9月29日に強羅駅で「のりものフェスタ」開催 小田急箱根グループ

2024年9月10日(火) 配信

オリジナルグッズなども販売

 小田急箱根グループは9月29日(日)に、神奈川県・箱根町の強羅駅周辺で「おだきゅうはこね のりものフェスタ2024」を開く。車両を使用したアクティビティやオリジナルグッズの販売などを行う。開催時間は午前10時~午後3時まで。

 会場では小田急箱根の乗り物オリジナルグッズやロマンスカーオリジナルグッズ、土産品などを販売。1000円以上の購入で「アレグラぺい」を配布し、これを集めると、乗務員なりきり体験や線路保守に使われるATカート乗車体験などのアクティビティに参加できる。

 箱根強羅観光協会や温泉旅館組合、飲食店組合らによる駅前マルシェも開催される。

 また、箱根強羅公園会場では「じゃんけんwithごうらん」を開催。同公園のシンボル噴水池の「大怪談」でじゃんけん大会を行う。開催は午前10時から。定員は約10人。

外国人観光客に日本の酒場体験も JTBGMT「東京ナイトエンターテイメントバスツアー」売り出す

2024年9月10日(火) 配信

外国人観光客に日本の酒場体験も

 JTBグループで訪日旅行専門会社「JTBグローバルマーケティング&トラベル」(JTBGMT、石田恒夫社長、東京都品川区)は9月10日(火)から、訪日外国人観光客向けパッケージ旅行「サンライズツアー」で、ナイトタイムエコノミーの振興を目指す「東京ナイトエンターテイメントバスツアー“Tokyo Sparkling Edamame Night”」を売り出した。

 催行は10月1日から12月17日までの毎週火曜に設定している。

 同ツアーは、夜の東京を駆け巡るナイトバスツアー。2階建てオープンデッキバスからの夜景観賞に加え、パフォーマーが車内にサプライズ登場し三味線ライブの演出など、エンターテインメント性を追求した新たなナイトコンテンツとして展開していく。

 JTBGMTは「サンライズツアーでは、訪日旅行の限られた滞在時間の中で、日中のみならず夜間も存分に楽しんでいただける機会を提供したい」との想いから、今年4月にナイトコンテンツの開発に取り組む部内横断型のプロジェクトチームを発足。ナイトタイムエコノミーの意義や海外の振興事例などを研究し、企画を進めてきたという。

 「オープンデッキバスで行く夜景ショーと居酒屋ディナー」ツアーは、午後6時30分に鍛治屋橋駐車場を出発。銀座・豊洲エリア・晴海通りの夜景をバスから楽しむ。その後、パフォーマーも登場し、レインボーブリッジや東京タワーなどを巡り、7時50分に有楽町で下車。8時からはディナーとして有楽町産直横丁で、日本の酒場体験をしてもらう内容となっている。

丸の内で「オズの旅EXPO2024」 スターツ出版が9月21~23日に開催

2024年9月10日(火) 配信

トトが日本のいいもの、いいところを紹介

 「OZmagazine(オズマガジン)」などを発行するスターツ出版(菊地修一社長、東京都中央区)は9月21日(土)~23日(月・祝)の3日間、東京・丸の内の丸ビルで次の旅先を提案するイベント「オズの旅EXPO2024」を開く。9回目となる今回は、オズマガジンの公式キャラクター・トトが日本のいいものやいいところを案内する。

 会場では、オズマガジン編集部がみつけた、地域のおやつやクラフト、本などを集めた「ローカルマルシェ」を出店。東京では手に入りずらい物品を販売する。

 また、チーズ専門店「チーズのこえ」が北海道のチーズとビールのマリアージュを提案し、各日限定でチーズ4種のアソートや北海道のクラフトビールを提供する。山梨・清里の「萌木の村 ROCK」キッチンカーで名物のカレーやビールなども販売予定だ。

 旅ブースは6コマが出展。沖縄観光コンベンションビューローは「のんびり、ゆるり。沖縄離島へ疑似トリップ」として、島時間が体感できるワークショップなどを行う。アンケートへの回答でノベルティも配布する。

 東京諸島観光連携推進協議会は東京の11の島を紹介。「島カルテ」で自分に合ったおすすめの島を探すことができる。

 このほか、電車の旅として、JR九州の観光列車「海幸山幸」や「指宿のたまて箱」、「A列車で行こう」などを紹介するほか、制服での記念撮影もできる。

 船旅は商船三井さんふらわあが、茨城県・大洗~北海道・苫小牧を結ぶ「さんふらわあ」に乗船しないと買えないオリジナルグッズを特別販売。アンケート回答でのノベルティ配布などを行い、魅力を発信する。

 さらに、「また行きたい日本の絶景」をテーマに、インスタグラムフォトコンテストを初開催。会場内で優秀作品をパネル展示する。

 イベントは各日午前11時~午後6時まで。最終日のみ午後5時まで。入場料は無料。

中小企業庁、後継者支援を加速へ 「アトツギサマーキャンプ」を開催 第5回アトツギ甲子園も決定

2024年9月10日(火) 配信

元サッカー日本代表監督・岡田武史氏がトーク

 経済産業省中小企業庁は2021年から、全国の中小企業・小規模事業者の後継者が新規事業アイデアを競うピッチイベント「アトヅギ甲子園」を開いている。このほど、「第5回アトツギ甲子園」の開催を決定したほか、今年度は後継者支援を加速させるため、オンラインコミュニティ「ACT(Atotsugi Community Trigger)」を設立。そのキックオフイベントとして、9月9日(月)~10日(火)に東京都内で「アトツギ SUMMER CAMP」を開いた。

 イベントには中小企業の後継者や予定者、また金融機関などの支援機関から約170人が参加し、トークセッションやグループワークなどを行った。

中小企業庁・笠井課長

 主催者あいさつに立った中小企業庁事業環境部財務課の笠井康広課長は、同庁が行った2023年の調査で中小企業経営者の平均年齢は60・5歳と過去最高だったことを紹介。「後継者の確保と育成がこれまで以上に重要になっている」とした。このうえで、「事業継続に向け、若い世代の経営者が新しいことに挑戦することを応援することが大切。適切な時期の事業承継を促していきたい」と語った。

 こうした一環で行っている「アトツギ甲子園」については、後継者から「同じ悩みを持つ後継ぎ同士がつながれる場として重要」などの声があるほか、支援機関からも地域の経済を支える地場の中小企業にとって、事業承継は重要な課題として認識されていることから、注目を集めているという。

 事務局のベンチャー型事業承継・山野千枝代表理事は、中小企業の発展的な事業承継について……

新サービス「ハママツツーリングツアー2024」開始 バイクライダーの交流と周遊、リピーター化へ (ハママツツーリングツアー2024実行委員会)

2024年9月10日(火) 配信

浜名湖の湖畔をバイクで走るイメージ

 バイク関連の事業者や団体で構成されるハママツツーリングツアー2024実行委員会(石津紀祥委員長)は10月1日(火)から、バイクライダー向け交流新サービス「ハママツツーリングツアー2024」を始める。

 10月12日(土)~13日(日)に静岡県浜松市で開催される「バイクのふるさと浜松2024」に合わせ、同地域を訪れるライダーの交流と周遊促進をはかる。さらに利用者が1年1回、同地域へ来訪してもらえるよう取り組む。

 同サービスは浜松・浜名湖ツーリズムビューローによって展開されている地域の歴史や文化、産業を活用した浜松市ならではの観光コンテンツ造成事業の一環として実施される。同ツーリズムビューローは、ハママツツーリングツアー2024実行委員会の活動を運営とプロモーションの側面から支援する。

 同サービスでは10月12日(土)午後4時30分~6時30分まで、同じ趣味を持つ者同士や、モトブロガーRurikoさんとの交流を楽しめるほか、グッズが当たるジャンケン大会「ライダー交流会」を行う。参加費用は1人1万1900円。

 また10月1日(火)~12月1日(日)には、5500円相当の浜名湖のカタログギフト「浜名湖だより」が抽選で当たるデジタルスタンプラリー 「ハマツースタンプラリー」を実施。参加者は指定された約38カ所にあるQRコードをスマートフォンを読み込むことで、5スポットにつき1回応募することができる。

 同実行委員会は今後、市内ホテルでライダー限定宿泊プランを造成する予定だ。特典として、ヘルメット拭きや、ワイヤーロック、ヘルメット用乾燥機を貸し出すほか、屋根付き駐車場を確保する。

【精神性の高い旅~巡礼・あなただけの心の旅〈道〉100選】-その41-波上宮&識名宮 琉球王朝ゆかりの神社旅(沖縄県那覇市) 琉球八社の2社を巡る ニライカナイ信仰の拝所

2024年9月10日(火) 配信

 今回の沖縄県那覇市の精神性の高い旅は、2社とも琉球王朝にゆかりの深い、由緒ある琉球八社の神社のうちの2社をご紹介します。琉球王朝とは1429年に成立し、1879年までの間、およそ450年間にわたり、日本の南西諸島に存在した王制の国のことです。

 沖縄県は首里城にしても、花々や海、紅型の染織物、神社仏閣にしても、鮮やかで華やかな色彩美に溢れていて、まさに眼福なスポットです。この土地に旅すれば、毎日の生活で枯渇してしまった心身のエネルギーを細胞の隅々まで、与えてくれるでしょう。

 

 

 まず、はじめに波上宮(なみのうえぐう)までは、ゆいレールの旭橋駅から徒歩15分程度で到着。那覇の街を歩いていると、「石敢當」(いしがんとう)と呼ばれる石碑とよく出会います。沖縄で古くから信じられている魔物=マジムンを撃退する、魔除けの役割を持つ石碑なのです。石敢當という石碑を見かけると、「沖縄に来たなぁ」という旅情がいつも湧き起こります。

 さて、サンゴ礁の断崖にたたずむ波上宮。近くには、波の上ビーチがあり、晴天の日には、コバルトブルーの青空と白い砂浜と、ターコイズブルーの海が、3つ重なるように溶け合っているのが、印象的で爽快感に満たされます。波上宮は、古くから海の彼方にある、海神の国「ニライカナイ」の神々を信仰してきた沖縄で、聖地であり拝所の1つ。色々な文献を読んでみると、日本古来の信仰の根底には、「人は亡くなっても、また生まれ変わってくる」という思想があるというのです。このような考え方は、アイヌや沖縄の宗教にもあり、この沖縄のニライカナイ信仰でも、人間は亡くなると海の彼方へと帰り、また生まれ変わって来るとのこと。このような生と死と再生の考え方が沖縄にあると思うと、まだ知らない世界への不安や、大切な故人への悲嘆も和らぎ、この土地に旅することで心の安寧にもつながるように思います。

 

波上宮・本殿

 ちなみに沖縄のお墓には、「亀甲墓」(かめこうばか)というものがあり、形が亀の甲羅に似ているところから、そう呼ばれています。この亀甲墓が女性のおなかを表し、お墓の入口は産道となり、「また母親から生まれ、亡くなると再び帰っていく」という母体回帰の思想からくるといわれています。

 波上宮の御祭神は、イザナミノミコト様、ハヤタマヲノミコト様、コトサカヲノミコト様。琉球王国の信仰も深く、琉球王自ら、毎年お正月には列を整えて参拝し、国家の平安と繁栄をお祈りしていました。琉球八社とは、琉球王国において「琉球八社の制」により、王府から特別の扱いを受けた8つの神社のことです。波上宮、沖宮(おきのぐう)、普天満宮(ふてんまぐう)、末吉宮(すえよしぐう)、安里八幡宮(あさとはちまんぐう)、天久宮(あめくぐう)、金武宮(きんぐう)、そして識名宮(しきなぐう)の8社。

 

識名宮

 2社目の識名宮へは、まず世界遺産の識名園に足を運んでみてください。識名園までは、国際通りから「てんぶす前」というバス停から5番線のバスに乗り、20分程度で到着。識名園は、琉球王の別邸であり、中国からの冊封使の方々をおもてなしするためのご接待所でした。広大で優雅な回遊式庭園であり、沖縄の生命力豊かな緑の木々の世界に癒されます。

 識名園から、徒歩15分程度で、識名宮へ。識名宮は、琉球王の尚元王のお子様が病にかかり、治癒祈願をされたことから、健康成就に良いお宮として知られています。ご本殿の裏には神秘的な洞窟があり、数々のお願い事が叶えられてきたというお話もあります。

 ぜひ、那覇の旅で、波上宮&識名宮をお参りし、神々の存在を感じてみてはいかがでしょうか。

 

旅人・執筆 石井 亜由美
カラーセラピスト&心の旅研究家。和歌山大学、東洋大学国際観光学部講師を歴任。グリーフセラピー(悲しみのケア)や巡礼、色彩心理学などを研究。

ディノフェス2024 9月13(金)─16日(月・祝)、東京・有明GYM─EXで開催

2024年9月9日(月) 配信

メインビジュアル

 オフィスフリースタイル(岐阜県各務原市)は9月13(金)~16日(月・祝)の4日間、有明GYM─EX(東京都江東区)で、恐竜テーマパーク「恐竜フェスティバル」(ディノフェス2024)を開く。

 同イベントでは、恐竜のアトラクションやグリーティングが楽しめる移動型恐竜テーマパーク。5回目の今回は、東京で初開催となる。

 スタンディングスタイルで高さ約10㍍のディノフェスオリジナルのT─REXは、動いたり口から白い煙を出したりと臨場感あふれる動きで来場者を出迎える。

 また、T─REX型の20人乗り大型パレードカーを今イベントで初披露。全長約9㍍、高さ約4・5㍍のパレードカーで、恐竜ゾーンを探検できる。

 VR─FIRSTは、コンテナ仕様にリニューアルし、以前より臨場感のあるライドを楽しめるようになった。恐竜の世界を、実際の目線で360度見渡しながら楽しめるアトラクションとなる。

 ディノフェスのチケットは、早割・前売り・当日・4DAYS・13日(金)のみの4種類のチケットを用意した。大人、子供チケットは、すべての券種で乗り放題となる。

福井県とJR西日本が連携協定 訪日旅行者誘客促進へ

2024年9月9日(月) 配信 

 

 福井県とJR西日本グループはこのほど、大阪・関西万博を契機とし、福井県への訪日旅行者などの誘客促進に向けた取り組みを展開し、福井県の活性化をはかる連携協定を結ぶ。

 連携内容には、①福井県を含む広域周遊に関すること及び福井県を対象都市、観光素材などを活用した企画きっぷ、旅行商品の開発・販売に関すること②地域産品などを活用した商品およびサービスの開発・販売に関すること③案内、応対、施設の整備など、旅行者の満足度の向上に関すること④大阪・関西万博以降の誘客促進に向けた事業の策定及び実施最低の構築などに関すること⑤その他、福井県の魅力発信、地域活性化に関すること──などを盛り込んだ。

 締結式は、9月13日(金)午後1時40分から、福井県庁で行われる。

【静岡県・浮山温泉郷】ABBA RESORTS IZU-坐漁荘 南館が40年の歴史に幕 感謝込め「記憶に残る」滞在プラン販売

2024年9月9日(月) 配信

露天風呂付南館客室(一例)

 静岡県浮山温泉郷の「ABBA RESORTS IZU-坐漁荘」は、40年にわたり親しまれてきた南館が2025年2月から大規模改築工事に入ることを受け、「昭和の伝統美」南館客室と「令和の新しさ」ヴィラ客室の対比を楽しめる、2泊3日の滞在プランを企画した。設定期間は2025年1月10日(金)まで。

 1984年に開業した南館は、昭和の伝統美が感じられる古き良き和の空間。庭園を望む客室は、ツインベッドの和室や岩露天風呂からなり、広さは44~52平方メートル。一方、令和の美しさがあふれる露天風呂付ヴィラ客室は、陽光や高原の風を感じながらゆったり過ごせる別荘風のプライベート空間。広さは69~89平方メートルで、リビングやツインベッドのある室内から、屋外のルーフデッキが広がる。

露天風呂付ヴィラ客室

 企画名は「【南館休業直前特別企画】不易流行・ありがとう南館! 昭和の伝統美・南館客室と令和の新しさ・ヴィラ客室に泊まる、2泊3日の特別なご滞在」プラン。専用予約フォームから申し込むと、2泊目が「露天風呂付ヴィラ客室」にアップグレードされるお得な内容だ。夕食は1泊目和会席、2泊目フレンチで用意する。「時代の移り変わりを体験し、思い出に残るひとときをお過ごしください」(同館)とPRする。

 なお、南館客室の大規模改築工事に伴い2025年2月から、南館と大浴場「翡翠(ひすい)」・「紫苑(しおん)」の営業を休止する。東館客室及びヴィラ客室等は期間中も通常営業。新しい南館のオープンは25年末ごろの予定。

鉄道ファンに贈る! 鉄道ライター・辻良樹と巡る新八日市駅の旅(近江トラベル)

2024年9月9日(月) 配信

近江鉄道の新八日市駅

 近江トラベル(伊藤孝樹社長、滋賀県彦根市)はこのほど、鉄道ファン向けに「大正時代の駅舎」の近江鉄道・新八日市駅などを、鉄道ライターの辻良樹氏と巡るツアーを売り出した。11月9日(土)、10日(日)の2日間限定の旅で、同社設立70周年と近江鉄道上下分離方式を記念した特別企画。

 ツアー名は「鉄道ファンに贈る 新八日市駅タイムトリップツアーと旧陸軍八日市飛行場跡・廃線跡を巡る旅」。新八日市駅では、昭和14(1939)年ごろの硬券を再現したツアー限定のオリジナル硬券を、駅員が1枚ずつ入鋏(にゅうきょう)してくれる。普段は未公開の特等待合室跡ものぞけるほか、サプライズも用意する。

 その後は、昭和初めから戦後間もないころまで、新八日市から東に向かって伸びていた「飛行場線」と呼ばれた線路の跡地を巡る。飛行場線は当時に存在した「陸軍八日市飛行場」への輸送を担っていた。八日市線の前身である旧・八日市鉄道により、飛行場付近まで敷かれた路線跡の遊歩道を歩き、軍用機を米軍の空襲から守るために造られたシェルターや、飛行場とゆかりの深い「沖原神社」など訪れる。

 ツアーは11月9日が京都発、10日が米原発のいずれも日帰りの商品。料金はどちらも1人2万円。申し込みは同社ホームページから。