東京都、都内旅行業者にDX導入支援 4月10日から補助事業の申込受付

2023年4月7日(金) 配信

予約・顧客管理などアナログで実施している務の効率化などをはかる

 東京都は4月10日(月)から、都内の第2種と第3種、地域限定旅行業者を対象に、DX事業計画の策定のための専門家を無料で派遣し、同計画を策定した旅行業者へ導入に必要な経費を補助する「DXによる旅行事業者レベルアップ応援事業」の申し込みを受け付ける。

 同事業はデジタル技術の導入で、予約・顧客管理などアナログで実施している業務の効率化をはかることや、商品やサービスに新たな付加価値を生み出すこと、ビジネスモデルや業務内容、組織体制などを変革し、ビジネスにおける優位性を確立することなどを目指す。

 4月10日(月)から6月15日(木)には専門家を最大3回派遣し、DX事業計画の策定の支援に向けて、先着100事業を募る。

 専門家と事業計画を策定した事業者は7月4日(月)~9月7日(水)に、補助金の申請を行うことができる。対象はシステム構築や開発費などのDX促進費や、オンラインツアー制作費、DX化のための人材育成費、デジタル広告宣伝費など。補助額は300万円または経費の4分の3のいずれか低い額。

「もてなし上手」~ホスピタリティによる創客~(147)基本を大切にしてお客様の心を掴む されて嬉しいをやり切る

2023年4月7日(金) 配信

 

 2年先まで予約一杯のレストランがあると知人から聞き、そのレストランにどんな秘密があるか知りたくなりました。一般公開されていない電話番号を偶然見つけ、連絡してみました。電話は、お客様と出逢う大切な瞬間でもあります。その対応は、人気レストランのおごりもなく、強い好感を持てるものでした。

 ただ、残念ながら予約席はありません。「キャンセルが出たら、いつでも良いので連絡をいただけないか」とお願いしましたが、要望が多く難しいということでした。

 誰も考えは同じで、無理なお願いをお詫びしましたが、諦めきれない私は、「電話対応の素晴らしさ」について手紙を書きました。すると先方から「西川さんに是非、私の料理を食べていただきたい。大変失礼ですが、空席が出たらお知らせさせてください」と連絡があったのです。

 そして、数カ月後にその連絡がありました。「お待たせいたしました。間際になりましたが、空席が出ました。いかがでしょうか」。さっそく予定を変更して、予約をしました。当日には大阪のお土産も持って行きましたが、タクシーが店に到着すると、店の外で出迎えるスタッフの姿が目に入りました。それも店主自らの出迎えです。

 その日は、食事はもちろん最幸の時間となりました。

 しかし、最大の感動はホテルに戻ってから起きたのです。携帯に店主からメッセージが届き、そこに持参したお土産を笑顔で食べている、スタッフの写真が添付されていたのです。その笑顔に思わず声を上げてしまうほど、本当に驚きました。

 その場や翌日のチェックアウトのときなど、相手からお礼を言われることはありますが、この感動のメールは、大きな勉強の機会となりました。

 お土産を贈る側が最も喜ぶのは、贈られたスタッフの人たちが喜んでくれていることを伝えることです。素晴らしい対応には、今でも感動を覚えています。

 そのレストランを訪れてから2年が経過して、2回目の利用が実現しました。そして、そのときに初めて、最初に伺ったときの感動が偶然ではなく、必然のこととして実行されていることを知ることができたのです。

 前回と同様にタクシーで到着すると、お店の外で店主が待っていました。そして、同じように、持参したお土産を手にしたスタッフの写真も、後で送られて来たのです。

 自分がしてもらって嬉しいことを、言い訳をせずにやる。やり続ける。基本に魂を込めてやり切ることです。それが料理のおいしさをより高めて、結果として予約の取れないという人気店になるのです。

 

コラムニスト紹介

西川丈次氏

西川丈次(にしかわ・じょうじ)=8年間の旅行会社での勤務後、船井総合研究所に入社。観光ビジネスチームのリーダー・チーフ観光コンサルタントとして活躍。ホスピタリティをテーマとした講演、執筆、ブログ、メルマガは好評で多くのファンを持つ。20年間の観光コンサルタント業で養われた専門性と異業種の成功事例を融合させ、観光業界の新しい在り方とネットワークづくりを追求し、株式会社観光ビジネスコンサルタンツを起業。同社、代表取締役社長。

 

 

 

TCSA23年度通常総会 新会長に元国交省観光部長の金澤氏

2023年4月6日(木) 配信

左・金澤悟新会長、右・三橋滋子前会長

 日本添乗サービス協会(TCSA、37会員)は3月24日(金)、東京都内で2023年度通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選で、新会長に金澤悟氏が就任した。退任した三橋滋子会長は、これまで空席だった副会長に就く。

 02年には国土交通省総合政策局観光部長を務め、ビジット・ジャパンキャンペーンを推進した経歴を持つ金澤氏は、「観光部長退任後は観光業から離れてしまっていたが、三橋会長が副会長としてサポートしてくれるとの後押しがきっかけで、会長職を引き受けた」と説明。

 コロナ禍で打撃を受けた観光業と、添乗サービス双方から回復させることに注力し、「業界を取り巻くさまざまな変化にどう対応していくかを考えていく」と意気込んだ。

 三橋会長は、新型コロナ禍で添乗員の仕事が激減したなか、離職により添乗員の絶対数が減少し、かつ高齢化が進んでいるとの現状認識を示し、「しばらく添乗業務から離れていた添乗員のブラッシュアップ研修や、現地の最新情報が入手可能なチャンネルを提供していく」方針を示した。加えて、専門添乗員の職業観ややりがいをアピールし、若年層の確保に役立つ資料を作成する。

 第3回となるインバウンド検定では、初級検定を全国で実施するとともに、中級・上級検定への準備も進める。また、受験予定者や興味を寄せている人向けに「インバウンド業務入門講座」を開く予定だ。

 人材育成やコンプライアンス推進、広報イベント活動の3点を重点に置き、運営幹事会の下にそれぞれ委員会を設置して、研修や試験準備、講座、広報活動などを行っていく。

ジーリーメディアグループ、台湾・香港人に消費単価向上への意識調査 54%が満足な旅に30万円以上掛ける

2023年4月6日(木) 配信

「樂吃購! 日本」のトップページ
 ジーリーメディアグループ(吉田皓一社長、東京都渋谷区)はこのほど、同社のユーザーである台湾人と香港人を対象にWebで行った「訪日旅行に関する意識調査」の結果を公表した。訪日客の消費単価向上への取り組みが加速するなか、台湾人と香港人の意識を調べた。
 
 「満足できる特別な訪日旅行にかけられる予算」については、53.6%が「30万円以上」回答。コロナ禍前の2019年における訪日台湾人1人当たりの消費額11万8288円の2倍以上の出費を掛けられる結果となった。
 
 アンケートは2月21日(火)~28日(火)、同社の運営する訪日観光情報サイトで実施された。有効回答数は4711人。
 
 「とくに予算を支出できるもの」(複数回答)では、1位が美食(75.3%)。2位以降はスノーリゾートやマリンアクティビティ、お城で花見などの季節体験(60.8%)、宿泊(60.6%)と続いた。
 
 「満足できる美食に支払うことができる金額」は、「2万円」が42.3%と最も多かった。続いて、5万円(28.1%)、2万円以下(24.2%)、10万円以上(4.0%)の順。宿泊に対する問いでは、「5万円」が28.1%で最多。以降は「2万円」(44.5%)、「2万円以下」(24.2%)、10万円以上(4.0%)となった。
 
 吉田社長は「台湾と香港からの訪日客は、コロナ禍前に比べ『高くても良いものを』と考える層が増えた」という。「高付加価値な商品に求められるのは、そこにしかない価値を訴求し、享受するうえでのあらゆる不便を取り除くことだ」との見方を示している。

辻調グループ 62%が日本で就職希望 留学生アンケート

2023年4月6日(木) 配信

調理実習のようす

 大阪と東京、フランスで食のプロを育てる専門学校を展開する辻調グループは2月、辻調理師専門学校と、辻製菓専門学校(辻芳樹校長、大阪府大阪市)の留学生366人に1月18―24日に行ったアンケート「日本留学の目的と展望」の結果を発表した。有効回答数は305人。

 そのなかで、留学の決め手は「日本の食・文化への興味」「技術力の高さ」が最も多かった。留学生の62%が「日本で働きたい」と希望した。

 2002―23年度に入学した留学生総数は2416人。現在、日本料理や西洋料理、中国料理を学ぶ「辻調理師専門学校」が203人、洋菓子や和菓子、製パンなど学ぶ「辻製菓専門学校」に163人が在籍する。

 国別では韓国が最多の180人。中国80人、台湾49人と続き、アジア圏中心の12カ国から留学中。19―22年はインドネシア、香港が増加傾向だ。

 日本を留学先に選んだ理由は、「日本の食文化への興味」が最多。「料理、製菓技術のレベルの高さ」、「日本の料理、菓子が好き」も多い。料理を学ぶ学生は「日本で仕事をしたい」も理由に挙げた。学びたいジャンルでは、「日本料理」が39・7%、「洋菓子」34・0%、「製パン」「西洋料理」が13・4%。

 このうち日本料理は「調理法や1品ずつの道理があって美味しく、見た目も調理法も深く心惹かれた」も理由に挙げた。

 卒業後の進路では、「日本で働きたい」が62%を占めている。今年卒業して、日本で就職内定の89人の就職先では、「料理」関係が54人、菓子が25人。「キャリアアップ」と考える学生が多いという。

 ある旅館関係者は「業界全体が人手不足のなか、調理場も慢性的に足りていない。インバウンドも回復するなか、外国人の調理人採用を考える旅館も多いのでは」と期待する。

〈出番です〉安藤予約センター四国営業所 所長 水野 真人さん「『誘客する案内所』目指す」

2023年4月6日(木) 配信

水野真人さん

 26年間勤務した道後温泉(愛媛県松山市)の旅館を退職し、4月1日から同市を拠点に、安藤予約センター四国営業所として、「旅行サービス手配業」を始めた。「愛媛・四国に少しでもご恩返しができれば」と話す水野さんに話を聞いた。(関西支社=土橋孝秀)

 ――旅行サービス手配業とは。

 業界で「案内所」と呼ばれる業種ですが、イノベーションされた「案内所」を目指します。一般的に案内所は開設する同地域の旅行業者からの依頼を受け、宿泊施設などの手配業務を行いますが、当営業所は四国に来訪される旅行者様のための手配業務に力を入れます。つまり、全国に出掛けて、その地の旅行業者様に四国の宿泊施設を説明し、旅行客を誘致する案内所です。

 ――安藤予約センター四国営業所となった。

 業界で信頼が厚い「安藤予約センター」(大阪府大阪市)の名義をお借りすることができました。ただし、四国営業所は個人事業である「みずの企画」の経営で、「安藤予約センター」本社とは別経営です。

 ――起業を決意した経緯は。

 残りの人生を穏やかに過ごすという選択肢もありましたが、やはり長年お世話になった道後、愛媛、四国への恩返しができればと考えました。コロナ禍で団体旅行はほぼなくなりましたが、復活の日が来ると信じています。私自身、旅館での仕事を通して、団体旅行の楽しさをよく知っています。フェイスブックやブログなども活用して、四国の施設を発信していきます。2月現在、案内可能な宿泊施設は78軒(うち四国は23軒)、昼食など施設数は24軒(同16軒)です。これから案内できる施設を増やしていきます。

 ――四国や道後温泉の魅力は。

 四国山脈や四万十川、しまなみ海道など豊かな自然に恵まれ、風景や人々の暮らしの中に、「日本の原風景」が息づいていると感じます。道後温泉は日本最古と伝わるほど歴史ある温泉地です。観光スポットが徒歩圏内にそろい、そぞろ歩きが楽しめる温泉地として女性客らに好評です。

 ――今後の抱負は。

 まずは営業所を軌道に乗せること。そのうえでブログで四国の新しい事業やキーパーソンを紹介することも考えています。

 安藤予約センター四国営業所

 〒791―1101 愛媛県松山市久米窪田町337―1 テクノプラザ愛媛本館くめくぼたスクエアプラス内 ☎090(3780)3466、FAX050(3535)9265。

HIS、旅に出よう!CP実施へ パスポート費用など補助 

2023年4月5日(水) 配信

1人当たり最大1万円を割り引く

 エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)は4月4日(火)~5月11日(木)、パスポート取得費用のサポートや取消料発生期日を緩和した「RE:STARTさぁ、旅に出よう!」キャンペーンを実施している。「インバウンドは既に日本人の出国者数を超え、今後は座席が混むことも予想されるため、消費者に旅行をより身近に感じてもらいたい」とした。

 同CPでは7~9月に出発し、合計30万円以上の商品の利用者に対し、子供1人につき6000円をサポートする。また、同金額以上の海外ハネムーンツアーを予約したグループに対し、1人分のパスポート取得費用1万6000円をキャッシュバックする。

 通常30日前または40日前から発生するキャンセル料を15日前まで無料にする。このほか、60日前までの予約で1人当たり最大1万円割り引く。

東京駅ー羽田空港を約18分で結ぶ JR東2031年の開業目指し羽田空港アクセス線の本格的な工事に着手

2023年4月5日(水)配信

工事区間位置図と運行概要のイメージ

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は4月4日(火)、羽田空港アクセス線(仮称)の「東山手ルート」と「アクセス新線」の本格的な工事に着手すると発表した。

 2031年度の開業を目指し、今年6月に起工式を行う。同ルート開業により宇都宮線や高崎線、常磐線方面から羽田空港へのダイレクトアクセスが実現し、東京駅から羽田空港への所要時間は約18分となる。なお当初計画では29年度の開業を目指していたが、調査過程で既存構造物の移設や撤去などに時間がかかることが判明したため開業予定時期が変更となった。

平面図イメージ

 工事区間は、田町駅付近~大汐線~東京貨物ターミナル付近~羽田空港新駅区間(約12.4㌔)。「東海道線接続区間」(約1.9㌔)、「大汐線改修区間」(約3.4㌔)、「東京貨物ターミナル内改良区間」(約2.5㌔)、「アクセス新線区間」(約5㌔)に区分される。国土交通省からは23年1月31日付で「東山手ルート」における鉄道施設変更認可を、3月24日付で「アクセス新線」における工事施行認可を受けた。

 「東山手ルート」東海道線接続区間では、田町駅の東京方にある山手線引上げ線を撤去し、山手線外回り、京浜東北線南行、東海道線上りを順次移設、東海道線上下間に用い開削トンネルやシールドトンネルを構築するスペースを確保し、東海道線と大汐線(現在休止中)が接続する線路を敷設する。

 大汐線改修区間では、1998年より鉄道事業を休止している大汐線の橋りょうや高架橋などの既存ストックを有効活用し、土木・軌道・電気の各設備について健全度を調査した上で、必要な改修や改良を実施する。

 また東京貨物ターミナル内にはJR東日本が保有する用地を用い、羽田空港アクセス線(仮称)の運行に必要となる車両留置線や保守基地線を整備する。

 アクセス新選区間は東京貨物ターミナルから公共施設、道路、運河下を通過するルートとし、最大深度約50㍍、延長約4.2㌔の複線シールドトンネルを構築し羽田空港新駅(仮称)に至る新たな線路を敷設する。併せて、第1旅客ターミナルと第2旅客ターミナルの間の空港構内道路下には、島式1面2線のホームを有する地下駅「羽田空港新駅(仮称)」を設ける。

 JR東日本が進める「羽田空港アクセス線構想」の狙いは、 多方面から羽田空港にシームレスに移動できるようにすることで、移動時間の短縮や乗り換え時間の解消、鉄道の輸送力増強(現状の約1.8倍)などの効果を生み出すこと。新宿駅方面から乗り入れる「西山手ルート」、東京駅方面から乗り入れる「東山手ルート」、東京臨海高速鉄道りんかい線(新木場駅方面)から乗り入れる「臨海部ルート」の3ルートを計画しており、残り2ルートに関しても引き続き計画を進画めていく。

多様な旅のカタチ・価値観・ニーズに応える  からくさホテルカラーズ東京八重洲開業 

2023年4月5日(水)配信

エグゼクティブワイドツイン

 観光客向け宿泊特化型ホテルを経営・運営管理するからくさホテルズ(佐藤亮祐社長、東京都中央区)は3月31日(金)、 からくさホテルカラーズ東京八重洲(東京都中央区)を開業した。

 ホテルはJR東京駅八重洲中央口から徒歩約6分、バスターミナル東京八重洲にも近い場所に立地。既存のからくさホテルのデータを客室、ラウンジの空間づくりに生かし、多様な旅のカタチ・価値観・ニーズに応えるホテルを整備した。

 客室は、大きな窓からの景色が楽しめる「エグゼクティブワイドツイン」プロジェクターと洗濯乾燥機を完備するオンフォートタイプ、最大6人まで宿泊が可能なコネクティングルームなど8タイプ全95室を用意。

 2階ラウンジでは世界各国の料理約20種類をブッフェスタイルで楽しめる朝食に加えラウンジタイムにはお菓子や軽食と飲み物、バータイムにはアルコールとおつまみも提供。朝食は連泊での利用が多いことを踏まえメニューを日替わりとし、3パターン用意している。

国内外で技術を磨きて来た食の匠たちが新しい日本料理で迎える 「Auberge TOKITO」4月6日開業

2023年4月5日(水) 配信

4組限定の宿坊

 立飛ホスピタリティマネジメント(村山正道代表、東京都立川市)は4月6日(木)、「Auberge TOKITO」を開業する。老舗料亭「無門庵」の跡地を、歴史的建物と庭園の一部を生かした食房と茶房、1日4組限定の宿房からなる施設に再生させた。総合プロデューサー・総料理長の石井義典氏や総支配人・料理長の大河原謙治氏ら国内外で技術を磨きて来た食の匠たちがチームを組み、新しいカタチの日本料理で訪れる人々を迎える。

堀口切子の器に盛り付けられた「うじお真鯛」

 食房は宿泊客優先のカウンター席10席と外来客用のテーブル席22席、個室3室、冠婚葬祭などの宴席に利用できる離れで構成。提供する料理はこだわりの食材を使用したコースメニューは12品前後で構成、内容はその時々の食材の旬を提供するため1カ月ごとに変更する。

茶房

 心身の回復をテーマに掲げる宿坊は全4室で、すべての部屋に温泉掛け流し露天風呂付きのバスルーム、専用のスパトリートメントベッド、ミニキッチンを完備。掘り炬燵とハイチェアから成る全16席の茶房では、季節に応じてメニューが変わる「茶請箱」と3種類のお茶がセットになったアフタヌーンティーを提供するほか、夜はバーとしての役割も担う。

 4月3日に行われた内覧会で立飛ホスピタリティマネジメントの坂本博之COOは、「職人の料理場として料理を中心に据え、食材の旬を追うのではなく瞬を追う、瞬間、瞬間に美味しいモノを提供するためにここをオーベルジュ(というスタイル)にした」と開業にあたっての思いを語った。