HIS、クロスバイクで静岡巡るツアー企画 初心者へe-bike用意

2022年9月8日(木) 配信

ツアーのイメージ

 エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)はこのほど、メリダジャパン(高谷信一郎社長、神奈川県川崎市)と静岡県の各地をe-bikeで巡るツアーを企画した。コロナ禍で人との接触を避けることができるアウトドアアクティビティとして、サイクリングに注目が高まっていることを受けて、販売を決めた。

 ツアーは、サイクリング初心者も参加しやすいように、スポーツバイクの走行性能と電動自転車のアシスト機能を合わせたe-bikeを用意。サイクリングガイドが公共交通機関では気軽に立ち寄りづらい観光資源などを案内する。また、コースの途中には、サイクリストのための休憩所「バイシクルピット」を設ける。

 商品のうち、「オーシャンビューとパワースポットを巡るサイクリングツアー」は、11月3日(木)と12月3日(土)に実施。JR三島駅から出発し、出逢い岬(沼津市)や諸口神社(同)などを訪れ、修善寺駅(伊豆市)で解散する。料金は大人1人8800円。

(左から)出逢い岬と諸口神社

 「富士シーサイドサイクリングツアー井田塩すくい&工場見学」では、大瀬神社(沼津市)を訪問するほか、おくだ荘の井田塩(同)で海水から塩を採取する体験を盛り込んだ。開催日は10月8日(土)と11月19日(土)。価格は大人1人当たり7800円。

(左から)大瀬神社とおくだ荘の井田塩

北海道・しかりべつ湖コタン名物「氷上露天風呂」  浴槽新設のクラウドファンディングを開始

2022年9月8日(木)配信

氷上露天風呂

 北海道十勝管内で冬の間だけ現れる幻の村「しかりべつ湖コタン」は、人気の「氷上露天風呂」新設に向け、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で、全国から支援を募っている。

 然別湖は、大雪山国立公園内にある唯一の自然湖で、標高810㍍に位置することから「天空の湖」とも呼ばれている。例年、12月下旬には結氷することから、凍った湖上に幻の村「しかりべつ湖コタン」が作られる。氷で作ったグラスでドリンクを楽しめる「アイスバー」や名物「氷上露天風呂」などが人気だ。

 今回は20年以上使用してきた「氷上露天風呂」の浴槽老朽化に伴い、クラウドファンディングを立ち上げた。新設に当たり「イベントを未来に向けて発信し続けるためにより衛生的で、環境に優しいシステムを作りたい」(実行委員会)という。計画では、浴槽を丸型から設置しやすい四角い形状に変更。排水口の場所も見直し、清掃しやすくすることで、衛生面も改善する。排水システムでは、ポンプを増設することで、オーバーフローをなくし、環境にやさしい仕組みを取り入れる。

 支援募集は2022年10月31日(月)まで。然別湖コタン「プレミアムシーズンパス」や「アイスロッジペア宿泊券」などのリターンを用意している。

令和トラベル、韓国旅行意向調査を実施 約7~8割が「行きたい」と回答

2022年9月7日(水) 配信

「韓国で1番したいこと」は、1位がグルメ(48.3%)だった

 令和トラべル(篠塚孝哉社長、東京都渋谷区)の調査研究機関令和トラベル研究所は9月2日(金)、「緊急!韓国旅行意向調査」の結果を発表した。韓国政府が8月、日本からの観光客にビザなしでの渡航を認めたことなどを受けて、最新のニーズを明らかにした。

 今回の調査結果では、全体の約7〜8割が「韓国旅行に行きたい」と答えた。調査は8月20日(土)~21日(日)に、同社のツイッターとインスタグラムアカウントでアンケートを行った。回答数は715件。

 旅行の時期については、「今すぐにでも」が32・7%で最多。次いで「渡航条件が変わったら」(26・9%)、「検討なし」(22・9%)、「コロナが落ち着いたら」(17・5%)となった。

 行きたいと回答した人に「韓国に行くなら誰と行きたいか」では、「友人や恋人(2人)」が最多の57・4%。以降は「ひとり旅」(16・0%)、「家族」(15・1%)、「グループ(3人以上)」(11・5%)と続いた。

 令和トラベル研究所は「入国後のPCR検査で陽性となった場合、隔離によって滞在期間が延期されることから、リスクを回避するため、少人数旅行を検討する人が多い」と予測する。

 「韓国で1番したいこと」は、1位がグルメ(48・3%)。2位はショッピング・美容(33・8%)、3位観光(10・3%)、4位推し活(7・6%)。

 「韓国旅行を予約する場合不安な点は何か」の問いには、68・3%が「出入国手続き」を回答した。また、11・2%が「休みの取得」、10・3%がそれぞれ「周りの目」と「金銭面」を挙げた。

 9月3日から、韓国入国前の陰性証明書の提示が不要となったほか、7日からは、ワクチン3回の接種証明書の提示を帰国便の出発する72時間前までのPCR検査に代えることできることから、令和トラベル研究所は「今後さらなる需要回復が見込まれる」という。

電気バスで青森県奥入瀬渓流  電気バスで楽しむネイチャーツアー バイパス完成見据え、社会実験

2022年9月7日(水)配信

 NPO法人奥入瀬自然観光資源研究会は、2022年9月から「グリスロ(グリーンスローモビリティ、電気バス)で楽しむ奥入瀬渓流ネイチャーツアー」を実施している。バスに乗りながら、2時間トレッキングしているような、新しいスタイルのトレッキングバスツアーだ。

 十和田八幡平国立公園の奥入瀬渓流(青森県十和田市)は、国内外から旅行者が訪れる全国屈指の自然景勝地。現在、国土交通省が奥入瀬渓流(国道102号)をう回する青ぶな山バイパス(トンネル)の工事を進めている。今回実施するツアーはバイパス完成後を見据え、将来の交通体系検討の基礎資料とするため、官民連携し行う社会実験だ。22年9~11月と23年1月の土・日・祝日を中心とする指定日に開催する。

 バスにはネイチャーガイドが同乗し、車内で案内を行う。主要な景勝地では下車して、流れや滝のフォトスポットを巡りながら、奥入瀬渓流の樹木やコケなどを観察する。

 ツアーは事前予約制で、使用するのは8人乗りの車両。運行は奥入瀬渓流館-雲井の滝間の往復で、所要時間や約2時間。途中、石ケ戸と雲井の滝で離団することも可。(下車後の移動は路線バスを利用)参加費は無料だが、傷害保険料とマップ代として500円必要。

山形・かみのやま温泉「おやど森の音」 ジビエや森の食材楽しむサスティナブルなディナーを 9月20日(火)~11月30日(水)

2022年9月7日(水)配信

子リスと秋の収穫祭(料理イメージ)

 山形県・古窯グループの宿泊施設「おやど森の音」(かみのやま温泉)は2022年9月20日(火)~11月30日(水)、「子リスと秋の収穫祭」と題し、ジビエや森の食材、ナチュラルワインを楽しめるディナーを提供する。

 全14室の自然の中に佇むおやど森の音は、「森にも人にも、心地よい宿へ。」を新しいコンセプトに掲げ、環境や人にやさしい「サステナブルなおやど」を目指している。第1弾として、近くの森に住む子リスが「秋の収穫祭」を宿泊客と一緒に楽しむというストーリーに合わせ、ディナーを創作した。

 料理の一部には、ジビエである鹿肉を使用。年々増加し農作物に被害を与えている鹿を美味しく提供することで、無理なく環境保護に貢献する。鹿肉に含まれる「アセチルカルニチン」は疲労回復やストレス軽減に効果があり、脂質も少ないため体にもやさしい食材だ。秋が旬で、食物繊維やビタミンを多く含むキノコや木の実も楽しめる。

 食事を引き立てるのは、山形県産の農薬や化学物質を使用しない(または少量にする)ナチュラルワイン。宿に在籍するソムリエが、料理に合うものをセレクトしてくれる。

 宿泊料金は1泊2食付き 2万900円(2人1室利用時の1人あたり料金、消費税・サービス料込み)から。隣県割「やまがた秋旅キャンペーン」、全国割「ディスカバーかみのやまキャンペーン」の対象宿。

ビッグホリデー、お座敷列車「華」利用ツアー催行 越後の紅葉や鉄道旅も

2022年9月7日(水) 配信

485系お座敷列車「華」

 ビッグホリデー(岩崎安利社長、東京都文京区)は10月29日(土)、上野駅(東京都台東区)~越後湯沢駅(新潟県・湯沢町)間で団体臨時列車485系お座敷列車「華」を利用するツアー「485系お座敷列車『華』で行く! 5つの列車で巡る、越後の鉄道旅2日間」と「485系お座敷列車『華』に乗って秋色に染まる越後へ、紅葉の旅2日間」を催行する。

 「華」は1997年に登場。「心やわらぎ、楽しめる空間の提供」をコンセプトに、丸みを帯びた車体と角のない柔らかさを強調したデザインが特徴。全車両がグリーン車として扱われ、畳敷きに座椅子を備えた掘り炬燵式のお座敷仕様となっている。

華の車内

 ツアーのうち、「485系お座敷列車「華」で行く! 5つの列車で巡る、越後の鉄道旅2日間」は、通常非公開の鉄道関連施設くびき野レールパークを見学するほか、越後湯沢駅~直江津駅(新潟県上越市)まで超快速スノーラビットを貸切で乗車する。

 料金は、夕食と朝食付きホテルグリーンプラザ上越に宿泊するプランが大人1人当たり3万4500~4万3000円。子供は2万5500~3万300円。朝食のみが付くチェンダインターナショナルホテルに泊まる商品は大人2万9800~3万6500円。子供は2万2800~2万6200円。いずも税込となる。

 「485系お座敷列車『華』に乗って秋色に染まる越後へ、紅葉の旅2日間』は越後路のベストシーズンを迎える紅葉を堪能!」は、苗場ドラゴンドラと田代ロープウェーを乗り継ぎ、約80分間紅葉を眺める。また、奥只見湖遊覧船にも乗船。紅や朱色、黄色などさまざまな紅葉を楽しめるという。

 料金は大人1人当たり3万7800~4万4500円。子供が3万800~3万1800円。宿泊場所は苗場プリンスホテル(新潟県・湯沢町)となる。

クラツー、寛永寺の通常非公開エリア特別拝観ツアーを発売

2022年9月6日(火)配信

寛永寺の通常非公開エリア

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都新宿区)は9月1日(木)、東京都台東区(服部征夫区長)との連携協定のもと、通常非公開の寛永寺御霊廟特別拝観ツアーの販売を始めた。寛永寺では、通常非公開エリアの「有徳院殿(八代吉宗公)御宝塔」「常憲院殿(五代綱吉公)勅額門」「葵の間」を特別に拝観し、同ツアーでしか得られない体験価値を提供する。

 同企画は、昨年11月にクラブツーリズムと台東区が締結した「観光分野における連携協定」の協力内容の1つ「地域資源を活かした観光振興」についての取り組み。今回のツアーは、徳川将軍家の菩提寺である寛永寺の特別拝観と、コロナ禍により鑑賞機会が減っている落語を楽しめる。文化財や伝統芸能の保存・活用を推し進める台東区との連携のもと、実現することになった。なお、今回のツアーは台東区の〝旅行商品化を通じた文化資源の保護〟の一環として実施される。

 「通常非公開 寛永寺徳川将軍御霊廟特別参拝」ツアーは、現地集合日帰りで出発日が11月17日(木)・29日(火)、12月8日(木)。旅行代金は1万2500円。

 「迎賓館赤坂離宮と徳川ゆかりの寛永寺特別公開 噺家と巡る上野パワースポットウォーキングとお江戸・浅草」ツアーは、関西発2泊3日で出発日は2023年1月23日(木)・25日(火)。旅行代金は11万円。

スポーツ文化ツーリズムアワード2022 公募は10月20日(木)まで

2022年9月5日(月) 配信 

観光庁はこのほど「スポーツ文化ツーリズムアワード2022」の公募を行う

 観光庁は10月20日(木)まで、スポーツ庁・文化庁と共同で「スポーツ文化ツーリズムアワード2022」を募集する。「スポーツ文化ツーリズム」を推進させる先進的な取り組みや、スポーツ文化ツーリズムの実現を目指す取り組みを発掘し、観光の活性化をはかる目的。

 同賞は、「スポーツ文化ツーリズム賞」、「スポーツツーリズム賞」、「文化ツーリズム賞」で構成する。「新しい観光」として、コロナ禍ならではの工夫やアイデアが盛り込まれた取り組みや、スポーツ庁と文化庁がそれぞれ推進する分野に対し、優秀な取り組みを「特別賞」として表彰する。

 応募要件として、①「スポーツ」と「文化資源」のいずれか、または両方と「観光」が結びついている②国内外の旅行者の増加、長期滞在を促す仕組みや、地域への経済効果波及につながる工夫③地域の活力の着実な増加につながる④過去19年以降に開催されている──など、すべての要件を満たすイベント・取り組みが対象となる。

 前回のアワードでは、「SHIROFES.2019~踊れ、遊べ、弘前で! 弘前城ダンス&パフォーマンスフェスティバル~」(ひろさき芸術舞踊実行委員会、青森県弘前市)など、応募数42件の中から10団体が入賞した。

NAA、早朝便利用増加へ 10月まで国内線でCP実施

2022年9月5日(月) 配信

CPのロゴ

 早朝便の利用者を増やそうと、成田国際空港(NAA、田村明比古社長)は10月27日(木)まで、成田空港を月曜日から木曜日の午前6時~7時59分に出発する国内線利用者に向けたプレゼントキャンペーン「朝ナリタ2022」を実施している。

 対象便の搭乗客は、ナリタニスト公式アプリのダウンロードすることで、空港内店舗で使える200円分のクーポン券をもらうことができる。また、5000円分の航空券やポイントのほか、バス運賃が最大無料になる「朝くじ」にも参加可能となる。

 NAAは「早朝便は混雑を避けられる可能性が高まります」とアピールする。

クラツー、「中川家&とろサーモンと行く 近鉄鉄道旅」発売

2022年9月5日(月)配信

2組のよしもと芸人と近鉄貸切列車で日帰り旅を楽しめる

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都新宿区)はこのほど、よしもとセールスプロモーション(稲垣豊社長、同)とコラボレーションをし、近鉄貸切列車を利用した「中川家&とろサーモンと行く 近鉄鉄道旅」を売り出した。大阪・名古屋発の日帰りで、出発日は10月29日(土)。旅行代金は2万5000円。

 日本一の漫才師を決める大会「M-1グランプリ」優勝の実績を持つ、「中川家」「とろサーモン」の2組のよしもと芸人が近鉄貸切列車に同乗。元近鉄名物広報の福原稔浩さんとともに、鉄道にまつわるトークで車内を盛り上げる。

 さらに、奈良県橿原文化会館を会場にしたトークショーのほか、クラブツーリズム専用列車「かぎろひ」と、近鉄団体専用列車「あおぞらⅡ」の普段なかなか見られない連結運転を実現する。

 ツアーの詳細は、クラブツーリズムの「よしもとスマイルクラブ50」特設サイトから。