちと楽しむクリスマスイベントを、11月23日(土)~12月25日(水)まで開催する。

 水族館2・3階の出会いの海の大水槽と、3階の悠久の海ゾーンマンボウ水槽に、サンタクロースに扮したダイバーが登場する。また、サンゴで彩られた「海のクリスマスツリー」が3階出会いの海ゾーン「海藻の海」水槽手前で鑑賞できる。

 また、「イルカ・アシカオーシャンライブ」がこの時期だけのクリスマスバージョンとして披露される。

 さらに、クリスマス直前の12月21日(土)には、「NIGHT AQUAWORLD」として夜の水族館の特別チケットを用意する。大人ペア入場券に加え、イルカまたはアシカとの記念撮影や、クリスマスケーキ2個がセットになった数量限定のお得なチケットを提供する。