JAL、奄美・大和村「集“楽”体験ツアー3日間」発売 環境保全と観光を両立させたサステナブルな旅行商品

2022年12月7日(水)配信

サステナブルな旅行商品としてJALダイナミックパッケージで発売

 日本航空(JAL、赤坂祐二社長)はこのほど、ビレッジプロジェクトの取り組みの一環として、鹿児島県・奄美大島にある大和村の魅力を現地で暮らすように体験できるツアーを造成した。ツアー名は「自然と文化が調和した村の集落で過ごす 奄美・大和村 集“楽”体験ツアー3日間」。環境保全と観光を両立させたサステナブルな旅行商品として、JALダイナミックパッケージで売り出した。

 ビレッジプロジェクトは、JALグループが「社会課題を解決し、サステナブルな人流・商流・物流を創出する」というESG戦略のもと、地域の伝統・文化・風土を生かした永続的な関係人口拡大の取り組みのこと。ドローンを活用した地域課題の解決を目指す取り組み(ドローンプロジェクト)とともに、「奄美群島サステナブルプロジェクト」として推進している。

 大和村は奄美大島の西海岸の中央に位置し、一部が世界自然遺産にも指定された豊かな自然と、11の集落が山や海などそれぞれの立地環境に合わせて発展してきた独自の文化が調和した、奄美群島ならではの魅力が凝縮されている。今回のツアーでは、集落にある民宿で地元の人とふれあいながら、ゆっくりと流れる時間の中で暮らすように過ごすことができる。

 また、大和村による自然環境や生物多様性の保全に向けた取り組みの紹介、世界自然遺産の夜の森にて奄美大島の固有生物に出会えるナイトツアー、サンゴが生息する美しい海で楽しむシュノーケリングなど充実のアクティビティを用意。加えて、JALが主催する環境講座・ビーチクリーンへも参加を通して、楽しみ、学びながら奄美大島の環境保全にも貢献できる。

行程表

 出発日は12月15日、19日、22日、2023年1月13日、17日、22日、27日、2月3日、6日、9日の全10回。大和村内の民宿などに宿泊でき、滞在中のレンタカー付き。

サービス連合、政府の対策強化宣言に見解 「人の移動は継続されるべき」

2022年12月6日(火) 配信

感染拡大時の対策には、検査の強化やワクチン接種体制の維持を求めた

 サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合、後藤常康会長)は11月29日(月)、新型コロナウイルス感染拡大による医療ひっ迫時に、混雑した場所への外出自粛を要請する政府の「対策強化宣言」について見解を発表した。このなかで、「人の移動をはじめとした社会経済活動は継続されるべき」と求めた。

 政府は病床使用率が50%を超えた場合、都道府県の判断で同宣言を発表できることを決定。さらに拡大した際には、旅行の自粛などを要請できるようにした。

 サービス連合はコロナ禍において、世界で人の移動が感染拡大の要因であるかのような印象が与えられたなか、「観光関連産業をはじめとした、人が交流することで成り立つ多くの産業が甚大な影響を受けた」と指摘。

 人流の抑制については、「科学的根拠に基づいた合理的な対応とはいえない」とし、感染拡大時の対策には、セルフチェックできるキットの配布などによる検査の強化やワクチン接種体制を維持することを求めた。

旅マエ・旅ナカの感染対策 旅行者向け「新しい旅のエチケット」改訂(観光庁)

2022年12月6日(火) 配信

このほど改訂された旅行者向け「新しい旅のエチケット」(観光庁から)

 観光庁は12月6日(火)、旅行者向けにまとめた「新しい旅のエチケット」について、最新の情報を踏まえて改訂した。旅行者に留意してほしい内容に絞り込んだ。旧版は場面別の対策に分けて全4ページで構成していたものを、旅マエ・旅ナカで重要な対策を1ページに集約させた。

 「新しい旅のエチケット」は、旅行者が安全・安心に旅行するためには基本的な感染防止対策の徹底が重要とし、観光庁や国土交通省、旅行連絡会が連携し、旅行者に留意してほしいポイントをまとめたもの。日本語版のほかに、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語──など多言語で用意している。

 改訂した「新しい旅のエチケット」は、観光庁ホームページへの掲載や、観光・交通事業者の協力も得ながら周知をはかっていく。

Global ReformBnB、京都で民泊国際会議 法改正促す指標を更新へ

2022年12月6日(火) 配信

会場のようす

 違法民泊を撲滅するため24カ国30都市以上のホテル協会が発足した会議Global ReformBnB(GRB、ディダック・ガルシア エクゼクティブプレジデント)は11月30日(水)~12月2日(金)、京都府内で国際会議を開いた。

 ガルシア・エグゼクティブプレジデントは「民泊についてお互いに学び、(GRBが定めた)世界共通のガイドラインの更新を目指す」と目的を説明。「(終了後)各国で指標を持ち帰り、政府に法改正を促し、経営環境を向上させてほしい」と呼び掛けた。

ガルシア氏

 全旅連青年部の星永重部長は歓迎のあいさつで、「各国とのディスカッションを通して、世界に(GRBの)未来像を伝えていき、違法民泊の実態を知ってもらえることを期待している」と語った。

星永重氏

  GRBはこれまで、アメリカ・ニューヨークやアルゼンチン・ブエノスアイレス、フランス・パリなど5回会議を実施してきた。日本からは全旅連青年部が参加。22年5月には、パリでプレゼンテーションを行い、京都府での開催が決まった。また、参加を促してきた中国と香港、台湾、韓国、バングラディシュ、カンボジアのホテル協会が今回新たに加わり、組織拡大に寄与した。

 会議では、新たに加わった各国をはじめ、アメリカやオーストラリアのホテル協会がそれぞれの民泊規制について説明した。

 その後のガイドラインの作成では、民泊はホテルと同等の課税をすることや、衛生と安全基準を向上させることなどを共有した。

 また、毎年11月に総会を実施することと、毎春にオンラインセミナーを開催することも決めた。

 最終日に、ガルシア・エグゼクティブプレジデントは「民泊とホテルは公平なルールで運用されるべきだ。今回の会議で各国のホテル協会はより結束を強めた。世界の観光業の持続可能な未来に向けて活動していく」とまとめた。

「めぐる」「たべる」「つかる」 3つの視点で地域の宝探し 源流の村「川上村」で奈良県初のON・ガスイベント

2022年12月6日(火) 配信

源流の村ならではの景色が広がる川上村

 10月29日(土)、吉野川(紀の川)の源流部に位置する奈良県・川上村でONSEN・ガストロノミーイベントが行われた。白川渡オートキャンプ場をスタート兼ゴール地点とし、村内5つの地区を巡る約7㌔のコース。参加者は地区ごとの異なる景観、雄大な吉野杉の山々と源流の村ならではの澄んだ川の景色を楽しみながら、村の自然や文化、歴史に触れた。

川上村ならではの食事を用意

 各ガストロノミーポイントでは、村民手作りの和スイーツやこんにゃく、清流の女王と言われるあまごの塩焼き、奈良を代表する郷土料理の柿の葉寿司を提供。飲み物には、吉野林業の生みの親である土倉翁の子孫が自らのルーツに思いを馳せ作ったワインや、流域のつながりをきっかけとして、日本酒やみかんジュースなどを用意した。

地元グルメでおもてなし

 「参加者に川上村のファンになってもらい、その参加者と村民が交流することで川上村の魅力を発見・再認識してもらう」ことを目標に行われた今回のイベント。参加者アンケートでは総合満足度99%、ガストロノミー満足度100%、コース満足度95%と高評価を得られ、「スタッフの皆さんの親切さや温かなおもてなしに感動した」「もっと川上村について知りたい」などのコメントが寄せられた。

 川上村水源地課の中野可央利氏は、「参加者に川上村の魅力が伝わるだけでなく、村民のスタッフの方々から『参加者と触れ合えて楽しいイベントだった、また手伝いたい』との声をたくさん聞くことができて嬉しかった」とイベントを振り返った。

東武トップツアーズ、札幌で雪中キャンプ 期間限定のキャンプ場開く

2022年12月6日(火)配信

期間限定でスタジアムの中に雪中キャンプ場をオープン

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は2023年1月7日(土)~2月5日(日)、北海道札幌市の真駒内セキスイハイムスタジアム内に期間限定で雪中キャンプ場をオープンする。観光庁の「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」の取り組みとして、創立50周年を迎えた北海道体育文化協会と連携し、運営を行う。

 雪中キャンプは、雪の上にテントを張りキャンプを行う冬ならではのアウトドア・アクティビティで、今回、気軽に雪中キャンプを楽しんでもらおうと企画したもの。都市機能と自然が両立する札幌市の特性を生かし、市中心部から車で20分とアクセス抜群の屋外競技場「真駒内セキスイハイムスタジアム」を利用することにした。

雪中キャンプイメージ

 開催期間中、キャンプ場にキャンプ管理会社が24時間常駐するほか、施設内にはトイレや炊事場、屋内ウォームルームを完備。万が一の場合は施設内に退避も可能で、安全・安心に雪中でのキャンプを楽しめる。

 プランは、北欧風のテントで過ごせる「ラグジュアリープラン」、キャンプに最低限必要なグッズが付いた「スタンダードプラン」、キャンプ道具を持ち込める「フリーサイトプラン」の3つを用意。家族や友人、カップルなど、さまざまな世代の人が楽しめる内容となっている。さらに、オプションでバーベキューの夕食や焚火体験も追加できる。

 雪中キャンプ場の詳細や申し込みは、特設サイトから。

「街のデッサン(260)」 小さなミュージアムを旅する、画家と対話するインテリジェントツーリズムは

2022年12月6日(火) 配信

美の迷宮の扉を開く

 その小さなミュージアムは街外れにあった。かつて、美術館やミュージアムは都心や駅前にあるべし、さもなければ閑古鳥の鳴く施設になってしまうと言われた。確かに行政が市の文化政策として国費を引っ張り出して建てたような館であれば市民から文句も出よう。しかし、この画家のために建てられた個人所有のミュージアム(三栖右嗣記念館)は、中心市街地と住宅地の狭間、川越氷川神社に隣接している。駅から距離感があるが徒歩は可能。

 三栖右嗣氏の夫人・尚子(しょうこ)さんとは、妻の友人を介して近しくなった。三栖画伯についてはワイエスの「クリスティーナの世界」に通底する愛と哀しみの端正な写実作家、といったイマージュしかなかった。しかし、愛と哀しみは混迷する現代社会の主題ではないか。作品を観てみたいという想いは募った。

 美術館は、ヤオコー社長の川野幸夫氏が、創業者である母親が三栖の作品「コスモス」に感動し購入したことをきっかけに、主要な油彩、リトグラフなどを収蔵して誕生した。設計は伊東豊雄、田の字型のプランを持つシンプルな1階建て。ラウンジは市民に開放されてコンサートにも使われ、コミュニティ拠点となっている。

 初秋、友人から「尚子さんから連絡があって、ご案内しますから記念館にどうぞ」と連絡があった。気功仲間9人が、週末の川越を遊歩。その日は市の市政100周年前日に当たり、蔵造りで有名な目抜き通りは観光客であふれていた。記念館はその喧騒からも離れて、静かに佇んでいる。

 尚子さんに案内され記念館の展示室に入る。最初の展示室に代表作が連なっている。「三栖」が内在させる多様性と作品間の重層的な意味が共創し、作家の思想の迷路を直感させる。籠に入れた「コスモス」の豊饒でしかも清楚な1枚、三栖自身の若き自画像、母親を描いたまさに赤裸々な2枚「老いる」と「生きる」。どう読み解いたらよいのか。輻輳する難問。隣室の入口脇に「爛漫」を見た。垂れる桜に母と子の命の交流が包まれる。「コスモス」とは「宇宙」のメタファーである、と不意に想った。三栖は、その壮大なドラマを宇宙の連続性(生命)として描こうとしている。彼を巡ることは宇宙を旅することに同義だ。

 宇宙は「無」から始まり、「無」に帰る。しかしそこには実在としての「命」があり、無意識の発揚が「物語」を生む。「物語」とは人の「生きよう」だ。次回訪問は行き帰り歩きながら思念しよう、と駅まで送ってくれる尚子さんの車に乗り込んだ。

コラムニスト紹介

望月 照彦 氏

エッセイスト 望月 照彦 氏

若き時代、童話創作とコピーライターで糊口を凌ぎ、ベンチャー企業を複数起業した。その数奇な経験を評価され、先達・中村秀一郎先生に多摩大学教授に推薦される。現在、鎌倉極楽寺に、人類の未来を俯瞰する『構想博物館』を創設し運営する。人間と社会を見据える旅を重ね『旅と構想』など複数著す。

 

【精神性の高い旅~巡礼・あなただけの心の旅〈道〉100選】-その20-木曾三社神社(群馬県渋川市) 石段を下った先に別世界 義仲の遺臣たちの想いに触れる

2022年12月6日(火) 配信

 

 前回紹介した渋川八幡宮宮司の小野善一郎さんから近隣にすごい神社があるとご紹介いただいたのが、同じ渋川市にある木曾三社神社である。

 

 木曾とは、ご想像通り木曾義仲のことなのだが、なぜ群馬県渋川市に木曾氏ゆかりの神社が存在するのか不思議に思われることだろう。

 

 

 木曾義仲が近江国粟津で源義経に討たれたのち、その遺臣たちは、木曾の谷に戻って身を隠していた。しかし、源頼朝の詮議が厳しくなってきたので、木曾は安全な隠れ場所ではなくなった。

 

 このとき、木曾一族が篤く信仰していた神社の神官であった高梨南学院という人が、3夜続けて不思議な夢を見たという。それは早くこの神を東の方の安全な地に遷せよという御神託だった。

 

 そこで遺臣たちが相談した結果、岡田・沙田・阿礼の3神社の御神体を七重の箱におさめて東国へと旅立つこととなった。もともと木曾義仲は現在の埼玉県比企郡嵐山町あたりの生まれと言われているので、その地まで向かおうとしたのではなかろうかと推測されている。

 

 今井氏、高梨氏、根井氏、楯氏、町田氏、小野沢氏、萩原氏、望月氏、串渕氏、諸田氏といった遺臣たちは、碓氷峠を越えて利根川の辺までたどり着いたとき、ある平和な村を見つけた。そこに神をまつろうとすると、土地の人が怪しんで「その箱は何か」と尋ねると「ただの箱だ」と答えた。そのことから、その地は箱田という地名が付いた。

 

 神の御告はさらに今一度ここを立ち去るようにと下ったので、また人々は旅に出た。半日歩くと、利根川東岸の山中のある清い泉の所に着いた。ここで一行は御神体の箱を石の上に降ろして休憩した。またここでもこの箱はなにか問われたが、ここでも、「ただの箱だ」と答えた。再び出掛けようとすると箱は石に固くくっついて動かなくなってしまった。

 

 これは何か意味があると考えて、その場所に御神体をお祀りしたのが、この木曾三社神社となった。ちなみに、この木曾三社神社の住所を見ると下箱田1番地となっていて、ここも箱田という地名が付いている。平安末期の伝説が現在の地名にも残っているのが興味深い。

 

 木曾三社神社の宮司さんは今井さんと言い、もちろんこの遺臣の今井氏の末裔である。近くに一本松根井家という食堂があるのだが、ここは、ともにこの地までやってきた遺臣根井氏の末裔が経営しているとのことである。1千年近い歴史がこうやって地元にしっかりと根差していることに驚きを感じる。

木曾三社神社は本殿まで石段を下っていく

 

 一般的な神社は、本殿は高いところにあり、参道はそこに向かって上っていくことが多いが、この木曾三社神社は本殿まで石段を下っていく。石段を下ったその先には、本殿、拝殿とともに、湧玉と銘打たれた湧水地や清水が美しい滝をなしている旭の滝があり、その清らかな水が小川をなし、湿地帯をなして、そこには漢方薬に使用されるセキショウの群生が見られる。なるほど、ここだけ別世界に紛れ込んできたような印象だ。

 

清らかな水が小川をなし、別世界のよう

 

 ここの水は清らかでやわらかい。ここだけ標高が低くなっている不思議な地形をしているその土地に、そこかしこと清らかな水が流れ、池をのぞいてみると細かい砂を巻き上げながら清水が湧いているようすを静かにじっと見ていると、身も心も祓われる思いだ。拝殿の前面には大きくしっかりとした字体で、「瀧之宮」の額が掲げられているのも頷ける。

 

 幕末から明治の官僚及び政治家の黒田清綱がこの地を訪ねて詠んだ歌が残されている。

 

 みやしろのみかきのうちにわく水の清きや神のこころなるらん

 

旅人・執筆 島川 崇
神奈川大学国際日本学部国際文化交流学科教授。2019年「精神性の高い観光研究部会」創設メンバーの1人。

マスクフリーで滞在可能に(星野リゾート BEB5沖縄瀬良垣)「屋内外区切りなく十分換気できる」

2022年12月5日(月)  配信

屋内外に跨る共用スペースTAMARIBA

 星野リゾート(星野佳路代表)が運営する「BEB5沖縄瀬良垣」(沖縄県・恩納村)は12月1日(木)から、マスクフリーでの滞在を可能とした。屋内外が区切りなくつながっていることから、十分に換気できると判断した。さらに1年中温暖であるため、寒さを我慢することなく、扉や窓を開けていられるという。一方、着用して過ごすこともできる。

 マスクを外せるエリアは5カ所。このうち、TAMARIBAは屋内外に跨る共用スペースとして、大小さまざまなクッションでくつろぐことができる。半屋外にあるため、各階の廊下も対象にした。また、大きな窓で換気できるカフェゾーンも含めている。

 星野リゾートは「3密回避や、新しいビュッフェスタイルの実施などのコロナ対策は進化させている。これからも安心して過ごしてもらえるように、取り組みを推進していく」とした。

三陸復興国立公園協会、今夏就航した「宮古うみねこ丸」など最新情報PR

2022年12月5日(月) 配信

観光キャラバン隊が12月2日、旅行新聞を訪問

 青森県八戸市から宮城県石巻市までの沿岸自治体などで構成する三陸復興国立公園協会(事務局・岩手県宮古市)はこのほど、東京都内の旅行会社やメディアを回り、それぞれの観光素材を説明した。

 12月2日(金)には、岩手県宮古市の関係者が本紙東京本社を訪れ、冬のイベントと、新たに今夏就航した「宮古うみねこ丸」を説明した。

 冬のイベントでは田老鮭・あわびまつり(11月20日)、宮古鮭まつり(12月4日)、宮古真鱈まつり(23年1月22日)、早採りわかめ「春いちばん」まつり(2月5日)、宮古毛ガニまつり(3月12日)の5つのまつりを合わせて「みやこ冬のイベントプレゼントキャンペーン」を展開。抽選で宮古市内の宿泊施設(宿泊施設の指定はできない)ペア宿泊券2万円分10人や商品券3000円分20人に当たる(当選人数は5つのまつり合計)というもの。応募は各会場で配布する応募券を応募箱に入れるだけ。当選者に直接発送する。

 宮古うみねこ丸は昨年運航を終了した、みやこ浄土ヶ浜遊覧船に変わるものとして市が建造。運航は岩手県北自動車。

 船は横波に強い双胴船で定員80人。船内では三陸ジオパーク・ジオガイドが見どころなどを紹介する。ウミネコの餌付け体験(エサ代200円)もできる。

発着場所は既存の浄土ヶ浜と今回県が整備したシートピアなあど近くの出崎ふ頭。運航本数は11月~1月9日は1日5便。それ以外は1日7便(冬季は整備運休など特別ダイヤあり)。火曜日は運休。なお、団体貸切り用の臨時便は要相談。料金は湾内遊覧大人1500円、子供750円。