新大阪駅開業60周年記念企画を実施、オリジナルロゴ作成や記念グッズ販売

2024年9月26日(木) 配信

 大阪府大阪市の新大阪駅が今年10月1日(火)に開業60周年を迎えることから、西日本旅客鉄道(JR西日本)などは同日から12月31日(火)まで、60周年記念企画を実施する。

 東海旅客鉄道(JR東海)や大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)、新大阪駅構内の商業施設と連携し、オリジナルロゴマークの作成・着用や記念グッズの販売などを行う。

 ロゴマークは60年前には駅がなかった同駅周辺エリアの発展をテーマに、上空から見た同駅と、鉄道各社の線路をデザインした。各社駅係員や各商業施設のスタッフがオリジナルロゴバッジを着用する。

 そのほか、開業60周年記念グッズや赤福「紅白餅」の販売、「旅弁当・駅弁当大会」の開催などを行う。

9月29日の「ANAにキュン!」企画発表 今月は国内マイル航空券が減額に(ANA X)

2024年9月26日(木) 配信

毎月29日に販売

 ANA X(神田真也社長、東京都中央区)はこのほど、毎月29日に開催している「ANAにキュン!」の9月のキャンペーン内容を発表した。29日はANA(全日本空輸)感謝の日と位置づけ、月替わりでさまざまなお得なクーポンなどを発行している。今月は人気の国内線特典航空券の減額マイルキャンペーンが登場する。

 減額マイルキャンペーンの対象路線は北海道と中四国、沖縄発着の一部。搭乗期間は11月1(金)~30日(土)まで。

 また、ANAトラベラーズ国内ダイナミックパッケージで秋から年末旅行に使える最大1万円割引クーポンや、ANAトラベラーズホテルで2024年新規開業ホテルの特別宿泊プランなどを用意する。

 このほか、未発表の目玉企画も合わせて今月は11企画を実施するという。販売期間は9月29日(日)午前零時~午後11:59まで。

宇治商工会議所、京都宇治観光マップ 掲載数を約3倍に拡充

2024年9月26日(木) 配信

京都宇治観光マップ(PC画面)

 宇治商工会議所(京都府宇治市)は9月25日(水)、宇治市内の観光名所やショップ情報を紹介する多言語対応Webサイト「京都宇治観光マップ」をリニューアルした。

 「京都宇治観光マップ」は、日本語・英語・簡体字中文・繁体字中文に対応する観光ポータルサイト。世界遺産をはじめとする社寺仏閣や観光施設、グルメやお土産、宿泊・体験サービスを提供するショップなど、魅力ある宇治市内のスポットを紹介している。

 今回のリニューアルでは、これまでの「中宇治エリアを中心とした約80カ所のスポットの発信」から情報を拡充し、市内全域の212件(9月25日時点)を紹介。従来の地図検索を主体とした仕様から、地図検索機能はそのままに国内外の観光客がより操作・閲覧し易いように、デザイン・機能面を一新した。

 このほか、詳細情報の閲覧も行い易いように、各スポットページに公式SNSやYouTubeへのボタンなどを新設。国内外の観光客にストレスなく宇治観光情報を調べてもらえるように、ページ表示速度の向上をはかったという。今後も、サイトではテーマごとの特集コンテンツの随時公開を予定しているとした。

メタバース和歌山実行委員会、VR観光動画「熊野古道・那智山」を公開 国内客の理解・関心を高める

2024年9月26日(木) 配信

VR動画のイメージ

 バス事業や旅行業を展開するユタカ交通(豊田英三社長、和歌山県和歌山市)と、和歌山新城下町DMC(西平都紀子社長、和歌山県和歌山市)が共同で運営する「メタバース和歌山実行委員会」(豊田英三委員長)はこのほど、VR観光動画「熊野古道・那智山」をユーチューブで公開した。

 日本ユニストの調査の結果、「熊野古道は何県にまたがるか」という質問に対し、38%が「まったく分からない」と答えたほか、全国の約80%の人が「熊野古道という道を聞いたことがある」と回答したことに対し、実際に訪問した人は全体の10%未満だったことから、国内客の理解・関心を高める狙い。

 熊野古道は2004年、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録。約2000年前に熊野本宮大社が開かれて以降、ご神体とされる滝や川、岩を中心に複数の神社仏閣が置かれた。とくに、平安中期から鎌倉時代に掛けて参詣道が大いに発展したという。和歌山県と奈良県、三重県の3県を跨ぐ全長約1000キロの長大な巡礼路が古くからの姿のままに残されている。

 動画はVRゴーグルなしで見ることができる。那智山青岸渡寺の三重塔(和歌山県・那智勝浦町)や那智の滝(同)なども紹介している。

妻夫木聡さんが台湾観光のアンバサダーに就任 10月からテレビCM放映

2024年9月25日(水) 配信

周永暉長官(左)と妻夫木聡さん

 台湾観光庁(周永暉長官)はこのほど、台湾の日本市場向け観光アンバサダーに俳優の妻夫木聡さんを任命した。9月25日(水)には東京都内で就任式を開き、周長官が妻夫木さんに任命状と新アンバサダーの名刺を贈呈した。

 台湾に多くの友人を持ち、自らも台湾のファンという妻夫木さんは、「したいことぜんぶ! ビビビビ! 台湾」をキャッチコピーに①台北での台湾式朝食②南投日月潭での遊覧ボート③嘉義阿里山での製茶体験④宜蘭県でのエビ釣り――の4つのバージョンで10月からテレビCMを展開していく。

 周長官は「台湾には美しい風景や美味しい食べ物がたくさんあり、買い物やさまざまなアクティビティも楽しめる」とアピール。さらに、10~12月まで、台湾を訪れた旅行者を対象に抽選で5000台湾㌦(約2万4000円)が当たるキャンペーンも紹介。「1億円分用意しており、魅力いっぱいの台湾で楽しんでほしい」と述べた。

 妻夫木さんは「これまでは台湾で美味しいものを食べたり、友人と楽しい時間を過ごしたり、心を充たすことが多かったが、今回撮影で台湾を訪れたときは、どちらかというと癒しを感じ、放心させてくれる体験をたくさんした。多忙な日々を過ごされている多くの方も台湾で一度リセットして、日本でまた新たなことを始めるのもいいのではないでしょうか」と語り、「皆さん、ぜひ台湾に行ってください」と笑顔で呼び掛けた。

日本バス協会、再興10年ビジョン カスハラ基本方針も策定

2024年9月25日(水)配信

日本バス協会の清水一郎会長

 日本バス協会(会長=清水一郎・伊予鉄グループ社長)は9月20日(金)、「バス再興10年ビジョン」と「バス業界のカスタマーハラスメントに対する基本方針」を策定した。同日には東京都内で通常理事会を開き、清水会長は「バス業界の未来が明るくなるように、バスが夢のあるプライドある産業になることを目指す」と語った。

 「バス再興10年ビジョン」は、バス産業を取り巻く厳しい状況を打破すべく、今後の10年を見据えて業界の取り組み方針をまとめたもの。同協会は、バス産業が地域公共交通の要として変わらぬ役割を担いつつ、時代の変化に即した内部変革が不可欠と認識。バス産業における今後のビジョンを業界内外に示すため、2024年度事業の一環として取りまとめ、今回の策定に至った。

 項目としては、……

ジーリーメディアグループ、代々木駅西口にカフェオープン 多忙なビジネスマンへ栄養ある惣菜販売

2024年9月25日(水) 配信

店舗のロゴ

 台湾・香港向けの訪日観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)! 日本」を展開するジーリーメディアグループ(吉田皓一社長、東京都渋谷区)は9月12日(木)、代々木駅西口(東京都渋谷区)に「Stand YOYOYO :) (スタンド ヨヨヨ)」をプレオープンした。店名の:と)は2文字合わせて、顔文字の笑顔を表現した。

 同店は「健康とソーシャルグッド」をテーマとしたテイクアウト業態のカフェ。代々木駅周辺は再開発でオフィスビルが増える一方で、健康に配慮した食事やおやつを販売する店が少ないことから、多忙なビジネスマンやワーキングママの栄養摂取のためにバランスのあるおやつや、惣菜を販売していく。

 具体的には、やぶさめファームの平飼い卵を使ったたまごサンドや魚沼産コシヒカリ玄米粉100%の米粉ベイクドドーナツ、自然栽培干し芋・焼き芋を使ったスムージー・アイスなどを発売している。

 今後は、訪日客に向けた日本の観光物産情報の発信や、日本人に向けた台湾情報の発信の場としても活用していく予定だ。

【福島県・南会津町】田島祇園祭を支えた藍染 体験通じて地域の歴史や文化を学ぶ

2024年9月24日(火)配信

藍甕をつくる石も南会津町産(奥会津博物館)

 福島県・南会津町では、地域の祭を支える産業として、かつては「藍染」が盛んに行われていた。ライフスタイルの変化や染料の発達で、商業ベースの生産は途絶えたが、体験や見学を通じて、今もその歴史や文化に触れることができる。

会津田島祇園祭の復元大屋台(会津田島祇園会館)

 日本3大祇園祭に数えられる「会津田島祇園祭(あいづたじまぎおんさい)」は、毎年7月22~24日に行われる。大屋台で上演される子供歌舞伎や、町中をまわる神輿渡御(みこしとぎょ)、神社の神楽殿で奉納される太々御神楽(だいだいおかぐら)など、見どころは多彩だ。裃(かみしも)姿の男性と30人ほどの花嫁姿の女性が列をなし、神への供え物を運ぶ七行器(ななほかい)行列(23日)は、そのようすを一目見ようと全国から多くの人が訪れる。町の玄関口、会津田島駅から徒歩8分の「会津田島祇園会館」では、祭りの見どころや「お党屋(とうや)制度」と言われる運営方法など、祭り概要を常設で紹介している。

世界で1つだけの作品を(奥会津博物館での藍染体験)

 南会津町の藍染は、会津田島祇園祭や同町伊南(いな)地区の「古町のまつり」などにおける裃や幡(はた)、作業着の麻などを染める需要が多かったことから、伝統産業として根付いた。町内には過去16軒程度の染屋があったと記録されている。「奥会津博物館」(会津山村道場駅から徒歩10分)では、移築・復元された茅葺屋根の染屋で藍染を楽しめる。染屋の土間には藍を醗酵させる大きな甕(かめ)があり、かつての藍染を垣間見ることができる。気軽に体験できるのはハンカチなどの「絞染め」。出来上がる模様を想像しながら生地の数カ所を輪ゴムで縛り、藍甕に浸して染めていく。作業時間は1時間程度だ。民具を収蔵する展示館では、藍染の工程や染色技法も紹介している。

島根県・奥出雲町で「砂の器記念祭」、福澤監督らトークや映画上映など

2024年9月24日(火) 配信

奥出雲町に建つ砂の器記念碑(本イベントとは直接関係ありません)

 松本清張原作「砂の器」の映画公開50周年と、TBSドラマ放送20周年を記念した「砂の器記念祭」(映画『砂の器』公開50周年記念事業実行委員会主催)が10月19日(土)、原作の舞台となった島根県・奥出雲町の亀嵩(かめだけ)小学校体育館で開かれる。

 ドラマ「砂の器」の監督で、最近では同町が舞台の1つとなったドラマ「VIVANT」の監督としても知られる福澤克雄氏によるゲストスピーチ、映画「砂の器」に出演した春田和秀氏らによるトークショーが行われる。

 地元オーケストラの亀嵩記念シンフォニエッタによる映画挿入歌の演奏や映画の上映会もある。

 午後1時30分開演。入場料は前売り大人1000円、高校生以下500円。当日大人1200円、高校生以下600円。

Loco Partnersとイーオン、宿泊施設の従業員向け語学研修始める 訪日客の満足度向上へ

2024年9月24日(火) 配信

研修のイメージ

 ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」の運営会社Loco Partners(鷲野宏治社長、東京都港区)と語学教育事業を展開するイーオン(重野卓社長、東京都新宿区)はこのほど、リラックスに掲載されている宿泊施設の従業員に向けたオンライン語学研修の提供を始めた。

 KDDIグループ会社として、新たな価値共創を実現し、シナジーを強化する。さらに、訪日客数が増加するなか、外国語での接客に不安を感じる宿泊施設の従業員に自信を持たせ、宿泊客に滞在をより満足してもらおうと同研修を実施することとした。

 同研修はイーオンのテキスト「職業別英会話」を用い、ホテル・旅館のチェックインや館内の案内、宿泊客の要望への対応など日々の業務ですぐに使える表現をレクチャー。3カ月後には業務のさまざまな場面で、簡単な一言を話せるようになることを目指す。1回当たり60分のレッスンを計12回実施。時間や曜日などの日程は企業の要望に合わせて設定する。定員は5~10人。料金は19万8000円(税込)。

 また、中国語を話す利用者の多い宿泊施設の従業員や、中国語の習得で接客の幅を広げたいという人に向けて、中国語のコースも開講する。