万博に向けプロモ動画発表、DJ KOOさんが盛り上げに一役 高知県

2024年10月30日(水)配信

濵田省司知事(中央左)、DJ KOOさん(中央右)

 2025年大阪・関西万博に向け、関西圏でのさらなる認知度向上を目指す高知県(濵田省司知事)は10月29日(火)、「SUPER LOCAL」をコンセプトに県内の自然や文化、食を発信するプロモーション動画を公開した。同日、大阪府大阪市のグランフロント大阪で発表会を開き、動画に出演したダンス&ボーカルグループ「TRF」のリーダー、DJ KOO(ディージェー・コー)さんが登場した。

 会の冒頭、濵田知事は「来年はいよいよ万博の年。私は5、6年前、大阪府副知事として誘致に携わったこともあり、万博成功に向け地方から盛り上げていきたい」と意気込みを述べた。「高知の自然や人、食の魅力をスーパーローカルというコンセプトで表した。今回の動画では高知へ観光に行ってみたい、移住を検討してみたい、そういった人々の背中を押すようなものをつくりたいと思った」と説明した。

 DJ KOOさんは、SUPER LOCAL 高知盛り上げ隊長「DJ KOOCHI(コーチ)」として、ノリノリでステージに登場。県のよさこいチーム「TACYON(タキオン)」、万博公式キャラクターのミャクミャク、県のイメージキャラクター「くろしおくん」とともに、オリジナル楽曲「よさこいDJ Remix」を流し、圧巻のDJパフォーマンスを披露した。

 トークセッションでDJ KOOさんは「日本盆踊り協会の特別芸術顧問を務めているが、日本のカルチャーや伝統を世界に広げていくことをライフワークとしてやっている。高知にしかないスーパーローカルの魅力を世界中、日本中に広げていきたい。最KOO!」とハイテンションでアピールした。

 動画撮影で訪れた巨大屋台村「ひろめ市場」(高知市)について、「土佐のあかうしステーキが非常においしかった。周囲のみなさんと気軽に乾杯ができる雰囲気。それから、『タタキ DO DANCE』(カツオのタタキ)ですよ!あれは東京では味わえない」と絶賛していた。

 動画は県の公式ユーチューブチャンネルで公開している。

【人事】KNT-CTHD、人事異動とグループ会社の組織改正・人事異動(11月1日付)

2024年10月30日(水)配信

11月1日付の人事異動とグループ会社の組織の一部改正および人事異動を発表

 KNT-CTホールディングスは11月1日付の人事異動と、グループ会社の組織の一部改正および人事異動を発表した。

 販売拡大に向けた効果的な機能組織とするため、近畿日本ツーリストブループラネットの管理本部を廃止し、管理系の4つの組織から「管理部」と「保険部」の2つに集約する。管理本部所属の「経理部」は業務を管理部が承継、「IT戦略・開発部」は廃止。

 あわせて、「営業本部」を「マーケティング営業本部」に名称変更する。営業系の組織のうち「営業販売部」を廃止し、マーケティング営業本部が業務を承継する。

KNT-CTホールディングス

 社長室仕入担当部長(近畿日本ツーリストブループラネット執行役員営業本部長)玉井伸明

 社長室仕入担当部長(近畿日本ツーリストブループラネット営業販売部国内担当部長)田島杏子

近畿日本ツーリストブループラネット

 取締役社長マーケティング営業本部長兼会員・マーケティング部長(取締役社長)古川優子

 取締役マーケティング営業本部副本部長(取締役管理本部長)守本英雄

 執行役員マーケティング営業本部担当部長(執行役員営業本部副本部長)宮居智哉

 マーケティング営業本部担当部長(管理部担当部長)山本智香

 マーケティング営業本部担当部長(営業販売部海外担当部長)阿由葉尚

NAA24年度上期(4~9月)、外国人旅客が初の1000万人突破 記録的な円安で暦年上期に続き

2024年10月29日(火) 配信

田村明比古社長

 成田国際空港(NAA、田村明古社長)が10月28日(月)に発表した2024年度上期(4~9月)の総旅客数は、前年同期比20%増の1992万5519人だった。このうち、国際線の外国人旅客数は同34%増の1079万2022人と暦年上期(1~6月)に続き、年度上期としても初めて1000万人を突破した。記録的な円安を背景とした訪日需要の増加が主な要因。

 国際線の日本人旅客数は同27%増の395万3675人。コロナ禍前の19年同期比では47%減となった。

 国内線旅客数は前年同期並みの390万6790人。19年同期比では2%減。

 総発着回数は前年同期比16%増の12万2000回。国際線は同26%増の9万5475回。国内線は同3%増の2万6525回。

 同日に発表された9月の国際線旅客数は、前年同月比112%増の323万531人。このうち、外国人旅客数は同25%増の160万4860人と8カ月連続で最高。19年同月比で20%増だった。一方、日本人旅客数は前年同月比22%増の78万1401人。19年同月比では45%減。

 同日の会見で田村社長は「11月の外国人旅客数も予約が好調で、昨年を上回る。アウトバウンドは少しずつ回復していくだろう」との見通しを示した。

総旅客数19年近づく カスハラ方針策定

 10月1(火)~19日(土)までの国際線旅客数は、前年同期比78万4600人。19年同期比では同2%減となった。

 このうち、中国線は前年同期比70%増の10万9400人。19年同期比では9%増だった。

 田村社長は「国慶節で中国人旅客が大幅に増え、総旅客数が19年の数字に近づいた」と説明した。

 また、成田空港CS協議会(会長=土屋陽子NAACS・ES推進部長)はこのほど、カスタマーハラスメント(カスハラ)対策の基本方針を策定した。国内の空港でカスハラ対策をまとめたのは初めてという。

 田村社長は「(カスハラは)週に数件発生している。安心して働ける環境を整えることで、お客様により良いサービスを提供する」とした。

 同方針では、大声で執拗にスタッフを責め立てる行為や職種による差別的な言動のほか、提供するサービスの内容と関係のない金銭補償の要望を具体例として挙げた。このような行為が見受けられた際は、毅然とした対応をするとしている。

 同協議会は成田空港全体のCS向上を目的として、NAAをはじめ、航空会社や店舗、交通機関、清掃会社など29機関で組織されている。

叡山電鉄「えいでんスイーツきっぷ」をモバイルチケットで発売(ジョルダン)

2024年10月29日(火) 配信

「えいでんスイーツきっぷ」画面イメージ

 ジョルダン(佐藤俊和社長、東京都新宿区)は10月28日(月)、叡山電鉄(豊田秀明社長、京都府京都市)が企画する「えいでんスイーツきっぷ」をモバイルチケットで売り出した。モバイルチケットは、「ジョルダン 乗換案内」が提供する、スマホで購入してそのまま使用できるキャッシュレスのチケットサービス。

 「えいでんスイーツきっぷ」は、叡山電車全線の1日乗車券と沿線の人気スイーツ店で利用できる「スイーツチケット」が3枚セットになったきっぷ。

 京都市の北部、出町柳駅から八瀬比叡山口駅・鞍馬駅間を走る叡山電車は、沿線に貴船神社や鞍馬寺など多くの観光スポットが点在しており、スイーツ巡りとともに、京都観光も楽しめる。

 「えいでんスイーツきっぷ」の料金は、税込2500円。スイーツチケットの対象店舗は15カ所。ジョルダンが運営するアプリ「乗換案内」で販売中。

銀座NAGANOがリニューアルオープン 開業10周年の節目に

2024年10月29日(火) 配信

「銀座NAGANO」10周年オープニングセレモニーのようす

 長野県の魅力を発信し、首都圏とつなぐ情報発信拠点「銀座NAGANO」(東京都中央区)は、2014年から開業10周年を迎える節目にショップやイベントスペースを改装し、10月26日(土)にリニューアルオープンした。

 数年前から10周年を機にリニューアルの検討をはじめ、今年7月から休業し、1階全面と2階の一部改修工事を行った。休業中はハード面だけでなく、スタッフの研修や販売員資格の取得を進め、公式サイトも刷新するなどソフト面も含めた体制強化をはかった。

新しくなった1階物販フロア

 1階の酒の試飲・販売コーナーを2階に移動し、1階を商品販売に特化して県産品の販売スペースを拡充した。

2階にテイスティングスペースが新設された

 改修では1階の内装を明るい木材に変更し、段差を解消してバリアフリー化をはかり、店内の通路を広くした。2階には長野県の日本酒やワインを試飲できる「テイスティングスペース」を新設し、体験フロアとした。コイン式サーバー(1500円で3杯試飲可)やカウンターテーブルを設け、いろいろな酒を飲み比べて購入できる空間ができた。2階にあった観光インフォメーションコーナーは5階の移住交流・就職相談コーナーに統合した。

 開業10周年に当たるこの日はリニューアルオープン記念イベントが開かれ、大勢の客で賑わった。

 オープニングセレモニーで長野県の阿部守一知事は、「単なる物産館ではなく、長野県の『ヒト(交流)・コト(体験)・モノ(物販)』を知る場として多くの人に支えられ、発展できた。今後もさまざまな情報発信をしていきたい」とあいさつした。

 その後、木遣りパフォーマンス(諏訪市木遣り保存会)に続き、阿部知事をはじめ長野県木曽町出身の俳優・田中要次さん、タレント・下嶋兄さんなどが参加してテープカットが行われた。

 このほか記念イベントでは、田中要次さんが登壇し、新しく生まれ変わった「銀座NAGANO」の魅力、首都圏に住みながら長野に関わり続ける自身の思いについてなどトークセッションを実施した。

 なお、「銀座NAGANO」にはリニューアルから2日間で約1万1000人が訪れたという。

台湾各地の夜市グルメが集結 イオン松江で台湾祭を開催中

2024年10月29日(火) 配信

11月10日まで開催している

 台湾祭実行委員会は10月26日(土)~11月10日(日)まで、島根県松江市で「台湾祭in松江2024@イオン松江ショッピングセンター」を開いている。台湾祭は“365日の台湾夜市を日本で。”をテーマに、台湾各地の夜市グルメを日本で体感してもらうためのフードイベント。日台交流の懸け橋となることを目指している。島根県では初開催で、松江市と中海・宍道湖・大山圏域市長会が後援する。

 毎回人気の「小籠包(ショウロンポウ)」や、「水餃子(スイチャオズ)」、「魯肉飯(ルーローハン)」などの定番グルメのほか、台湾唐揚げの「大鶏排(タージーパイ)」や、香ばしいネギが食欲をそそるクレープのような「葱油餅(ツォンヨウピン)」、台湾式バーガー「割包(グァパオ)」なども並ぶ。

 また、物販ブースでは菓子や飲料、調味料などさまざまな商品を販売。日本では手に入らない選りすぐりの品もあり、土産にもおすすめという。

 営業時間は午前11時~午後7時まで。

日光街道を巡ろう、デジタルスタンプラリー(東武トップツアーズ)

2024年10月29日(火) 配信

スタンプラリー期間は11月1日(金)~2025年1月13日(月・祝)まで

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は、東武鉄道(都筑豊社長、同)と連携し、11月1日(金)から「デジタル版日光街道・日光西街道御宿場印スタンプラリー」を実施する。東武鉄道沿線の日光に至るまでの8つの宿場をはじめ、周辺の駅や神社などを巡り、地域に根差した文化や歴史、地域の名産品などで「日光街道」を面的に楽しめる。

 同取り組みは、関東運輸局が推進する江戸街道プロジェクトや、沿線の事業者である足立成和信用金庫が推進する御宿場印プロジェクトと連携を行い、広域周遊観光促進を目的に実施するもの。千住宿から日光宿までの広域で実施する企画は、初めての試みという。

 スタンプラリーの期間は11月1日(金)~2025年1月13日(月・祝)まで。公式ホームページ(https://tobu-stamp.com/ )から専用サイトにアクセスし、参加ボタンを押下して参加。チェックポイントを回ってスタンプを取得していき、スタンプがたまったら抽選に応募できる。

 集めたスタンプは、数に応じて各景品が当たる抽選に参加できる。5個以上で「ご当地おすすめお土産品」、10個以上が「ご当地おすすめ商品詰め合わせ」、28個のコンプリート賞は「スペーシアXコックピットスイート特急券(特別座席料金券込)」に応募できる。

 参加費用は無料。ただし、スタンプ取得にかかる通信費用や交通費などは参加者負担となる。

今年のゆるキャラグランプリは復興支援 七尾市で「ゆるバース2024in能登」を11月2・3日に開催

2024年10月29日(火) 配信

能登に笑顔を!元気を!応援しよう!

 今年の「ゆるキャラグランプリ」は「ゆるバース2024in能登」として、11月2日(土)、3日(日)に石川県七尾市・のと里山里海ミュージアム芝生広場で開かれる。能登の早期復興への想いを込め、「We Are Not Alone.~私たちはひとりじゃない~」を合言葉に、現地投票やイベント、2024年度ゆるキャラグランプリの発表と表彰式を行う。主催はゆるバース製作委員会、石川県などが後援する。

 能登の人々に楽しんでもらおうと、全国からくまモンはじめ、ゆるキャラが大集合する。横浜中華街からは「横浜春節祭」獅子舞チームが駆け付け、復興祈願舞を披露する。また、「ゆるキャラがストリートカートで走る」や「ゆるキャラさんと脱出ゲーム」なども企画。このほか、さまざまなキッチンカーが2日間出店する。

 今回はDNP大日本印刷が協力し、前日の11月1日(金)から、メタバース上で特設イベントを同時開催する。メタバース内の能登の海に浮かぶ特設ミュージアムでは、写真家・宮澤正明氏による「能登応援写真展」も開く。

 さらに、イベントを充実させるために急遽、クラウドファンディングも立ち上げたという。詳細はキャンプファイヤーのページへ。

ジェットスター・ジャパン、25年1月社長交代 現 執行役員・構造改革室長の田中正和氏が新社長へ

2024年10月28日(月) 配信  

田中正和氏

 ジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)は12月31日(火)付で、片岡優社長が退任することを発表した。後任には、現執行役員構造改革室長人事・IT統括の田中正和氏が、2025年1月1日(水)付で就任する予定。

 田中氏は、同社が設立した12年に入社し、人事、IT、財務、法務など、複数の機能を統括している。

 同社は「昨年度に5期ぶりの黒字を達成し、さらなる事業の安定化と将来の飛躍に向けて新しいステージに入るタイミング」での社長交代となることを報告。

 なお、移行がスムーズに運ぶよう退任後も片岡氏が当面の間サポートするとした。

大江戸温泉物語×湯快リゾート、「対等な」ブランド統合へ 全66施設の屋号を「大江戸温泉物語」へ統一

2024年10月28日(月) 配信

橋本啓太社長(左)と、西谷浩司社長

 大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ(橋本啓太社長、東京都中央区)と湯快リゾート(西谷浩司社長、京都府京都市)は10月25日(金)、ブランド統合に関する記者発表会を開いた。11月1日(金)から、2社が保有する全国66施設の温泉宿のブランド名を「大江戸温泉物語」に統一し、湯快リゾートの屋号・看板などはすべて変更する。両者は、良質な温泉宿泊体験の提供を目指し、対等な関係でブランド統合を行うことを説明した。

 会見では、両ブランドの発展を願って、結婚式でも行われる両家からそれぞれ汲んできた水を一つの盃に注ぎ合わせる「水合わせの儀」にかけて、「お湯合わせの儀」を行った。両社の国内最東端、国内最西端にある施設の温泉を使用し、枡でできたタワーへ片手桶から温泉を注ぎ入れる演出が行われた。

 湯快リゾートの西谷社長は、「現在の旅行市場の規模はコロナ禍前の水準まで回復しているが、旅行者数は減少している。物価高による節約志向や、旅行習慣の意欲低下などで、友人同士で旅行を誘い合う機会も減少してきているのが現状。旅行が……