2024年10月15日(火) 配信
「ロイヤルホスト」などを展開するロイヤルグループ傘下でホテル事業を担う、アールエヌティーホテルズ(本山浩平社長、東京都世田谷区)は、ホテルブランド「リッチモンドホテルズ」を全国25都道府県で43軒運営している。今年、設立20周年を迎えた同社はこれを記念して、10月15日(火)にリッチモンドホテルズこだわりの朝食を紹介する特設ページを開設した。
43ホテルのうち、同社が直営で朝食を提供している19店舗では「こころもおなかも幸せにする朝ごはん」を掲げ、順次改装やメニューのリニューアルなどを行っているところ。今回は、この19ホテルの朝食をアピールしようとWebページを立ち上げた。
同社が同日、リッチモンドホテルプレミア浅草で開いた説明会で、FB推進プロジェクトの城後稔部長は、リッチモンドホテルズは日本で一番質の高い食とホスピタリティのグループを目指していることを紹介。「“食”と“人”によるおもてなしに力を入れている」とし、「19店舗の責任者と他社との差別化をはかるにはどうしたらいいか話し合いを重ねた」と今回の新たな朝食コンセプト誕生の背景を語った。城後部長は「1日は朝食から始まる。記憶に残る朝食で、その日をハッピーに過ごしていただきたい」と力を込めた。
19ホテルの朝食では、地元の食や名物を取り入れ、各地の特色を生かした個性的なメニューを展開している。
例えば、「リッチモンドホテル札幌大通」では、ちらし寿司やご当地の味噌ラーメン、スープカレーなどが並ぶビュッフェが楽しめる。「リッチモンドホテル宇都宮駅前アネックス」は宇都宮名産の餃子や佐野ラーメン、とちおとめいちごミルクなど、「栃木らしさ」が感じられる和洋ビュッフェを提供する。
今回会場となった「リッチモンドホテルプレミア浅草」では、多いときでは宿泊客の8割が外国人観光客という特徴から、生野菜やチーズ、ホテルで焼くパンなどに力をいれた洋食中心の約80種類が並ぶ。グレープフルーツやオレンジの生絞りジュースが人気という。今年の4月にはライブキッチンを新設し、目の前で出来立てを調理するメニューとしてオムレツとラーメンを用意。こちらも好評だ。
また、19ホテル共通のフェアも展開しており、こちらは3カ月ごとにメニューが変わる。10~12月は「グラタン・ドリア」フェアを実施中。12月は期間限定で「いくら」も登場する。