東武トップツアーズ、仙台支店と石巻支店 宮城2店舗を統合

2024年10月18日(金) 配信

2店舗を統合再編し、新たな営業体制を構築する

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は10月17日(木)、宮城県で展開している「仙台支店」「石巻支店」の2店舗を統合再編し、新たな営業体制を構築すると発表した。

 石巻支店は12月27日(金)付で現店舗での営業を終了し、仙台支店の店舗に統合する。仙台支店の住所と電話番号、FAX番号に変更なし。年末年始の休業を挟み、店舗統合後の営業開始日は2025年1月6日(月)から。

 同社は統合再編によって「営業力を結集して質を高めることで、宮城県内における観光振興などを通じた地域活性化、魅力ある地域づくり、地域の課題解決に貢献する体制とする」としている。

岐阜県・下呂温泉神社で例祭 観光関係者が「温泉の発展を祈願」

2024年10月18日(金) 配信

あいさつする齋藤正巳祭典実行委員長

 岐阜県・下呂温泉で10月8日(火)、観光関係者100人以上が参加するなか「下呂温泉神社例祭」(瀧多賀男氏子総代)が開かれた。

 本例祭は、1989(平成元)年に山形県の出羽三山の湯殿山神社から分霊を拝し、毎年10月8日に温泉発展と感謝を込めて執り行われる。今年で36回目の開催。

 本来は「参進行列」が温泉街を練り歩いたあと、下呂温泉神社で執り行うが、今回は天候の関係で、会場を下呂温泉旅館会館に移し実施した。齋藤正巳祭典実行委員長は「これからも安心、安全の下呂温泉に努力していき、訪れる旅行者に楽しんでもらえる温泉地にしていきたい」とあいさつした。会場では、芸妓連による奉納舞や獅子舞も披露された。

1~9月累計訪日外客数、23年通期を上回る 12カ月連続でコロナ前水準上回る(秡川観光庁長官)

2024年10月17日(木) 配信

観光庁の秡川直也長官は10月16日(水)、会見を開いた

 観光庁の秡川直也長官は10月16日(水)に開いた会見で、2024年9月の訪日外国人旅行者数が前年比31・5%増(19年比で26・4%増)の287万2000人となり、24年1~9月の累計は2688万人と、23年通期の2507万人を既に上回ったことを報告した。単月の訪日外客数は、12カ月連続でコロナ前の水準を上回っている。

 24年7~9月期のインバウンド消費動向調査(1次速報)によると、旅行消費額は23年同期比41・1%増、19年同期比64・8%増の1兆9480億円となり、同期では過去最高となった。訪日外国人1人当たりの旅行支出は22万3000円と推計。

 また、24年1~9月期の訪日旅行消費額は累計で5兆8582億円となった。

 観光庁は、地方における高付加価値なインバウンド観光地づくりで、総合的な施策を集中的に講じるモデル観光地について、新たに3地域を追加選定した。現在14地域が選定されている。

 追加されたのは、山形エリア「雄大な自然と山岳信仰に由来する固有の精神文化」、佐渡・新潟エリア「越後山脈と交流の海・日本海がもたらした、今も息づく日本の原風景」、富士山麓エリア「世界遺産 富士山が誇る自然と富士山信仰に基づく文化資源」。

 秡川長官は、「これらの地域に対し、引き続き複数年にわたって集中的な支援を実施していくとともに、この成果やノウハウを他地域に横展開することで、観光を通じた地域活性化を促進していく」考え。

各国の知見持ち寄る レジリエンスサミット

 観光庁は11月9(土)~11日(月)の3日間、閣僚級会合「観光レジリエンスサミット」を開催する。開催場所は宮城県仙台市。

 自然災害の頻発化・激甚化や、新型コロナ感染症の世界的な流行により、外的要因に対する観光分野の脆弱性が改めて認識されている。観光分野における強靭性、回復力など、レジリエンスの向上が世界共通の課題になっているとして、同サミットを企画した。

 サミットには、参加国の観光大臣や国際機関の代表者などが出席する予定。日本からは、斉藤鉄夫国土交通相が出席する。

 秡川長官は、「災害からの回復を切り口にしたサミットの開催は初となる。各国共通の課題に対し、知見を持ち寄って、共有できれば。また、東北で開催することは、日本の地方を知っていただくという2次的効果も期待している。エクスカーションには、岩手県や福島県を訪れる2コースを用意した」と話した。

ゆこゆこ、懸賞商品を初提供 「ジャパネット利益還元祭」で

2024年10月17日(木) 配信

「ジャパネット利益還元祭」は12月27日(金)まで

 温泉宿の電話予約サービスを提供するゆこゆこ(茨木智設社長、東京都中央区)は、グループ会社が展開する「ジャパネット利益還元祭」の懸賞商品に宿泊券とクーポンを初めて提供した。10月17日(木)から抽選で、47都道府県から選べる「厳選温泉宿」の宿泊券と、全国2000以上の温泉宿で使える「ゆこゆこクーポン」5000円分が当たる。

 ジャパネットが1年間の感謝の気持ちを届ける「利益還元祭」キャンペーンでは、顧客に好評の商品をラインナップして還元祭特価で販売する。商品の購入者に全国各地の温泉宿の宿泊券が当たる懸賞を展開し、購入者以外も応募できるクーポンも用意した。

 今回の「買って当たる!」懸賞商品は、抽選でペア100組に47都道府県から選べる「厳選温泉宿」へ招待。キャンペーン内容を見るだけでも応募できる「見るだけでも当たる!」では、抽選で1万人に「ゆこゆこクーポン」5000円分をプレゼントする。

 応募受付期間は12月27日(金)まで。抽選発表は2025年2月下旬ごろを予定する。懸賞商品の詳細はキャンペーン特設サイトから。

「エグゼクティブスイート翠嶺」12月25日にオープン 定山渓ビューホテル

2024年10月17日(木) 配信

エグゼクティブスイート翠嶺

 ベルーナ(安野清社長、埼玉県上尾市)の子会社、グランベルホテルが運営する「定山渓ビューホテル」(北海道札幌市)は12月25日(水)に15階と16階客室を「エグゼクティブスイート翠嶺(すいれい)」として新たにオープンする。開業を記念してこのほど、10%オフプランの予約を開始した。

 新客室は大人の隠れ家をコンセプトに、15階は木々、16階は水をテーマに設えているのが特徴。夕食は半個室の落ち着いた空間で北海道ならではの旬の味覚が堪能できる。

 また、同階宿泊者限定で、アルコールを含むフリードリンクが楽しめる宿泊者専用ラウンジが利用できる。

 開業記念プランは、大人2人1泊の料金が5万2668円から。

「能動的な」ロケ誘致を通じた地域活性とは ロケーションジャパン山田実希編集長がレジャー産業展示会で講演

2024年10月17日(木) 配信

「待つ」ではなく「能動的」にと呼びかけた

 ロケ地情報誌「ロケーションジャパン」の山田実希編集長が10月16日(水)、東京ビッグサイトで開かれているテーマパークやレジャー産業の総合展「レジャー&アウトドアジャパン2024」(10月18日まで)のセミナーに登壇し、能動的なロケ誘致を通じた地域活性の事例を紹介した。

 演題は「何でもない風景が、聖地に!~『人を呼ぶ・モノが売れる・地域が潤う』仕掛けとは!?」。山田編集長は、地元が熱心に受け入れに取り組んだ結果、成果をあげている事例として、①岩手県久慈市②長崎県島原市③静岡県・西伊豆町――を紹介した。このうち昨年、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」放送10周年を迎えた久慈市は、「AMAzing北三陸キャンペーン」と題して、主演・のんさんを迎えたスペシャルコンサートなど、さまざまな事業を実施。ドラマの再放送も後押しし、年間の経済効果は2億円にも達した。ただ、山田編集長は昨年1年だけでなく、「放送後9年間、あまちゃん推しで訪れた人が市のファンになってもらうためにはどうしたらいいかと考え、取り組みを継続したこと」が、成果につながったと報告。現在は「木質バイオマスを活用した宿泊施設の整備など、新しい魅力に目を向けてもらおうと、周遊コース作成などにも力を入れている」と伝えた。

 このような成功事例を共有するとともに、ロケを支援する撮影サポートの体制づくりからロケ実績を効果的に活用する方法を学ぶ場として「ロケツーリズム協議会」(藤崎慎一会長)の取り組みも紹介。ロケを誘致し、地域活性に生かす第一歩として、「オブザーバー参加」を呼び掛けた。

ピンクリボン月間におっぱいリレー展開 花巻温泉郷の4軒5施設

2024年10月17日(木) 配信

人工乳房を温泉に浸し、色やカタチに異常がないか確認する

 ピンクリボンのお宿ネットワーク(略称・リボン宿ネット)に参画する、岩手県花巻温泉郷の結びの宿愛隣館、湯の杜ホテル志戸平、大沢温泉、花巻温泉(ホテル紅葉館・佳松園)は、10月のピンクリボン月間に合わせ、人工乳房の温泉入浴テストなどを行う「おっぱいリレー2024」を開催している。

 各施設で温泉に人工乳房を浸け、色の変化や異常がないかを確認する。日程は花巻温泉が10月1~7日、志戸平が7~13日、大沢温泉が13~19日、愛隣館が19~25日。

 おっぱいリレーはピンクリボンのお宿ネットワーク参画企業の池山メディカルジャパン(愛知県名古屋市)が人工乳房をバトン代わりに、全国各地の温泉・入浴施設を巡り、温泉成分による人工乳房の変形や変色、粘着剤の安全性を検証するとともに、乳がん・ピンクリボン活動を周知するために2020年まで実施していた。今回の企画にも賛同、人工乳房の提供や終了認定証の発行などを行う。

滋賀県の醒井養鱒場でナイトツアー実施 11月2日(土)に

2024年10月17日(木) 配信

ライトアップされた木々(イメージ)

 滋賀県水産課と醒井養鱒場(滋賀県米原市)は11月2日(土)に、共催イベント「醒井養鱒場 探検ナイトツアー2024」を開く。初のナイトイベントで、ライトアップされた紅葉などを楽しみながら、夜の養鱒場を散策する。

 魚に詳しいスタッフの案内で、昼間とは違う魚たちの姿やライトアップされた紅葉や川など見所を巡る。各スポットでは、人気の切り絵作家・早川鉄兵氏が創作した動物たちが出迎える。

 ゴールでは、「おみそ汁とおにぎり」が提供されるほか、早川氏が監修するツアー修了証の授与もある。

 開催日時は11月2日(土)の午後6時~7:15まで。先着50人限定で、料金は小学生以上1人2000円。未就学児は参加できない。申し込みは専用二次元コードから10月31日まで受け付ける。

申し込みQRコード

HIS、グランピング施設でVTuberコラボプラン 限定グッズプレゼント

2024年10月16日(水) 配信 

因幡はねるのコラボグッズ

 エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)はこのほど、愛犬と過ごす専用のグランピング施設「GLAMHIDE WITH DOG KOMATSU」(石川県小松市)で、VTuber「因幡はねる」のコラボ宿泊プランを売り出した。

 VTuberは、描画されたキャラクター用いてインターネットなどのメディアで動画投稿や生放送を行う配信者。グランドオープン2周年を迎えた記念として、2匹の犬を飼う因幡はねるとのコラボ企画を実施する。
 
 宿泊料金は大人2人利用時、大人1人1泊当たり2万5000円。宿泊者限定の特典グッズ6種類などを贈る。さらに、管理棟で限定グッズを5種類販売する。なお、同プランの宿泊代金の売上の一部は、動物愛護団体へ寄付される。


 

「るるぶ まちといろ 神奈川」25年3月発行、プレゼントCPも

2024年10月16日(水)配信 

神奈川LOVEな情報を募集するプレゼントCPも実施中

 JTBパブリッシング(盛崎宏行社長、東京都江東区)はこのほど、神奈川県すべての市区町村のおでかけ情報をガイドする「るるぶ まちといろ 神奈川」を2025年3月に売り出すと発表した。

 「まちといろ」シリーズは、23年にブランド誕生50周年を迎えたガイドブック「るるぶ」の派生シリーズとして、24年7月に創刊した。シリーズ名の意味は「まち×十人十色」。観光地だけにとどまらず、すべてのまちの多様さや奥深さを広く知ってもらうと共に、実際に訪れて楽しんでほしい想いから誕生した。

 同誌は、「知る・深まる・神奈川LOVE(らぶ)」の語尾をとった“るるぶ“のエッセンスを込めつつ、地域の魅力をより深く掘り下げる。

 神奈川県33市町村、横浜市18区、川崎市7区、相模原市3区のすべてのまちのみどころや、グルメ、ショップ、イベントなどのおすすめ特集を掲載。神奈川を徹底解剖した読み応えのあるストーリーやコラムのほか、歴史や風土を発見・学習できる、学生から大人まで知的好奇心を満たせる一冊とする。

 このほか、神奈川ゆかりの有名人、地元で親しまれる店舗や企業、特産品の生産を手がける農家・職人など、まちを盛り上げる“神奈川LOVE”なキーマンが多数登場。取材先から聞いたおすすめ情報や読者から寄せられた声も掲載を予定している。

 定価は税込2420円で、本誌464ページ、別冊MAP48ページ。電子書籍・Googleマイマップ付き。

キャンペーン参加方法は2つ

 なお、同誌の制作決定に伴い、神奈川県内のおでかけ情報を募集するアンケートキャンペーンをJTBパブリッシング公式サイト内で行っている。X(旧Twitter)の引用リポストCPもあり、どちらかで選ばれたコメントは誌面に掲載されるうえ、抽選で30人に図書カード500円券をプレゼントする。応募期間は10月16日(水)~11月30日(土)まで。賞品発送は25年2月予定。