2024年10月3日(木) 配信
ドライブインの運営業者「ダイヤ商事」(星野靖子代表、大分県別府市)と、関係会社の「SKY」(代表=星野恵理氏ほか1人、同所)は9月11日(水)、大分地裁から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は2社合計で約4億3600万円。
ダイヤ商事は1970(昭和45)年3月に設立されたドライブインの運営業者。九州横断道路沿いのドライブイン「インターヴィレッジさくら」で、観光客や団体客を対象に飲食店を運営するほか、土産品や飲料水などを販売し、97年11月期には年間売上高約6億6000万円を計上していた。
しかし、その後は競合店の進出などから来店者が減少。21年11月期の年間売上高は約1100万円に落ち込み、事業を停止していた。
SKYは05(平成17)年12月に設立。「インターヴィレッジさくら」の不動産を保有し、関係会社を対象に不動産賃貸業を手掛けていたが、ダイヤ商事に連鎖した。
負債は、ダイヤ商事が約3億8400万円、SKYが約5200万円。