2024年9月11日(水) 配信
東日本旅客鉄道(JR東日本)は9月19日(木)から、予約・預入・宅配便の受取ができる多機能ロッカー「マルチエキューブ」で、発送サービスを始める。
同社グループは、「変革2027」に掲げる「日常生活における時間価値を高めるサービス」の実現を加速するため、ロッカーの多機能化と駅の物流拠点化を推進している。多機能ロッカー「マルチエキューブ」の予約・預入・受取・発送の「1台4役」を目指してきたところ、このほど発送サービスが実現した。
「ロッカーホテル即配サービス」は、事前にマルチエキューブWEBサイトで予約し、対象のロッカーに荷物を預け入れると、当日に指定したホテルで受け取れる。ロッカー予約時間は当日午前9時半まで。当日午前11時までに予約したロッカーへ預ける必要がある。受取可能時間は午後6時ごろ。配送料金は、荷物1個当たりSサイズ3100円、Mサイズ3200円、Lサイズ3500円。
「ロッカーどこでも配送サービス」は、事前にWEBサイトで予約し、対象のロッカーに宅配荷物を預け入れると、利用者が指定した場所へ届ける。ロッカー予約時間・お預け時間は、毎日午後8時まで。利用料金は、関東から関東向けに配送する場合、荷物1個当たりSSサイズ(ロッカーのボックスサイズ)が2500円、Sサイズが3200円、Mサイズが3600円、Lサイズが4200円。
同サービスは、9月19日(木)から開始。「ロッカーホテル即配サービス」の発送箇所は、東京駅、新宿駅、品川駅、池袋駅。受取箇所は、東京23区内・浦安市内のホテル。「ロッカーどこでも配送サービス」の発送箇所は、東京駅、新宿駅。受取箇所は、日本国内の指定住所。
同社は、「マルチエキューブ」を駅ソト、レジャー施設、商業施設問わず日本全国への設置を推進し、26年までに1000台3万口の展開を目指す。