熱川プリンスホテルに「24時間無人販売ショップ」誕生

2024年10月7日(月) 配信

無人販売ショップ「紬舎(CHUSHA)」

 静岡県・熱川温泉の熱川プリンスホテルは今夏、創業65周年事業の一環として、売店をキャッシュレス決済の24時間利用可能なスマートマルシェ「TOUCH To Go」システムを伊豆で初めて導入し、無人販売ショップ「紬舎(CHUSHA)」にリニューアルした。

 ショップでは伊豆のお菓子や、チョットしたおつまみ、ソフトドリンク、酒などを用意し、手軽なセルフ会計で購入できる(酒類は従業員の確認必要)。また、ショップに隣接し、味わいと品質にこだわった厳選ミカフェートのコーヒーを味わうカフェ空間や、伊豆在住のアーティストの作品を展示するギャラリーも併設している。

 なお、シュップやギャラリーは宿泊を伴わない人や地元の人も利用でき、出会いや交流の場としても期待されている。

「観光人文学への遡航(52)」 追悼 小野善一郎先生

2024年10月6日(日) 配信

 明治以降の学校教育体系の変遷を辿っているが、今月はその連載を一旦休止し、追悼文を著したい。

 渋川八幡宮の宮司、小野善一郎先生が2024年9月18日に帰幽された。小野先生は私にとってかけがえのない師匠である。人生の後半で出会って最も影響を受けた方と言っても過言ではない。小野先生との出会いがなければ、観光を人文学からアプローチすることは考えもつかなかった。

 小野先生は、神道の教えが現在の我が国に浸透していないことを憂い、神道をわかりやすく理解する講演を精力的に展開された。

 小野先生がとくに力を入れているのが「写詞」である。小野先生は、祝詞の中でも、毎年6月と12月の晦日に大祓が行われる際、神前で読み上げられる祝詞である「大祓詞(おおはらえのことば)」を選び、参詣者に写詞をする機会を提供した。

 大祓詞は日本の国の成り立ちを大いなるスケールで示しており、大祓詞を奏上することで、国生みの神々がどのような想いでこの国を作ったのかということを現代に生きる我われも理解することができる。

 この小野先生からの教えを通して、私はホスピタリティの新たなるフェーズを思いついた。

 神道では、天つ神の「清らかな心」と一体となることを説く。天皇陛下も三種の神器を持つことで、天上界から降臨してきたその当時の神々の想いと一体となり、常に国民とともにあり、国民の平和と安寧を祈る。私たち国民も天皇陛下とともにあり、そして、ひいては天つ神とともにある。

 さらに、神道は「一貫のいのち」ということを伝えている。すなわち、清らかな天つ神と自分が一体となって一つのいのちでつながっている。そうだとすれば、他人から評価してもらいたいとか認められたいなんて考えは、まったく必要ないことに気づく。その境地に至れば、相手を喜ばせたいとか、相手に感動を与えたいと考えるよりも、そもそも相手とも一体なのだから、もっと淡々としたものになるはずである。自分の心の中の芯の部分には天つ神と同じく異心のない清らかな心があるのだから、それを引き出すために、異心を祓っていくのである。

 ホスピタリティでよく耳にする「利他」という言葉にずっと違和感を抱いていたが、この一体関係という概念を理解することで、その違和感の原因に気づいた。利他という言葉は、利がどちらにあるかということを考えている時点でもう利己的である。利他はアピールがつきものである。神と自分が一体関係であれば、アピールさえもする必要はない。人知れずとも正しい道を歩み、認められずとも淡々と生きていくことをよしとできなければ、まだ利己の心が残っている。

 謹んで小野先生のご冥福をお祈り申し上げます。

 

島川 崇 氏

神奈川大学国際日本学部・教授 島川 崇 氏

1970年愛媛県松山市生まれ。国際基督教大学卒。日本航空株式会社、財団法人松下政経塾、ロンドンメトロポリタン大学院MBA(Tourism & Hospitality)修了。韓国観光公社ソウル本社日本部客員研究員、株式会社日本総合研究所、東北福祉大学総合マネジメント学部、東洋大学国際観光学部国際観光学科長・教授を経て、神奈川大学国際日本学部教授。教員の傍ら、PHP総合研究所リサーチフェロー、藤沢市観光アドバイザー等を歴任。東京工業大学大学院情報理工学研究科博士後期課程満期退学。

 

「観光ルネサンスの現場から~時代を先駆ける観光地づくり~(237)」 奇跡の温泉街の新たな挑戦(兵庫県豊岡市)

2024年10月5日(土) 配信

玄武岩の護岸が美しい城崎温泉

 かつて「奇跡の温泉街」と呼ばれた兵庫県・城崎温泉。白樺派文人、志賀直哉の「城崎にて」はあまりにも有名である。舒明天皇629年、コウノトリが傷を癒したことから発見されたという開湯伝説が残り、江戸時代には「海内第一泉」として広く日本中に知れ渡った。

 夜遅く、街にはカラコロという下駄の音が響きわたることが「奇跡」の理由の一つである。まち全体が一つの旅館、「駅は玄関、道路は廊下、旅館は客室、外湯は大浴場」というまちづくりの基本理念が生きている。7つの外湯(共同風呂)があり、各旅館の内湯はなるべく小さくして街に人を誘うといった共通ルールが、今でも生きている。

 地域は1925(大正14)年の北但大震災(M7・0)で壊滅的な被害を受けたが、早稲田大学などの協力のもとに、新たな都市計画を策定、見事に復活を遂げた。
 温泉離れの危機も経験した2004(平成16)年には、当時の西村肇町長(西村屋会長・合併前最後の町長)の呼び掛けで、まちの未来を担う若者たちを巻き込んで策定した「城崎このさき100年計画」は、この町が求めるべき長期のビジョンを描いた。計画はバインダーに閉じられ、時代ごとの変化を捉えて上書きできる。近く計画の見直しが予定されているという。

 その城崎温泉を9月初旬に訪ねた。6日から始まった「豊岡芸術祭」で、温泉街はいつにも増して賑わっていた。

 城崎町は、05年に旧豊岡市、竹野町、日高町、出石町、丹東町が合併し、現在は広域豊岡市の一画となった。中貝宗治前市長のもとで20年から始まった豊岡演劇祭は、新たなまちづくりのシンボルの1つになった。「小さな世界都市~Local&Global City~」という市の将来像のもと、「深さをもった演劇のまちづくり」がスタートした。従来型の観光から、「豊岡ローカル」への憧れや共感にもとづく大交流を促す装置としての「演」という手法である。

 その拠点が、城崎温泉にある城崎国際アートセンター(KIAC)である。ホールと6つのスタジオ、22人宿泊可能なレジデンスやキッチンを備え、アーティストは最短3日から3カ月間滞在、ホールやスタジオを24時間無料で使用できる。

城崎国際アートセンターのスタジオ

 これらを担う若者の育成を目標に、21年には、芸術文化専門職大学(1学年80人)も設置された。全国から集う若者たちが、この演劇のまちづくりを学び支えている。

 演劇のまちづくりは、広く豊岡市全域で展開されている。旧出石町にある近畿最古の芝居小屋「永楽館」、旧日高町の江原河畔劇場、世界ジオパークの代表的ジオサイトである玄武洞などもその「舞台」である。

 演劇のまちづくりは、緒に就いたばかりである。城崎のこのさき100年計画と同じく、実験都市・豊岡の大きな柱になっていくことを期待したい。

(観光未来プランナー 丁野 朗)

「ZOOM JAPON(ズーム・ジャポン)(9月号)」

2024年10月5日(土) 配信

https://zoomjapon.info

特集&主な内容

 今号の特集は「日本から見た台湾」です。フランスでも、台湾の話題は中国との関係で取り上げられることもありますが、歴史的にも日本とのつながりが深いことはあまり知られていません。本誌では、緊迫する昨今の安全保障状況を踏まえて、日台関係の専門家である、甲南大学の平井健介教授や東京大学の川島真教授に解説していただきました。文化の分野では、1980年台北に生まれ、3歳から東京在住、2009年に作家デビューした温又柔さん、そして台湾に関するドキュメンタリー映画監督の酒井充子さんに独占インタビューをし、「台湾巨匠傑作選」を企画している鈴木一さんや台湾映画同好会の小島あつ子さんにもお話を伺いました。日本での台湾人気を牽引する台湾グルメ事情や、台湾からの訪日観光客事情も紹介しています。

〈フランスの様子〉パリ五輪のレガシー

「五輪のレガシー:オリンピックの気球と五輪はどうなるのか?」

 直前まで、テロなどの可能性や交通や運営の混乱など、不安と懸念ばかりが取り上げられていたパリオリンピックだが、蓋をあけてみれば、かなりの盛り上がりで、パラリンピックまで続いた。◆パリ五輪のレガシーも、五輪が始まってすぐに話題になるほど。◆レガシーの候補は、開会式で登場した10人の女性の銅像、エッフェル塔に掲げられた五輪マーク、そして気球型の聖火台(仏語ではヴァスク)だ。◆銅像はパリの北に設置され、五輪のマークは、実物は何らかの形で別の物に加工されるが、より軽量で丈夫なものはエッフェル塔に常設する計画だ。◆浮かぶ聖火台は、設置場所の問題などはあるが、新しいパリのシンボルとして、前向きに検討されている。◆メダルを獲った選手たちが訪れたり、ライブビューイングも行っていたClub Franceという会場も、何らかの形で、フランスのスポーツ振興のために残そうという議論も始まった。◆今後、経済効果の発表などもあるが、世界に向けたパリとフランスのPRイベントとしてパリ五輪は大成功だったようだ。

ズーム・ジャポン日本窓口 
樫尾 岳-氏

フランスの日本専門情報誌「ZOOM JAPON」への問い合わせ=電話:03(3834)2718〈旅行新聞 編集部〉

KKDAY JAPAN、じゃらんと提携 宿泊と観光体験の一括予約が可能に

2024年10月4日(金) 配信 

訪日旅行者向け宿泊予約サービスの特集ページ

 アジアでオプショナルツアー予約サイトを運営するKKDAY JAPAN(大淵公晴支社長、東京都新宿区)はこのほど、リクルート(北村吉弘社長、東京都千代田区)が運営する宿泊予約サイト「じゃらん」と提携し、訪日旅行者向けに宿泊予約サービスを始めた。これにより、宿泊と観光体験の一括予約が可能となった。

 今回の提携で予約対象となったのは、デザインホテルや町家、温泉旅館など日本ならではの特別な宿泊体験を提供する1万軒以上の宿泊施設。

 訪日客による宿泊予約をさらに促進するため、KKDAY JAPANは年末までの予約に最大12%割り引くほか、日本国内で使える500円分のクーポンを提供するキャンペーンしている。

インバウンド検定は11月8日(金)まで申込受付 試験対策の「インバウンド入門講座」も実施(日本添乗サービス協会)

2024年10月4日(金) 配信 

「第4回TCSAインバウンド検定」チラシ

 日本添乗サービス協会(TCSA、金澤悟会長)は12月14日(土)、「第4回TCSAインバウンド検定」を実施する。

 同検定制度は、訪日外国人旅行者に同行して、日本国内の旅を安心・安全・快適に体験できるように、国内の旅行や移動をサポートするスタッフの知識・技能をはかる目的で実施し、この能力を認定するもの。

 初級・中級・上級の3段階に分かれる。外国語を活用した職業を希望する学生や、インバウンド業務に興味関心のある人、既に訪日外国人に接する業務に従事している人など、誰でも受験することができる。

 今年度は第4回目となり、これまで実施してきた「初級」に加え、「中級」も実施する。

 受験日は12月14日(土)の午後2時~午後3時20分。試験時間は80分間。

 受験料は初級が5500円、中級は7700円。同協会の正会員・賛助会員に所属している人は、初級が3300円、中級が5500円。

試験会場(全国5カ所)
【北海道】道特会館5階大会議室B(札幌市中央区)
【東京】きゅりあん(品川区総合区民会館)大会議室・第2講習室(品川区東大井)
【愛知】貸会議室名古屋カネジュービル6階第3会議室(名古屋市中村区)
【大阪】エル・おおさか(大阪府立労働センター)本会5階研修室2(大阪市中央区)
【福岡】AQUA(アクア博多)D会議室(福岡市博多区)

 受験申込は11月8日(金)まで。

 試験対策として、インバウンド入門講座も実施。インバウンドスタッフとしての基本的な知識や実務・トラブル対応などについて、同協会が発行する「インバウンド業務入門」テキストを使用して学習する。

 eラーニングでの受講となる。視聴は11月8日(金)から開始。

 受講料は1人当たり5500円。テキスト代込み。

 申込締切は11月8日(金)まで。TCSAインバウンド検定試験の検定申込書から受け付ける。

ニューヨークで日米観光イベントを開く 北陸能登や佐渡島の金山をPR(観光庁)

2024年10月4日(金) 配信

日米観光イベントのようす(観光庁HPより)

 観光庁は9月23日(月)、米国・ニューヨークのGotham Hallで日米観光イベントを開いた。日米観光交流年とした今年に、日米のさらなる相互交流の拡大をはかり、大阪・関西万博や世界文化遺産に登録が決まった佐渡島の金山、北陸の食材、特別な観光コンテンツなどをPRし、訪日意欲の喚起を行った。

 同イベントには岸田文雄首相(当時)も出席し、日米双方向で観光が一層発展することへの期待を話した。

 会場では、輸出促進をはかっているホタテ、和牛、北陸地方のブリや醤油など、日本の代表的な食材を使った料理や、輪島塗の酒器を使用して北陸能登の日本酒を提供した。

 空手日本代表女子団体形チーム(国士舘大学)の演武を披露したほか、元力士の小錦八十吉氏を特別ゲストに招き、日本の伝統的なスポーツである相撲をはじめとする日本の魅力などについてトークショーを行った。

JTB、11月5~8日「地域の未来を創る 地方創生セミナー」 オンラインで観光地域づくりや観光DXなどテーマに

2024年10月4日(金) 配信 

観光地域づくり、観光DX、訪日インバウンド、食農観光の4テーマで講演

 JTBは11月5日(火)~8日(金)の4日間、「観光地域づくり」「観光DX」「訪日インバウンド」「食農観光」をテーマに、「地域の未来を創る 地方創生セミナー」をオンラインで開催する。地方創生や交流人口・関係人口の拡大に向け、各マーケットの分析、自治体やパートナー企業との連携事例、JTBの持つソリューションについて紹介する。開催時間は午前10時~午後6時予定。視聴無料。

 特別講演は5日(火)と8日(金)、基調講演は6日(水)と7日(木)にそれぞれ午前10時から約1時間で行う。このうち、5日(火)が観光庁観光戦略課長の河田敦弥氏による「2030年目標からバックキャストで考える今後の観光の姿とは」、8日(金)が農林水産省大臣官房審議官(技術・環境)の西経子氏による「『食』に地方創生を賭けてみよう!」について特別講演する。

予定プログラム

 1日目・5日(火)のテーマは「観光地域づくり」。山梨県笛吹市による「民間企業と共働で推進する『観光まちづくりへの挑戦』」、隠岐ジオパーク推進機構により「ジオパークを基盤とした観光地域づくり」など、持続可能な地域づくりに向け、自治体・JTBとのセッションを通して自治体との取り組みを紹介する。

 2日目・6日(水)のテーマは「観光DX・デジタルマーケティング」。基調講演では、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局企画官の安達裕介氏による「デジタル田園都市国家構想の推進による地方創生の動向」を講演する。このほか、「国策と連動して地域で取り組むDXとは?」「ファンが増えるWEBサイト構築とプロモーションについて」など、観光地域づくり法人(DMO)を中心に地域のコンテンツを生かし来訪者増加を目指したマーケティングを展開していくために必要な考え方や、具体的な事例を紹介する。

 3日目・7日(木)のテーマは「訪日インバウンド」。基調講演では、やまとごころ社長の村山慶輔氏による「訪日インバウンドの新潮流~2030年を見据えて~」を講演する。このほか、「インバウンド誘客における販売チャネルとは」「マーケット傾向とトレンド」など、訪日インバウンド旅行者を獲得するためには、各マーケットへの理解は必要不可欠。JTBグループの在外各支店の社員よりリアルなマーケット状況を解説する。また、具体的な施策として販売チャネルや訪日ソリューションも紹介する。

 4日目・8日(金)のテーマは「食農観光」。「食農起点の地域課題解決最前線 2024」「今日からできるインバウンド対策〜現在のトレンドと成功事例とは〜」など、国内外から高い注目を集める日本の「食」や「農業」の地域課題や、プロモーションに対する事例やソリューションを紹介する。

 申し込みはhttps://event.jtbbwt.com/LlmZQG(JTB申込専用サイト)から。

太平洋フェリーの乗船券が必ず当たる! 名古屋まつりで「船ガチャ」販売

2024年10月4日(金) 配信

船ガチャ「船ガチャ 名古屋 THE FINAL」イメージ

 太平洋フェリーと名古屋港埠頭は10月19日(土)と20日(日)、愛知県名古屋市中心部一帯で開かれる「名古屋まつり」に出展し、久屋大通公園エンゼル広場のブースで太平洋フェリー優待乗船券(片道)が必ず当たる「船ガチャ 名古屋 THE FINAL」を販売する。

 船ガチャは、どの等級の乗船券が出るかを楽しむくじ形式のカプセルトイ自販機。1回6000円で名古屋―仙台間、1万1000円で名古屋―苫小牧の片道乗船券が必ず1枚もらえる。今年は人気の仙台区間の販売数を昨年より増やし、各日250個用意する。苫小牧区間は各日100個。

 等級は大当たりの「セミスイートルーム」から「特等室」、「1等インサイド」、「S寝台」、「B寝台」のいずれかをランダムで封入する。セミスイートは各日各区間1個ずつとなる。B寝台でも仙台区間の基本運賃は1万200円、苫小牧区間は1万4700円のため、どの等級が当たってもお得という。

 また、今回は購入者特典として「ドリンクパスポート」をプレゼントする。船内の売店でパスポートを提示すると、1乗船につき缶ビールかペットボトル飲料が1本もらえる。1年間の有効期間中であれば、乗船のたびに何度でも利用できる。このほか、非売品のオリジナルエコバッグも合わせてカプセルに封入。カラーは紺か白の2種類で、いずれかがランダムに入っている。

福井県の繊維企業を巡るバスツアー モニター参加者を募集中

2024年10月4日(金) 配信

旅行企画、実施は東武トップツアーズ

 テレビ大阪が主催する「FUKUIテキスタイルの旅」はこのほど、国内外の手芸愛好家向けに、福井県の繊維関連企業を巡る日帰りモニターバスツアーの参加者の募集を開始した。今後の福井県での産業観光などの課題を摘出し、インバウンドとの親和性を探るのが狙い。

 ツアーは福井駅発着で、3つの企業・工場見学と福井のグルメが楽しめる。11月中に3回、12月中に5回の計8回実施する。このうち、12月5日(木)のツアーは英語対応のみ、12月12日(木)のツアーは中国語対応のみで、いずれも福井県通訳案内士協会所属の通訳案内士が帯同する。

 対象者は参加時に実施するアンケートに参加可能で、Facebook上のコミュニティに参加できる人。アカウントを持っていない場合は作成が必要。

 参加費は無料。募集は各旅行日の3週間前に締め切る。各日とも15人が定員で、超える場合は抽選となり、各旅行日の2週間前までに当落の連絡がある。詳細や申し込みはホームページから。