ウェスティンホテル東京で本場のBBQ  9月12日からWeber Inc.とともに「Westin Special BBQ featuring Weber」開始

2022年8月31日(水) 配信

本場のBBQを提供

 ウェスティンホテル東京(東京都目黒区)は9月12日(月)から、「Westin Special BBQ featuring Weber」を開始する。今年創業 70周年の節目を迎えるアメリカのBBQグリルブランド Weber Inc.とともに、同ホテルのインターナショナルレストラン「ザ・テラス」で、厳選された食材と Weber 流のユニークな調理法による、ここでしか味わえない本格派 BBQ が楽しめる。

 同ホテルでは昨年から、恵比寿という都会にありながら喧騒を忘れさせてくれる緑豊かなレストラン「ザ・テラス」のパティオを生かし、ラグジュアリーさを加味したバーベキュープランを提供していた。今回の企画は、70周年を迎えるWeber Inc.が日本人にBBQグリルや調理法を広めるための最適な手段を模索するなか、ウェスティンホテル東京が同社のグリルを使用しバーベキュープランを提供していることを知り実現した。

大型のWeberガスグリルだからこそ調理可能な骨付きの厚切り肉や丸ごと野菜をふんだんに使用

 Weber らしい豪快さとウェスティンホテル東京らしい上質な味わいの両方が楽しめる期間限定メニューは、両社のシェフが意見交換を行い、Weber流の本場アメリカらしいオリジナルスパイスを効かせた調理法をもとに、ウェスティンホテル東京の一流シェフが素材の魅力を存分に生かす技で仕上げた。

 また Weber Inc.は今回のコラボレーションを機に、ウェスティンホテル東京を同社のグリルや器具を使って誰でも簡単に本格的なBBQ体験ができる「Weber Select」の施設として認定した。

 「Westin Special BBQ featuring Weber」は、10 月 31 日(月)まで実施。提供時間はランチ が11:30~14:00、(土日祝は12:00~16:00)、ディナーが18:00~21:30(土日祝は17:00~21:30)。料金は、1万5800円(税・サービス料込)。

セルリアンタワー東急ホテルで9月24日 酒蔵巡り「酔鯨ナイト in 桜丘」 土佐料理をアレンジした料理と地酒楽しむ

2022年8月31日(水) 配信

 セルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区)は9月24日(土)、酒蔵巡り「酔鯨ナイト in 桜丘」を行う。

 日本料理「Japanese Cuisine 桜丘」で行う高知県高知市「酔鯨酒造」(高知県高知市)とのコラボレーション企画。土佐料理をアレンジした料理に合わせ、蔵元がおすすめする日本酒・リキュールペアリング5種のセットを楽しめる。

 「酒蔵巡り」は、毎回一つの酒蔵をセレクトし、調理長がアレンジを加えた郷土料理とともに日本酒を楽しむシリーズイベントです。一つの酒蔵にフィーチャーすることで、味わいだけでなく歴史や風土にも着目しながら、その土地で育まれた地酒の魅力、奥深さを体感することができる。

 第一回目の今回は、「Japanese Cuisine 桜丘」の数ある日本酒メニューの中でも特に人気の高い地酒の一つ、「酔鯨酒造」をセレクト。「すべて高知産」にこだわった純米大吟醸「丞」、期間・数量限定の純米大吟醸「高育秋あがり」、選りすぐりの特産柑橘果汁を使用したリキュール「かじゅ39」など、各料理ごとに吟味されたペアリング日本酒・リキュールを取り揃える。また当日は、蔵元が酒蔵の歴史や特徴、日本酒の楽しみ方などを解説する。

 料金は料理・飲物・サービス料・消費税込で1万3000円。食後も時間を気にすることなくゆったりとくつろげるよう、謝恩価格での宿泊プランも用意する。

 今後も「Japanese Cuisine 桜丘」では“美食を通した文化発信基地”となるべく、定期的にイベントを開催、12月にはの「瀬古酒造」(滋賀県)とのタイアップ企画を行う。

プリンセス・クルーズ、海外旅行の意識調査 円安がハードル

2022年8月31日(水)配信

今後の「海外旅行」に関する調査結果を発表した

 プリンセス・クルーズはこのほど、今後の「海外旅行」に関する調査結果を発表した。全国の20~60歳の男女500人を対象に、2022年5月19日(木)~24日(火)の期間にオンラインアンケートを実施。旅行者が23年以降の海外旅行に求めることを調査し、海外旅行に対して感じるハードルの1位は「治安面」、2位が「円安」、3位に「言語面」を不安に感じている結果となった。

海外旅行に行きたい理由に関する調査結果

 新型コロナウイルス感染症が落ち着くと仮定した来年(23年)以降、「海外旅行に行きたいか」という質問に対して、49.8%が「はい」と回答した。理由は、64.7%が「非日常を味わいたい」、59.8%が「異国の雰囲気を体験したい」、42.2%が「その土地にしかないものを見たい、体験したい」。同社は、現在も移動制限で以前のように気軽に海外旅行へ行けないからこそ、来年は窮屈な生活から解放され、海外で非日常の体験を楽しみたいと望む人が多いと分析する。

海外旅行へのハードルに関する調査結果

 「海外旅行へ行きたい」と回答した人が約半数いる一方、海外旅行へ行きたくないと感じる人もいる。新型コロナに対する懸念以外に考えられる「海外旅行へのハードル」に関する調査結果では、1位「治安面の不安(42.8%)」、2位「円安による物価高騰(40%)」、3位「言語面の不安(38.4%)」。現在注目されている円安、ウクライナ侵攻による影響や、現地での滞在における安全面などにハードルを感じる人が多いと明かした。

 季節や国内外問わず、最も休暇を過ごしたい場所を調査したところ、半数以上の54.4%が「海の近くのリゾート地」と回答し、その他選択肢の「山の近くのリゾート地」(12.4%)、「都会」(18.0%)、「郊外の田舎」(12.8%)に大差をつけた。日常とかけ離れた海の景色が広がり、癒されて開放的な気持ちになることができる海の近くのリゾート地が人気であることがうかがえる。

 プリンセス・クルーズは、クルーズ旅行であれば多くの人が海外旅行に求める「非日常感」が味わえ、休暇を過ごしたい場所1位の「海の近く」で過ごせると主張する。同社では、海外旅行へのハードルとして挙げられた「治安面」、「円安」、「言語面」に関しても、船での移動や食事、宿泊の安全が確保でき、これら出費は一括して日本円で支払いできるほか、日本語スタッフが乗船するなど、安心して楽しめる外航クルーズを「一番身近な海外旅行」と示した。

松鳥むう〈著〉「むう風土記」9月22日発刊 日本の伝統を再発見

2022年8月31日(水) 配信

むう風土記

 イラストエッセイストで、離島とゲストハウス、民俗行事をめぐる旅をライフワークとする、松鳥むう氏が9月22日に「むう風土記」をエイアンドエフから発刊する。

 食文化や伝統行事、地域の伝承など時を紡ぐ体験を、むう氏独特の軽妙な文章とイラストとともに紹介。失われつつある日本の伝統が鮮やかに蘇ってくる内容だ。

 滋賀県の「オコナイとふなみそ」、鹿児島県の「茶節」、長崎・佐賀県の「鯨食文化となべぞうせ」、山形県の「酒田まつりとあんかけ文化」などを楽しみながら、日本の民俗・ならわしの歴史を紐解き、再発見に満ちた1冊となっている。本体1800円+税。

JTB、AT専用商品を発売 テーマある体験・交流・学びの旅

2022年8月31日(水)配信

商品パンフレット表紙

 JTBガイアレックは8月31日(水)、「アドベンチャーツーリズム」(AT)に特化した専用商品を売り出した。北海道、宮城、和歌山、鳥取、沖縄・八重山諸島を訪れる5コースを設定。各地域に精通したガイドによる案内を通じて、自然・文化体験や歴史的背景を学びながら、地域独自の活動を体験するツアーを販売している。

 ATとは、「アクティビティ」「自然」「文化体験」の3つの要素のうち2つ以上で構成される旅行形態。旅行者が地域独自の自然や文化を体験し、旅行者自身の成長・変革と地域経済への貢献を実現することが狙い。

 北海道は釧路湿原をテーマにした自然とアイヌ文化に触れる旅。宮城では三陸海岸の震災からの復興を体感し、気仙沼での暮らしなどを学べる。和歌山は聖地の歴史的背景を学びながら、熊野参詣道を歩く。鳥取は山陰海岸ジオパーク、沖縄は世界自然遺産の西表島をテーマにしたコースを発売している。

 ツアーではテーマのある学び旅として、その土地の自然や文化、歴史などを伝え、学びにつながる旅を届け、一味違うアクティビティや文化交流を体験できる。現地でツアーテーマに沿ったガイドが地域の魅力を案内するほか、地域ガイドとは別に、出発から帰着まで一部区間を除き添乗員が同行する。各コース最大20人までの少人数制で、1人から参加できる。

 設定期間は9月~2023年1月。首都圏、関西圏初のツアーを用意する。旅行代金は10万7000~27万4000円。予約方法はJTB商品取扱店、JTBガイアレック専用ダイヤル(=0570(04)0303)から。

「ルーツ&アーツしらおい2022」が開幕(10月10日まで) 15組のアーティストが白老町内22カ所でアート作品展開

2022年8月31日(水) 配信

ルーツ&アーツしらおい2022メインビジュアル

 北海道・白老町を舞台にした文化観光プロジェクト「ルーツ&アーツしらおい2022」が、8月27日(土)から10月10日(月・祝)まで39日間、開催される(※月曜日は休み、祝日の場合を除く)。主催は文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、白老文化観光推進実行委員会。助成は公益財団法人福武財団。

 白老町内22カ所の会場で、国内外から15組のアーティストが展示やパフォーマンスを展開する。2年目となる今年は、プログラム数や参加アーティストが大幅に増え、白老町の特徴を生かした作品展示、パフォーミングアーツ、住民や来訪者と共に作り上げるプロジェクトなど、さまざまな企画が白老町内を会場に行われる。

 企画の軸になるのは「ルーツとアーツ」。白老に根付く文化や伝承・人の営み(=ルーツ)を再発見・再編集し、アーティスト・住民・来訪者が共創しながら表現(=アーツ)していくことを目指す。この事業により町の未来の観光・文化資源を創出し、新しい関係人口とコミュニティーを生み出すことを目的としている。

 メインビジュアルは、参加アーティスト「野生の学舎」が白老町民らと制作した、表情豊かな土面を配置している。この土面は白老町の河川で採取した粘土を使用し、町民らとのワークショップによって制作・野焼きをしたもの。これらの土面を含め百数十にもなる土面は、白老町森野の廃校となった「旧森野小中学校」に展示される。また「ルーツとアーツ」の題字は大町商店街にある「喫茶 休養林」の店主、相吉正亮さんによるもの。木彫り作家として白老町に根差し、自然保護活動や創作活動に取り組んでいる相吉さんは「ルーツ」と「アーツ」を体現する方といえ、その「ルーツとアーツ」の文字を依頼し、魂を吹き込んでもらった。

 参加アーティストは、青木陵子+伊藤存、iruinai、石川大峰、梅田哲也、大黒淳一、おたのしみ劇場ガウチョス、香川軍男、是恒さくら、白老アイヌ工芸グループ、鈴木ヒラク、曽我英子、森と街のがっこう、野生の学舎、吉田卓矢、四辻藍美の計15組の各氏・グループ。

 展示場所は、参加アーティストが白老での滞在の中で、地域住民らと関係を築いていく中で見つけてきた。会場の中には、町民のみならず地域で愛される食料品スーパーや元飲食店の外壁、廃止になった燈台、森の中の廃校、喫茶店隣の空き店舗、町民が憩う町立図書館、旧鉄工所など、暮らしや日常風景の一部になっている場所が多くある。

 町外からの来訪者が町中を回遊しながら白老町の新しい側面を発見すること、また住民にとっても違う角度から改めて町を見る機会になるのではないかと期待している。

「辻のや」(粟津温泉)など2社破産 負債は合計約12億1000万円(帝国データバンク調べ)

2022年8月30日(火) 配信

 辻のや(辻井祐紀恵社長、福井県小松市粟津町)と関係会社の粟津観光金閣(同社長、小松市井口町)は8月16日(火)、金沢地裁小松支部から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は2社合計で約12億1000万円。

 辻のやは、1956(昭和31)年10月創業、59年4月に法人改組し、加賀温泉郷の1つ粟津温泉内で温泉旅館「辻のや花乃庄」を経営していた。74年10月に温泉旅館「金閣」を買収したほか、段階的に旅館施設の大型増築投資を実施して業容を拡大していった。

 源泉を利用した温泉や、こだわりの料理、四季折々の風情が楽しめる広大な庭園などにより、地元上位規模の温泉旅館として、全国的に一定の知名度を獲得。95年4月期には年間収入高約14億1700万円を計上していた。

 しかし、その後は景気後退や、消費者志向の変化などにより、収益は低調に推移。北陸新幹線の開業効果で一時的に業況は改善したが、赤字決算が続き「2020年4月期の年間収入高は4億円を割り込んでいた」(帝国データバンク)。

 コロナ禍で経営環境が急激に悪化したため、20年6月末には従業員を解雇し、以降は休館状態が続いていた。

 こうしたなか、大手旅行会社エイチ・アイ・エス(HIS)が推進する「ホテル・旅館再生支援」プロジェクトの第1号案件として、旅館施設の再生が行われることとなり、このスキームの下で施設不動産は21年6月にHISグループに売却されていた。その後、実質休眠状態となっていたが、最終的な債務整理のため、今回の措置となった。

 粟津観光金閣は、辻のやが運営していた別館「金閣」の運営を分離するかたちで、1982(昭和57)年5月に設立。幅広い価格設定により、「辻のや花乃庄」とは客層を分けて「露天のゆ 金閣」を運営していたが、減収傾向で推移していた。

 15年9月以降は、辻のやと予約管理を統一し、団体メインの対応で予約がない日は休館とするなど、経営の合理化をはかっていたが、辻のやと同様、新型コロナの影響で20年6月末以降は休館状態となっていた。

 負債は、辻のやが約5億3400万円、粟津観光金閣が約6億7600万円。

 なお、辻のやが経営していた旅館施設は、施設を購入したH.I.S.ホテルホールディングスの運営により、21年7月から「満天ノ辻のや」として営業されている。

東京駅八重洲口グランルーフで「宵路灯籠」開催中 少し怖いホラーサウンドツアーも

2022年8月30日(火) 配信

灯籠を設置(イメージ)

 東京ステーションシティ運営協議会は8月25日(木)から、東京駅八重洲口グランルーフで「宵路灯籠」を始めた。

 2階デッキと地下1階店舗前通路に夏の宵を演出する灯籠を設置、同灯篭の周りを回遊する体験イベント。灯籠を巡りながら、ホラーサウンドツアー「夏の宵の夢」を楽しめる。

 Sound AR™アプリ「Locatone™(ロケトーン)」を起動し、イヤホンやヘッドホンを装着して実際にグランルーフ各所を巡る、没入感のある、少し怖いホラーサウンドツアー。アプリの地図上で指定されたスポットに向かうと自動でサウンドが再生され、東京駅の景色と共に「夏の宵の夢」の不穏なストーリーを楽しめる。また、鳥元や神座飲茶樓など同施設内の指定飲食店では、「夏の宵の夢」のアフターストーリーを聴くことができる。

 「夏の宵の夢」は、9 月 11 日(日)までの開催。体験時間は20~30分(目安)で、 参加費は無料。イベントは午前11時〜午後11時までの間楽しむことができるが、灯篭がライトアップされる午後5時から11時が おすすめだという。

岐阜県飛騨市 都竹淳也市長に聞く ロケ誘致による地域連携

2022年8月30日(火) 配信

都竹淳也市長

 有名な観光施設がない、知名度が高くないなどの悩みを抱える地域が、観光業でまちを盛り上げ、地域を活性化する手段になると期待するロケツーリズム。

 コロナ禍で家で過ごす時間が増え、メディアでの露出が大きな宣伝効果を生み出している地域もある。岐阜県飛騨市は市長自らが先頭に立ちロケ誘致を進めるだけではなく、県内13の自治体が参画する「ぎふロケツーリズム協議会」の発起人として、自治体間の連携も推進している。都竹淳也市長に話を聞いた。

自治体間の連携のきっかけに

 ――都竹市長が長年ロケツーリズムに取り組まれているなかでの気付きを、教えてください。

 飛騨市がロケツーリズムに取り組むきっかけになったのは、2016年に公開されたアニメ映画「君の名は。」です。映画が公開され、作品を観た人が大勢飛騨市を訪れるようになりました。そこから、飛騨市のロケ誘致は始まりました。

 最初はロケを誘致できれば、観光客が次々に訪れると思っていたのですが、毎日たくさんの映像作品が放送、放映されているので、ロケが行われた場所すべてに人が出掛けるというのはあり得ないと気が付きました。

 一方で、コマーシャルも含めいろいろな映像作品のなかに少しずつ飛騨市が出てくるようになり、市民が喜び、自分の住む町のよさに自信を持つようになってきました。このようすを目の当たりにし気が付いたのが、飛騨市の取り組むロケツーリズムは「シビックプライドの醸成」であるということ。市民の自信は、まちを動かす原動力になりますし、いろいろな取り組みも生みます。訪れてくださる人はその取り組みによって、初めて地域のファンになるのだと思っています。

 ――ロケ誘致の際に大切にしていることは。

 映像制作者をリスペクトし、共に映像を作ることです。仲間として、実際のロケに共に取り組んでいくことで映像制作者から信頼と支持を得られるということが、これまでの経験で分かり始めています。 

 ――都竹市長の掲げる方針は、どういった成果を生み始めていますか。

ロケのようす

 21年1月1日に東海テレビで新春エリアドラマ「いってきます! ~岐阜・飛騨 古川やんちゃ物語~」が放送されました。また来春にはオール飛騨市ロケで撮影された映画「雑魚どもよ、大志を抱け!」も放映される予定です。監督の足立紳さんは、23年後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の脚本を手掛けられるということで注目されるのではと期待しています。

 ――都竹市長は「ぎふロケツーリズム協議会」の発起人でもあります。ロケツーリズムの推進やロケ誘致などに関し、他の地域との連携をどのように考えていますか。

 映画など映像作品のロケ地に選ばれることで、いわゆる観光地ではないところが一躍脚光を浴びることがあります。私自身も観光資源、地域資源が決して多くない地域でもロケツーリズムは取り組めると感じました。こういう意義を他の自治体に広げたいという思いで、「ぎふロケツーリズム協議会」をスタートしました。

 協議会には岐阜市や大垣市、下呂市など岐阜県内13の自治体が参加しています。志を同じくする人や市町村と連携することで、映像作品に取り上げられることの良さを広げることができるのが一番大きいと感じています。そして、それぞれの地域で、飛騨市と同じようにまちの人が自信と誇りを持つことにつながってほしいと願っています。

 もう一つ大切なことは、自治体間の連携。私はこれからの時代の自治体連携のあり方は、「足りないところをお互い補い合いましょう」ということが大事になると考えています。

 地域連携というのは、良い取り組みをみんなでやろうとか、自分に足らないところをお互いに補おうとか、もっと共に発展していこうという考えの中で成り立ってきます。この協議会が、ロケに限らず自治体間で連携していくきっかけの一つになることも大きな意味ではないでしょうか。

 ――思い描く未来の飛騨市のロケツーリズムを教えてください。

 飛騨市は、外から来た人たちを大事にすることに長けた地域だと思っていますが、観光が産業化するなかで、そういったムードがどうしても失われがちな時代になりつつあると感じています。

 こうした時代の流れに対し、ロケで来た人たちを精一杯もてなし、気持ちよく作品を撮ってもらえるよう協力するということを通じて、さまざまな目的で飛騨を訪れる人をきちんともてなす事ができる町に深化してほしいと思っています。

 もう一つは、映像作品に我がまちが出ることで、市民に自信と誇りを持っていただきたいと思っています。結果それが、人口減少時代のなかで、地域に活力を与えることに直結するのではないでしょうか。

飛騨市 おすすめロケ地

おくひだ号(現在)

 飛騨市一押しのロケ地は、自由に動かせる軌道敷と列車がある旧神岡鉄道です。 

 ここは、足立監督にもとても高いご評価をいただいた場所です。自由に走らせられる鉄道は全国でも本当に数が少ないので、今後も活用していきたいですね。

河口湖でTGC(東京ガールズコレクション)地方創生PJ初の野外フェス「TGC FES YAMANASHI 2022」 10月22日開催

2022年8月30日(火) 配信

TGC FES YAMANASHI 2022

 山梨県(長崎幸太郎知事)は、観光客数に占める割合が少ない「女性若年層」に対し、観光資源や地場産品の魅力を発信するとともに、同県への誘客促進をはかるため、東京ガールズコレクション(以下「TGC」)がプロデュースする「TGC地方創生プロジェクト」を活用したイベント「TGC FES YAMANASHI 2022」を、10月22日(土)に河口湖ステラシアターと河口湖総合公園で開催すると発表した。

 「TGC FES」は、これまでのTGC地方開催と異なり、自然を生かした野外フェスティバルの中でその地の観光資源や伝統工芸品などの魅力を発信するもので、その第1弾が山梨県での開催となる。
 今回、世界文化遺産「富士山」をバックに、河口湖ステラシアター(メインエリア)において、山梨県の伝統産業である織物・ジュエリー等を着用した人気モデルによるファッションショーを実施するとともに、河口湖総合公園(グリーンエリア)では、山梨県が誇る美酒美食やキャンプグッズなど、自然と調和したコンテンツを楽しむ野外フェスを実施する。

 開催場所は①メインエリアは河口湖ステラシアター(チケット制2700人程度)②グリーンエリアは河口湖総合公園(無料、出入自由。※密を避けるため、人数制限を行う場合あり)。

 開催日時は10月22日午前11時~午後6時(予定)①メインエリアは開場午後1時、開演午後2時、終演午後5時②グリーンエリアは開場午前11時、閉場午後6時。

 主催は山梨県、共催は東京ガールズコレクション実行委員会(TGCを運営するW TOKYOのプロジェクトチーム)、協力は河口湖ステラシアター。

 当日来場ができない人向けにLIVE配信も実施する。①TGC公式LINE LIVE(友達登録127万人)②TGC公式YouTube(登録者13万人)※ディレイ配信(30分)。

 チケット申込方法は、①ふるさと納税(ふるさと納税サイト【さとふる】で8月24日から取扱開始)②イベントアクセスツアー(チケット+宿泊または交通とのセット販売を9月1日から実施)③TGC公式LINE を通じたプレゼントキャンペーン(TGC公式LINEと連携したチケットキャンペーンを10月1日から実施)。

 問い合わせ=山梨県観光文化部観光振興課 ☎055(223)1557。