2025年4月2日(水) 配信
観光庁がこのほどまとめた都道府県別消費税免税店数によると、2024年9月30日現在、全国の免税店数は6万1392店で、前回調査(24年3月31日)から半年間で1907店(3・2%増)増加した。
免税店数の内訳をみると、三大都市圏は3万8256店、三大都市圏を除く地方は2万3136店。前回調査からの半年間で三大都市圏は3・4%増、地方は2・7%増となった。
2025年4月2日(水) 配信
観光庁がこのほどまとめた都道府県別消費税免税店数によると、2024年9月30日現在、全国の免税店数は6万1392店で、前回調査(24年3月31日)から半年間で1907店(3・2%増)増加した。
免税店数の内訳をみると、三大都市圏は3万8256店、三大都市圏を除く地方は2万3136店。前回調査からの半年間で三大都市圏は3・4%増、地方は2・7%増となった。
2025年4月2日(水) 配信
千葉県成田市三里塚エリア在住の有志のメンバーを中心に結成されたSANRIZUKA NARRATIVE FES 実行委員会(戸村義則委員長)は4月 12 日(土)、成田空港に隣接し、桜と飛行機の離着陸シーンを同時に眺められる三里塚さくらの丘(千葉県成田市)でひつじと桜のジンギスカン・マルシェを開催する。
同イベントは、三里塚地区の名物料理であるジンギスカンをお花見や音楽ライブなどを楽しみながら、味わうことができる。料金は1テーブル1万円。大人4人分の肉やドリンクなどが含まれている。申し込みは同委員会のホームページで受け付けている。
当日は、3Dプリンターでキーホルダーを制作するワークショップのほか、羊をテーマにしたマルシェやトークイベントなども行う。
2025年4月2日(水) 配信
京都と高野山(和歌山県)を直通で結ぶ高速バスが4月11日(金)から、運行を開始する。乗り継ぎ不要で、京都―高野山間を約160分で移動可能。世界遺産である京都と高野山を巡る旅を、気軽に楽しむことができる。運行期間は11月30日まで。毎日1往復運行する。
京阪バスと南海りんかんバスが共同運行するもの。往路は、午前8時10分に京都駅八条口を出発。途中、高速京田辺を経由(同8時30分)し、高野山の大門南駐車場に同10時45分、奥の院前に同10時55分、終点の高野警察前(金剛峯寺北)には同11時8分に着く。復路は、午後3時27分に高野警察前(金剛峯寺北)を出発。奥の院前(同3時40分)、大門南駐車場(同3時50分)、高速京田辺(同6時15分)を経由し、京都駅八条口には同6時35分に到着する。往復路ともに途中、道の駅くしがきの里で休憩がある。バスはトイレ付車両を使用する(トイレ無し車両の場合あり)。
運賃は、4~9月が京都駅八条口―高野山間は大人片道2800円、往復5100円。高速京田辺―高野山間は片道2500円、往復4560円。10~11月は、京都駅八条口―高野山間が片道3000円、往復5500円。高速京田辺―高野山間は片道2700円、往復4960円。子供はすべて半額。往復乗車券は、往路乗車日から10日間有効。
座席は全席指定で予約優先。高速バス・夜行バスの予約サイト「発車オーライネット」から予約可能(要会員登録)なほか、京阪高速バス予約センターにて電話予約も可能。現地窓口は、京阪バス京都駅八条口案内所と高野山宿坊協会(中の橋案内所または中央案内所)で受け付ける。
問い合わせ=和歌山県観光振興課 ☏073(441)2775。
2025年4月2日(水) 配信
日本航空(JAL)は3月31日(月)から、北海道千歳市との連携の一環で、謎解きキット「JAL謎解き旅行記『北海道謎解き空旅』」を売り出した。開港100年を迎える新千歳空港を舞台に、空の旅の道中で楽しめる周遊型のゲームキット。JALが謎解きキットを販売するのは初めて。企画制作はTERRA NOVA(小川幸也社長、東京都千代田区)。
近年人気を集める街歩き型の謎解きイベントだが、今回はこれをさらに拡張し、出発時から楽しめるようにした。羽田空港からの出発に対応した商品で、羽田空港内と機内、新千歳空港内、千歳のまちなかで謎解きを楽しむ。謎解きにはスマートフォンアプリの「LINE」を利用する。
ストーリーは音声付のアニメーション映像によって進行する。物語のなかでさまざまな人や想いに触れ、自然と謎の世界に引き込まれていくような特別な体験を提供。謎を解き進めていくなかで、新千歳空港の歴史やまちの魅力を知ることができる。
謎解きをクリアすると、市内のさまざまな施設で利用できるクーポンも配布されるため、「ぜひ千歳のまちの観光も併せて楽しんで」とアピールしている。
キットの販売はオンラインショップ「JAL Mall」と羽田空港保安検査場内「JAL PLAZA」(11・14・15・22番ゲートショップ)で行っている。価格は2420円(税込)。
2025年4月2日(水) 配信
東日本旅客鉄道(JR東日本)首都圏本部は5月10日(土)、「東京まるっと山手線」を運行する。東京の山手線を貸切の観光列車として運行し、現役車掌・駅社員による案内で約1時間の山手線一周の旅を案内する。
24年3月2日に運行を開始した「東京まるっと山手線」は5回目で、今回も午前と午後の2回、外回りで運行する。また、静かな車内環境で「東京まるっと山手線」を楽しめると好評な、大人(中学生以上)のみが乗車できる「大人限定プラン」も用意。
さらに、乗客限定でホテルメトロポリタン(池袋)提供の「東京まるっと山手線乗車記念クッキー」を数量限定で販売する。
集合場所はJR池袋駅 メトロポリタン口(改札外)。運行時間は【午前コース】池袋駅発(10時55分ごろ→池袋駅着(12時01分ごろ)、【午後コース】池袋駅発(14時28分ごろ)→池袋駅着(15時34分ごろ)
料金は、通常プラン:大人(中学生以上)2500円(税込)、子供1250円(同)。未就学児は大人1人に付き2人まで無料。子供(小学生以下)のみの乗車は不可。大人限定プラン:大人(中学生以上)3000円(税込)。
定員は午前コース:通常プラン240人、大人限定プラン50人。午後コース:通常プラン240人、大人限定プラン50人。乗車の号車については当日受付で知らせる。
JRE MALL チケット首都圏本部ショップで、4月10日正午から販売を開始する。
2025年4月2日(水) 配信
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(井上善博会長)は6月17日(火)の午後2時から、東京都千代田区のホテルニューオータニで第103回「全旅連全国大会」を開催する。
同大会は、全国から1000人を超える宿泊観光事業者が集い、業界のさらなる発展に向けて、相互の連帯感を高めることを目的としている。
午後6時30分からは懇親会を予定している。
2025年4月2日(水) 配信
エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)が3月31日(月)に発表した2024年度(23年11月1日~24年10月31日)連結決算によると、売上高は前年同期比36・1%増の3433億3400万円、営業利益は同563・8%増の108億5400万円、経常利益は同534・7%増の104億5100万円、当期純利益は87億1700万円(前年同期は26億2800万円の損失)と、5年ぶりの黒字となった。
コロナ禍からレジャー市場が本格的に回復し、活況なビジネス環境だったことから、日本発の海外旅行が好調に推移した。
旅行事業は、売上高が同40%増の2839億7200万円、営業利益は同812%増の93億200万円。このうち、日本では収益性の高い欧州方面の添乗員付ツアーを先行的に強化し、シニア層の受客が伸長した。海外法人は、夏に日本からの受客が増えた。ハワイでは大型団体、個人旅行が回復した。
ホテル事業は訪日客を中心とした宿泊客の増加で、高稼働が継続し、客室単価も上がった。韓国の変なホテルソウル明洞では、HISからの送客が業績向上に貢献した。コロナ禍で力を入れた細かなコスト削減も続けた。この結果、売上高は同28・2%増の229億8900万円、営業利益は同527・5%増の30億4700万円となった。
25年度通期は、売上高が同13.7%増の3900億円、営業利益は同10.6%増の120億円、経常利益が5.3%増の110億円、当期純利益は同11.7%減の77億円を見込む。
このため25年度は、旅行事業において、旅券の取得を促進する新パスポートキャンペーンを展開し、送客数全体の底上げをはかる。さらに、夏先ドリキャンペーンを2週間前倒しし、受客につなげる。
ホテル事業では、コロナ禍で停止した新規ホテルの開発を再開する。未進出の政令指定都市を中心にHISの旅行部門とのシナジーも考慮しながら出店を決めていく。
矢田社長は、24年11~25年1月の出国者数が前年同期比16%増の327万4000人だったことを説明。「人数ベースで伸び代がある。海外旅行のさらなる需要獲得を目指していく」と語った。
なお同社は、子会社のナンバーワントラベル渋谷が雇用調整助成金を不正に受給したことを受けてグループ全社を調査したため、決算を延期していた。同日に発表した調査結果によると、15社が故意でないが申請に誤りがあった不適正受給、3社が虚偽の申請書で支給を受けていた。返還額は計84億2800万円を見込んでいる。今後、厚生労働省労働局が確定する。
このため、受給を始めた20~23年度の決算を修正。返納を見込んだ引当額として、今年度は2400万円を反映した。25年度は600万円を計上する。
今後、再発防止に向けて、コンプライアンス意識の醸成やグループガバナンスの強化、労務管理の徹底、内部監査体制の見直しをはかる。
矢田社長は「多くの皆様にご迷惑をお掛けしお詫び申し上げる。全社を挙げて再発防止を徹底し、信頼の回復に努める」と述べた。
2025年4月2日(水) 配信
阿仁川あゆセンター(萩野秀実代表、秋田県北秋田市)は3月19日(水)、秋田地裁大館支部から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約2億5600万円。
同社は1975(昭和50)年創業、98(平成10)年11月に法人改組された。秋田内陸縦貫鉄道の米内沢駅近くで、温泉浴場や宴会場、宿泊施設を備えた複合施設「あゆっこ」の運営を主体に、アユの養殖・加工品の販売も手掛けていた。
「あゆっこ」は、鮎の養殖のために掘削した際に湧き出た温泉を利用した施設。温泉入浴や地元の食材を使った料理が楽しめることで知られ、2012年3月期には年間収入高約2億4800万円を計上していた。
しかし、その後は地域の人口減少や施設の老朽化などから集客に苦戦。減収とともに赤字決算が続いていた。
20年以降は新型コロナの影響でさらに収入が落ち込み、宴会部門の縮小などに取り組んだ。「コロナ禍が沈静化した以降も集客は回復せず」(帝国データバンク)、24年3月期の年間収入高は約9200万円に落ち込んだ。
今期に入ってからも光熱費や食材の高騰も重なり、資金繰りが限界に達したことから事業の継続を断念し、25年3月3日に事業を停止していた。
2025年4月2日(水) 配信
長野・湯田中渋温泉郷の日帰り観光複合施設「YUDANAKA BREWERY COMPLEX U」を運営する「あぶらや燈千」(湯本孝之社長、長野県・山ノ内町)は、同施設内カフェレストランで「桜パフェと抹茶マカロンの春爛漫アフタヌーンティー」を売り出した。
上段を飾るのは、桜と苺とクランベリーのパフェ。オパリーヌ、デギゼ、シュトロイゼルなど、さまざまな食感と味わいが重なり合う贅沢な一品。
中段には、抹茶と桜のバタークリームのマカロンと、選べるスイーツを用意。選べるスイーツは、桜の花をあしらったシガレットと、マスカルポーネクリーム、チョコレートのビスキーを組み合わせた、上品なデザート。
下段は、信州牛のミニバーガーとポテトフライ。こだわりの食材を使用した本格的な味わいを楽しめる。
ドリンクは、おかわり自由(コーヒー・紅茶・カモミールティー・ローズヒップティー・ジャスミンティー・リンゴジュース・オレンジジュース・ウーロン茶)。
平日は1人2800円(税込)、土・日・祝日は3300円(同)。
「YUDANAKA BREWERY COMPLEX U」には、完全個室のプライベートで温泉を楽しめる「日帰り露天風呂付客室」がある。アフタヌーンティーはルームサービスとしても注文可能。
「アフタヌーンティーを楽しむだけでなく、温泉でのリフレッシュもできる、より贅沢でリラックスできる時間を過ごしていただけます」(あぶらや燈千)とコメントしている。
2025年4月2日(水) 配信
阪急交通社(酒井淳社長)は4月1日(火)、大阪府大阪市のヒルトンプラザウエスト・オフィスタワーで2025年度入社式を開いた。酒井社長は、新入社員86人を前に訓示を述べた。
酒井社長の新入社員へのあいさつは以下の通り。
◇
皆さん、入社おめでとうございます。
今年は、4月13日より大阪・関西万博が開幕します。当社で受注している万博関連業務のテストランが今週末に実施されるほか、当社の「各地発の大阪・関西万博見学ツアー」も 順調に集客が進んでいます。皆さんは、入社1年生として、こうしたイベントにも目を向け、実体験しながら健康第一で楽しく1年を過ごしていただきたいと思います。
まず、昨年度の旅行市場ですが、国内旅行の市場は順調であったと言えます。訪日旅行は、皆さんもニュースでご存じのように、毎月過去最高人数を記録している状況で、OTAを利用する個人のお客様が相当伸びていると考えられます。一方、海外旅行市場においては、円安やインフレのほか、航空会社の直販とダイナミックプライスの導入、また、インバウンドの急増による航空運賃が上昇傾向にあるなか、コロナ前の65%程度というデータもあります。日本人のパスポート保有率も17 %強で、海外旅行のリピーター顧客が市場を牽引していると言っても過言ではありません。先週3月24日に外務省が「新パスポートの発行開始」を発表しましたが、私たち旅行業界も「もっと海外へ」のキャンペーンを開始しています。こうした状況下、旅行業界も各社が市場環境に応じて変容しつつあります。
当社の柱となる5つの事業は、「国内募集型企画旅行」「海外募集型企画旅行」「訪日旅行」「法人団体・教育旅行」「MICE・ソリューション事業」です。コロナ期間中に、当社は「国内旅行、海外旅行とも、グループツアーでNo.1」を目指し、体制を整えてきました。当社には、長年にわたるリピーター顧客に支えられているということに加え、「旅行づくりのプロがたくさんいる」という強みがあります。
お客様の多様化に対応し、付加価値の高い商品開発や、とくに国内旅行では自治体と連携した商品開発、取組みなどを継続的に進めることで取り扱いの拡大をはかっています。訪日旅行は、海外からの富裕層市場開拓も強化すべく、豪華クルーズ船のチャーター企画をまもなく販売します。法人団体・ソリューション事業は、法人団体旅行、MICE、教育旅行のほか、官公庁や自治体と連携した課題解決型業務を行い、社会に貢献する新たな事業基盤の確立を目指しています。これらの事業部門を支える管理部門、オペレーション部門、カスタマーサービス部門など全社が一丸となってコロナ禍からの回復を遂げ、今に至ります。さまざまな変化への適応力やスピード、創意工夫に富んだ商品の開発カは、当社を象徴する活力であります。 ぜひ先輩社員の行動から感じていただきたいと思います。
当社は、今後、さらに新しい高みに向かって進んでいきたいと考えています。
ぜひ、皆さんには、阪急交通社の一員として、一つひとつの経験を通して、さまざまな知見を吸収してほしいと思っています。当社の社会的な役割についても理解いただき、新しい時代をともに歩んでいきましょう。
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